フレクト、リモートコミュニケーション分野における研究開発成果を一部公開
~Realtime AI Voice ChangerはGitHubのStar数が10,000超を達成~
フレクトは、企業、産業や社会の課題を先端テクノロジーで解決することを目指しています。「失敗を恐れず、新しい分野に挑戦する」という企業文化を活かし、まだ普及していない先端テクノロジーや、今後注目されうる分野について、積極的な研究開発を行っています。この度、研究開発の成果を皆様に広く知っていただくために、取り組みについて一部公開いたします。
(※研究開発の取り組みを紹介するウェブサイトはこちら https://rd.flect.co.jp/)
■リモートコミュニケーション分野の研究開発について
フレクトは、2020年以降、リモートコミュニケーション分野の研究開発に取り組んでまいりました。特に、AIを用いてリアルタイムに映像や音声を編集、変換することで、リモートコミュニケーションにおける表現力の向上とプライバシーの保護を実現する研究開発を進めています。具体的には、参加者を3次元のキャラクターに置き換える「3Dアバター技術」や、Webブラウザ上でも動作可能な軽量な「仮想背景処理技術」、フロントカメラが人を認識して自動追従する「センターフレーム機能」、気になる雑音を軽減する「ノイズリダクション」などの研究となります。いずれも高いレベルでの研究開発成果を出し、一定の評価を得ることが出来ています。
なお、過去には、“Amazon Chime SDK for JavaScript*1を使用して構築されたアプリケーションに録画機能を実装する方法”をAmazon Web Services, Inc.(以下、AWS)より招待を受けて、ゲストブログを執筆する機会もいただきました。日本国内企業がAWSのゲストブログを執筆するのは極めて稀なことで、フレクトへの評価の現れの一つとなっています。
*1:オンラインコミュニケーションを用いたアプリケーションを開発するためのSDK
■Realtime AI Voice Changer ”VC Client”がGitHubでStar数10,000超を達成
リモートコミュニケーション分野において、高い評価を得ている最近の事例として、Realtime AI Voice Changer ”VC Client”の研究開発が挙げられます。”VC Client”は、各種音声変換AIを用いてリアルタイム音声変換を行うためのクライアントソフトウェアです。OSS(オープンソースソフトウェア)として一部を一般公開しており、現在、GitHub上で評価の証となるStar数が10,000を超えて、高く評価されています。
近年、人の声については生体情報としてプライバシー保護や防犯対策の必要性が認識されており、これに対処するための技術として研究開発を進めています。また、プライバシー保護や防犯対策と同時に、聞き手にとって優れた音声体験を実現することも目指しています。具体的な活用イメージとしては、コールセンターにおける電話対応やインターフォンでの応答、デジタルサイネージのアバターなどへの活用を想定しています。なお、2023年5月9日に総理大臣官邸で行われた「AIに関する次世代リーダーとの車座対話」において紹介された、岸田総理大臣の声にリアルタイムで音声変換する技術にも”VC Client”が活用されています。
フレクトは、今後もこの分野の研究に注力すると共に、音声のプライバシー保護や防犯対策が求められる分野への社会実装を目指し、パートナーリングについても検討してまいります。
(※VC Clientに関するウェブサイトはこちら https://rd.flect.co.jp/aivoice )
【会社概要】
本社: 〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目1番1号 浜松町ビルディング11F
代表者: 代表取締役CEO 黒川 幸治
設立: 2005年8月
TEL: 03-5159-2090
事業内容:DX支援のプロフェッショナルサービス「クラウドインテグレーションサービス」、クルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウド「Cariot(キャリオット)サービス」を展開
企業サイト: https://www.flect.co.jp
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