モルゲンロット、九州でコンテナ型AIデータセンターを構築完了
〜ミライト・ワンと連携。NVIDIA GPU 60基が稼働開始〜
生成AI時代を支えるコンピューティングパワーのインフラストラクチャーソリューションを提供するモルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:中村 昌道、以下モルゲンロット)は、株式会社ミライト・ワン(本社:東京都江東区、代表取締役社長 共同CEO 兼 COO:菅原 英宗、以下ミライト・ワン)と共同で、九州エリアでのコンテナ型AIデータセンター構築を完了し、稼働開始したことをお知らせします。

本コンテナ型AIデータセンターは、太陽光発電設備を活用して、再生可能エネルギー由来のデータセンターとして運営されます。これは再生可能エネルギーの地産地消により、社会的課題である脱炭素を推進すると共に、生成AI利用等の増加とともに急増するデータセンターへの需要に応えるものです。また、本コンテナ型AIデータセンターには、NVIDIA HGX H100ならびにNVIDIA L40Sが導入され、合計60基のGPUが稼働開始しています。
本コンテナ型AIデータセンターの開設にあたり、モルゲンロットは社会インフラ構築事業大手のミライト・ワンと連携し、両社の強みを生かして初期の導入コンサルティングから設計・構築、最終的な運用開始に至る全工程を担いました。
コンテナ型AIデータセンター構築における両社の役割
<モルゲンロットの役割>
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導入コンサルティング
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GPUサーバー(NVIDIA HGX H100、L40S)の設計・調達
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管理サーバー、ストレージサーバー、ネットワークスイッチの設計・調達
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GPUサーバーの接続試験
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MORGENROT®︎ Cloud Bouquetを使用したクラウドサービスの設計・導入
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GPUサーバーの仮想化、およびクラウドサービスの接続・検証
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GPUサーバー、およびIT機器の監視・運用・保守
<ミライト・ワンの役割>
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コンテナ型データセンターの設計、組み上げ、施工
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コンテナ型データセンターの空調設計、空調機器調達・施工、空調試験
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サーバーラック、および関連機器の取り付け・接続・試験
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ファシリティ工事の設計・施工
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コンテナ、および関連機器の監視・運用・保守
また、モルゲンロットとミライト・ワンは2025年3月に業務提携を行い、「ミライト・ワン コンテナDCワンストップソリューション」を提供開始し、コンテナ型AIデータセンターの設計・施工から運用・保守までを一貫して提供するワンストップサービスとして強化を図っています。
モルゲンロットは、コンテナ型AIデータセンターの構築だけでなく、その技術力と知見でGPUサーバーを仮想化して、分割した計算リソースをさまざまな利用者へ提供可能にするクラウドサービス化まで行えることが強みです。
<モルゲンロットのコンテナ型AIデータセンターソリューション 概要図>

今後の展望
モルゲンロットは、これまでのコンテナ型AIデータセンターに関する豊富な実績をもとに、国内ならびに海外に向けてコンテナ型AIデータセンターソリューションの提供と拡大を強化し、社会の発展に必要な計算リソース需要に応えると共に、電力の効率化や再生可能エネルギーのさらなる利活用などにも積極的に取り組んでまいります。
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<モルゲンロットについて>
「必要な時に必要な分だけ計算力にアクセスできる世界を実現する。」をミッションに掲げ、企業の計算リソースの可視化・管理・最適化の実現、計算力のシェアリングにより、最適な計算環境の提供を目指す日本発のスタートアップ企業です。企業や研究機関などにおいてイノベーションのための計算力に対する需要が増大しており、今後更に計算力の不足が深刻化していくと予想されています。当社は企業などが有する計算力の適切な管理を実現するとともに、計算力のシェアリングエコノミーモデルの確立により計算力不足という課題解決に取り組んでいます。
会社名:モルゲンロット株式会社
所在地:東京都千代田区麹町4-4-3 ピネックス麹町6階
代表者:代表取締役CEO 中村 昌道
設立:2019年4月
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