AI導入成功の秘訣を公開。議事録作成時間を1/5に短縮した保険代理店の「AI定着術」とは

〜MAKOTO Prime、中小企業のAI活用を促進する導入事例インタビューを公開〜

株式会社MAKOTO Prime

株式会社MAKOTO Prime(本社:宮城県仙台市若林区、代表取締役:竹井 智宏)は、中小企業向け生成AIツール「カルクワークス」の導入企業である株式会社Miriz(本社:柴田郡大河原町、代表取締役:渡辺 和子)の常務執行役員:齋藤 孝明さまへのインタビュー記事を、当社公式noteにて公開したことをお知らせします。

多くの企業が直面する「AIを導入しても活用されない」という課題に対し、Miriz社がAIを組織文化として定着させ、議事録作成の関連作業時間を最大1/5に短縮するなど、具体的な業務改革を達成した「成功の秘訣」を詳細にレポートします。本記事は、AI活用に踏み出せない、あるいは成果が出ずに悩むすべての中小企業にとって、実践的な指針となるものです。

【公開記事】

「AIは魔法の杖ではない」―AI活用成功の秘訣は、業務のやり方を変える“覚悟”にあった。

URL: https://note.com/makoto_gp/n/nf6d11e5f7704


■背景:中小企業が直面する「AI導入の壁」

近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の切り札として生成AIへの期待が高まる一方、多くの企業、特にリソースの限られる中小企業では「ツールを導入したものの、使いこなせない」「一部の社員しか利用せず、組織全体に浸透しない」といった課題が顕在化しています。高価なツールを導入しても期待した投資対効果(ROI)が得られず、AI活用が形骸化してしまうケースは少なくありません。今回の導入企業であるMiriz社も、AIの可能性を信じつつも、この「導入の壁」をいかにして乗り越えるかが大きな挑戦でした。


■解決策:「カルクワークス」導入と業務変革による成果

Miriz社は、プロンプトの専門知識がなくても直感的に使える中小企業向け生成AIツール「カルクワークス」を導入。単にツールを提供するだけでなく、AIを業務プロセスに組み込むための変革を実行しました。その結果、目覚ましい成果を上げています。

・議事録作成の効率化: オンライン面談の録音データを「カルクワークス」が自動で文字起こし・要約・課題抽出することで、関連作業時間を従来の3分の1から5分の1へと大幅に短縮しました。

・新人教育の自律化: ロールプレイングの録音データをAIが客観的に分析し、フィードバックを抽出することで自己学習を支援。これにより、新人が自律的にPDCAを回す文化が醸成され、教育コストの削減にも繋がっています。

・業務改善の活性化: AIをアイデア出しの壁打ち相手としたり、資料の骨子作成を効率化したりすることで、資料作成に伴う心理的・時間的ハードルが大幅に低下し、社内からの提案の質と量が向上しています。


成功の秘訣:AIを組織に定着させる3つの「仕掛け」

Miriz社がAI導入を成功させた要因は、ツールの機能性だけではありません。インタビューでは、AIを組織文化として根付かせるための、以下の4つの具体的な「仕掛け」が明らかにされました。

1.文化の醸成: 社員からの質問にすぐ答えるのではなく、「まずカルクワークスに聞いてみたら?」と促すことを徹底。AIを第一の相談相手とする文化を意図的に作り上げました。

2.成功体験の共有: 「こんな風に使ったら良い回答が得られた」といった小さな成功体験を社内チャットで積極的に共有。成功事例が伝播し、他の社員の利用意欲を刺激しました。

3.業務プロセスの変革:  AIの導入と活用を前提とした業務プロセスを再構築。オンライン面談やロールプレイングの録音データをAIが分析し、議事録作成の効率化や新人教育の自律化を実現しました。これにより、社員がより付加価値の高い業務へ集中できる環境を整えました。


■株式会社MAKOTO Prime 代表取締役 竹井 智宏のコメント

「Miriz様の先進的な取り組みと、AI活用の素晴らしい成果に心から敬意を表します。今回の成功は、『AIは中小企業にとってこそ強力な武器になる』という私たちの信念を証明してくれました。齋藤様が語られた『AIは魔法の杖ではない』という言葉は、AI活用の本質を突いています。ツールを導入するだけでなく、それを使いこなすための組織文化や業務プロセスの変革にこそ、成功の鍵があります。 私たちは東日本大震災を機に創業し、東北の復興支援を通じて地方の中小企業が輝ける経営環境作りに一貫して取り組んでまいりました。その経験があるからこそ、Miriz様の成功は、まさに私たちが目指す未来そのものです。この事例が、AI導入に悩む多くの経営者様にとって、勇気と希望、そして具体的な一歩を踏み出すための道標となることを心から願っています。私たちはこれからも、単なるツール提供に留まらず、お客様の変革に寄り添う伴走者であり続けます。」


■今後の展望

MAKOTO Primeは、今回のMiriz社の事例で得た知見を基に、中小企業がよりスムーズにAI導入を成功させるためのサポート体制を一層強化してまいります。「カルクワークス」をはじめとする生成AIサービス群を通じて、今後も全国の中小企業の生産性向上と競争力強化に貢献し、「生成AIで中小企業を元気に、生成AIで地方を元気に」というビジョンの実現を加速させていきます。


■株式会社Mirizについて

株式会社Miriz(ミライズ)は、「地域の中小企業の発展と人々の豊かな未来に貢献する」ことを経営理念に掲げ、生命保険・損害保険を中心に事業を展開する総合保険代理店です。個人のお客様にはライフプランニングや資産形成の支援を、法人のお客様には事業保障や事業承継、福利厚生制度の構築など、幅広いリスクマネジメントサービスを提供。「未来図」をお聴きしてお客様の夢の実現やお金に関する不安解消を使命としています。また、「世の中に浸透してから使うのでは遅い」という経営方針のもと、生成AIツール「カルクワークス」をいち早く導入。顧客面談の記録作成や提案資料の作成、社内研修などに積極的に活用し、業務効率化と顧客価値のさらなる向上を実現しています。

社名:株式会社Miriz

所在地:〒989-1225 柴田郡大河原町字広表29-14

代表者:代表取締役 渡辺 和子

事業内容:生命保険・損害保険の募集に関する業務

URL:https://miriz.co.jp/


■株式会社MAKOTO Primeについて

社名:株式会社MAKOTO

本社:宮城県仙台市若林区清水小路6-1

代表:代表取締役 竹井智宏

事業内容:2011年東日本大震災を機に、東北の起業支援・中小企業支援を開始。東北復興&スタートアップエコシステム構築の中心的役割を担う。これまでファンド事業・地方創生事業などを立ち上げ、産学官金と広く連携しながら、一貫して地方企業が輝けるような経営環境作りを実施。現在は第二創業としてAI活用支援事業を立上げ。中小企業向け生成AIツール「カルクワークス」「カルクチャット」「カルクペーパー」を全国に展開。「生成AIで中小企業を元気に、生成AIで地方を元気に」を掲げて、より良い社会作りを目指している。

URL:https://makotoprime.com/


■本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社MAKOTO Prime 広報部

E-mail:info@makotoprime.com

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会社概要

株式会社MAKOTO Prime

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URL
https://makotoprime.com/
業種
サービス業
本社所在地
仙台市 若林区清水小路6-1
電話番号
022-352-8850
代表者名
竹井 智宏 
上場
未上場
資本金
-
設立
2011年07月