【登壇レポート】豊橋商工会議所主催の「AI資本経営」の講演会に登壇参加者約250名の88%が50名以下企業と、地方中小企業における生成AI活用ニーズの高さを実感
〜参加者アンケートでは7割越えの企業が「IT/DX専任者不在」、一方で62.7%がAI導入に「取り組みたい」と回答し、自走支援の重要性が浮き彫りに〜
ホリエモンAI学校株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:荒木 賢二郎、以下「ホリエモンAI学校」)は、2025年11月7日(金)、豊橋商工会議所(愛知県豊橋市)にて開催された豊橋商工会議所青年部 研鑽委員会主催の講演会およびワークショップに登壇いたしました。愛知県豊橋市の経営者・管理職を中心に約250名が参加した当講演会の様子や、参加者へ回答いただいたアンケート調査の結果を報告いたします。

■登壇レポート
当講演は、二部構成で実施。前半では、地方企業が抱える慢性的な人材不足という課題に対し、AIをいかに経営戦略に取り入れ、実務に活用することで利益を増やすか。「AI資本経営」をテーマに講演。後半では、実際の業務を想定したAI活用方法を、ワークショップ形式で共有しました。
・第1部講演:「人的資本経営からAI資本経営へ」
講演では、従来の「人材採用を前提とした経営」から、“AIを採用して成長する経営=AI資本経営” へ転換する重要性について解説しました。
地方企業では、経営者が複数の役割を兼任し、多忙によりAI導入に割く時間や人材が不足しがちな現状があります。その中で、AI活用は効率化のためだけでなく、地域企業が生き残り成長するための新たな経営戦略となり得ると指摘しました。
代表の荒木は講演内で次のように述べました。
「AIは脅威ではなく、正しく活用した企業にとっては大きなチャンスになる」
「AIを前提とした経営判断が、これからの競争力を決める」
参加者からは熱心なメモや質問が相次ぎ、会場には大きな関心が広がりました。
・第2部:業務別AIワークショップ
第2部では、以下の業務領域における具体的な生成AI活用法を実演しました。
・顧客対応 × 生成AI
・財務会計 × 生成AI
・営業 × 生成AI
・マーケティング × 生成AI
特に問い合わせデータの整理や商談プロセス自動化など、
専門的なプログラミング知識がなくても実務に活かせる内容が好評を得ました。
■参加者アンケート結果
・参加者属性データから見えた地方企業におけるAI導入の実態
参加者の属性データでは、従業員50名以下が88.1%、IT/DX専任者不在が71.6%という結果から、地方中小企業の多くが、社内に専門家がいない限られたリソースの中で、AI導入を模索している実態が明らかとなりました。(アンケート回答者ベース)

■ 業種構成
建設業:25.4%
製造業:16.4%
サービス業:13.4%
不動産:7.5%
専門サービス業:6%
コンサル業:6%
その他:25.3%
→建設業、製造業など、地域経済を支える実業の担い手が多数参加。

■ 従業員規模
1〜10名:58.2%
10〜50名:29.9%
50〜200名:9%
200名以上:2.9%
→「1〜10名」が約6割を占め、50名以下の企業が全体の88.1%。

■ IT・DX専任者の有無
IT/DX専任がいない:71.6%
兼任の担当がいる:22.4%
IT/DX専任がいる:6%
・AI活用に関する質問から見えた地方企業のAI導入課題と意欲
■ AI活用における現状の課題(複数回答)

■ AI導入に対する期待(複数回答)

■ 今後のAI導入に対する意欲

多くの企業が「何から始めればよいか分からない」という課題を抱える一方で、62.7%がAI導入に前向きな姿勢を示すなど、AI活用の伸びしろが大きいことが明らかになりました。アンケート結果からは、地方企業にとってAI導入は“まだ早い話”ではなく、すでに事業存続や生産性向上に直結する経営課題として捉えられていることがわかりました。
最大の障壁は「進め方」にあり、適切な支援があれば導入は大きく加速する可能性があります。
■参加者の声(一部抜粋)
「うまくやればめっちゃ稼げるという気の持ち方で変化に対応していく会社という意識も含めて会社全体で考えてみます。」(株式会社あいカンパニー・建設業/大見礼恵 様)
「AIを導入する必要性をひしひしと感じました。プロではない人でも導入、使用できることに魅力を感じました。」(社会保険労務士牧野事務所/牧野純也 様)
「NotebookLM初めて知りましたが、機密情報への安全面がわかり、今後業務で使っていきたいです。」(株式会社加藤解体工業/酒井梨帆 様)
「いかにAIと付き合うかという大きなテーマから目を背けてはいけないということを肌で感じることができた。」(株式会社丸大木工所・製造業/田中聡太 様)
「もっと細かいこと、自分の業務へどのように生かせるのか具体的に話を聞きたいと思った。
AIを早くから学び、取り入れることが今後の競争で生き残っていくには重要だと感じたのでAIのセミナーや講演などあれば積極的に参加したいと思った。」(内田建設/河合雅由 様)
■今後の展望:地方企業の「熱量」を力に変える伴走支援へ
今回の講演と調査を通じて、多くの地方企業ではDXを推進する担当者がいないことが明らかになりました。一方で、質疑応答やワークショップに積極的に取り組む参加者の姿勢からは「現状を変えたい」「AIという新しい武器を活用したい」という強い意欲が伝わってきました。さらに、ワークショップを通じて、生成AIは専門知識がなくても使えるという理解が、多くの参加者に広がっていることも感じました。
地方企業へのAI活用の課題はどのように導入を進めるかを明確にすることであり、導入プロセスさえ定まれば、現場でのAI活用に積極的な地方企業は大きく事業成長できる可能性があると実感しました。
ホリエモンAI学校は、こうした意欲ある地方企業の皆様と伴走するパートナーでありたいと考えています。 今回の豊橋市での知見を活かし、専門人材に依存せずとも現場主導で推進できる「実利重視のAI導入」を支援の軸に据え、地方企業がAIを武器に競争力を高め、事業成長を実現できるよう、全国規模での伴走支援を強化していく方針です。
■ホリエモンAI学校株式会社について
ホリエモンAI学校は、企業のAI活用DXを支援するDXコンサル企業です。社員をAI人材に変えるオンライン研修を中心に、コンサル、受託開発などを通じ、企業の生産性向上とデジタルトランスフォーメーションを推進します。
【会社概要】
企業名:ホリエモンAI学校株式会社
所在地:東京都新宿区新宿4-3-15 レイフラット新宿B棟3F
代表者:代表取締役CEO 荒木賢二郎
事業内容:オンライン研修、DXコンサルティング、AI人材育成事業
公式Webサイト:https://horiemon.ai/
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@horiemon_aischool
公式Instagram:https://www.instagram.com/horiemonai/
【講演・研修に関するお問い合わせ】
全国の業界団体・協会、企業様よりご相談を承っております。
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【本件に関するお問い合わせ】
ホリエモンAI学校株式会社 マーケティング部
E-Mail:ux@telewor.com
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