ー豊島とWWFジャパンがファッション業界のサステナブル世界標準推進のため、日系ファッション企業として初の連携ー「水スチュワードシップ」と「自然由来原料の調達」について目標設定の取り組みをスタート
豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)は、地球環境の保全とサステナブルなファッションの普及拡大に向けて、WWF(世界自然保護基金)ジャパンと協働の取り組みを開始することとなりました。WWFジャパンとの協働は、日系ファッション企業としては初となり、今後は水スチュワードシップと、サステナブル素材の調達を推進してまいります。
◆サステナブル世界標準における協働の背景・経緯
プラスチックごみに代表される環境汚染や、持続可能な開発目標(SDGs)への社会的関心が集まる中、ファッション業界においても持続可能な生産・消費への転換が課題となっています。
豊島は、アパレル生地・原料の取引や最終製品の企画など総合的に事業を展開し、環境負荷を軽減する天然繊維を取扱ってきました。また、国内最大級のオーガニックコットン普及プロジェクト「オーガビッツ」や廃棄食料を再活用するフードテキスタイルなど、継続的にサステナブルなプロジェクトを展開してまいりました。この様に豊島は、長年にわたり持続可能な経営に取り組んでまいりました。
WWFジャパンは世界100か国以上で活動する環境保全団体です。森や海などの自然環境の保全、自然資源の持続可能な利用などを目指したプロジェクトを世界で展開しています。このたび、豊島とWWFジャパンは、繊維業界におけるサステナブルな世界標準の推進を協働していくこととなりました。
今後はファッション業界全体への普及を目的として、WWFジャパンの豊富な実績と知見の裏付けを元に、水の使用状況の改善、サステナブル素材の調達を強化してまいります。
具体的には繊維業界の環境負荷の高い水に関する 1.『水スチュワードシップ』の推進と、2.持続可能な繊維素材の調達に関する自社における改善目標の設定をWWFジャパンと協働して開始します。
また、サステナブル素材としての条件を満たすファッション製品の拡大のため、WWFジャパンと豊島で複数のファッションブランドを巻き込んでのプロジェクト、イベントなどを実施してまいります。
◆協働して取り組む内容について
1.水スチュワードシップに関する取り組みについて
達成目標年度を設定し、「水の利用、化学物質の利用、排水」の水リスク課題について、豊島社内、製造委託先、パートナー企業と共有・把握し、協働して改善活動を推進します。現状では以下を計画しています。①豊島社内で実施する啓発セミナー、②該当工場へのアンケートの順次実施、③環境負荷の実態把握調査、④改善活動計画を作成します。
2.自然由来原料に関する取り組みについて
製品や付属する資材に使用する自然由来材料につき、トレーサビリティがとれている、かつサステナブルな認証が得られた素材の調達に関する目標を掲げ、サプライチェーン全体での取り組みおよび普及啓発活動を継続的に行います。
かかわる人達一人ひとりが自分の意志(WILL)のもとにファッション素材が地球環境に与える影響を大切にして行動します
MISSION:達成するための手段
豊島は繊維素材が地球環境に与える影響を配慮し、オーガニック栽培やリサイクル技術などにより持続可能な素材を追求します
消費者の皆様がサステナブルな素材を使ったファッション製品を買うことで「地球環境の保護に貢献できている」という意識を持っていただける機会を生みだします
VALUE:提供する価値
企業と個人が製品を通じて持続的な地球の環境保護に貢献します
◆注力素材・製品について
①トルコオーガニックコットン
生産者の顔が分かるトレーサビリティーを実現したトルコオーガニックコットン。
レーザー加工やオゾンウォッシュにより、水の使用量を約67%カット。
ファスナーテープなどの副資材にも再生ポリエステルを使用しています。
TENCEL™及びテンセル™は Lenzing AG の商標です。
持続可能な林業の樹木パルプのみを使用した再生セルロース繊維です。
再生ポリエステルを30%以上使用。
使用後のペットボトルや紡績工程の廃棄物を含む高品質な100%リサイクル素材です。
wondershapeの機能はそのままに、サステナブル原料を使用したシリーズ。
独自のニッティング技術により型くずれしにくく、優れた伸縮回復性を実現しています。
丸八真綿と豊島独自の取り組み。
リサイクルダウンを新羽毛とMIXしてふたたび製品化するプロジェクト。
日本環境設計とのパートナーシップにより不要な繊維製品から再生ポリエステルを生産し、
新たな服を作る取り組みです。
日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクト。
14年間活動を継続しており、2020年には15周年を迎えます。
ファッション業界から食品廃棄物を考え、再活用するプロジェクト。
◆WWF(World Wide Fund for Nature)について
◆豊島について
“江戸時代に創業、繊維原料から製品まですべてを手掛ける”
1841年に創業。綿花商を祖業として、初代豊島半七が「綿屋半七」の屋号で、愛知県一宮市に繊維問屋を起こしたのが、豊島株式会社の始まりです。
170年以上の歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地からの原料、糸・生地の買い付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛け、日本ファッション産業のあらゆる過程において、総合的に事業を展開しています。
・創業:1841年
・代表:代表取締役社長 豊島 半七
・事業内容:各種繊維品の卸売、輸出入及び三国間貿易など
(綿花・羊毛等の素材、原糸、テキスタイル、製品など)
・本社:名古屋本社 愛知県名古屋市中区錦二丁目15番15号
東京本社 東京都千代田区神田岩本町2番1
・海外事業所:14カ所・公式HP: https://www.toyoshima.co.jp/
◆サステナブル世界標準における協働の背景・経緯
プラスチックごみに代表される環境汚染や、持続可能な開発目標(SDGs)への社会的関心が集まる中、ファッション業界においても持続可能な生産・消費への転換が課題となっています。
豊島は、アパレル生地・原料の取引や最終製品の企画など総合的に事業を展開し、環境負荷を軽減する天然繊維を取扱ってきました。また、国内最大級のオーガニックコットン普及プロジェクト「オーガビッツ」や廃棄食料を再活用するフードテキスタイルなど、継続的にサステナブルなプロジェクトを展開してまいりました。この様に豊島は、長年にわたり持続可能な経営に取り組んでまいりました。
WWFジャパンは世界100か国以上で活動する環境保全団体です。森や海などの自然環境の保全、自然資源の持続可能な利用などを目指したプロジェクトを世界で展開しています。このたび、豊島とWWFジャパンは、繊維業界におけるサステナブルな世界標準の推進を協働していくこととなりました。
今後はファッション業界全体への普及を目的として、WWFジャパンの豊富な実績と知見の裏付けを元に、水の使用状況の改善、サステナブル素材の調達を強化してまいります。
具体的には繊維業界の環境負荷の高い水に関する 1.『水スチュワードシップ』の推進と、2.持続可能な繊維素材の調達に関する自社における改善目標の設定をWWFジャパンと協働して開始します。
また、サステナブル素材としての条件を満たすファッション製品の拡大のため、WWFジャパンと豊島で複数のファッションブランドを巻き込んでのプロジェクト、イベントなどを実施してまいります。
◆協働して取り組む内容について
1.水スチュワードシップに関する取り組みについて
達成目標年度を設定し、「水の利用、化学物質の利用、排水」の水リスク課題について、豊島社内、製造委託先、パートナー企業と共有・把握し、協働して改善活動を推進します。現状では以下を計画しています。①豊島社内で実施する啓発セミナー、②該当工場へのアンケートの順次実施、③環境負荷の実態把握調査、④改善活動計画を作成します。
2.自然由来原料に関する取り組みについて
製品や付属する資材に使用する自然由来材料につき、トレーサビリティがとれている、かつサステナブルな認証が得られた素材の調達に関する目標を掲げ、サプライチェーン全体での取り組みおよび普及啓発活動を継続的に行います。
「MY WILL(マイウィル)」は、豊島株式会社の素材づくりに対するサステナブルな姿勢をあらわすステートメントです。この度、当社のサステナブルに対する姿勢をあらわしたステートメント「MY WILL」のもと、地球環境の保全と持続可能なファッション事業の拡大に向けて、サステナブルな素材・製品事業の強化を進めてまいります。
VISION:MY WILL の目指す姿
かかわる人達一人ひとりが自分の意志(WILL)のもとにファッション素材が地球環境に与える影響を大切にして行動します
MISSION:達成するための手段
豊島は繊維素材が地球環境に与える影響を配慮し、オーガニック栽培やリサイクル技術などにより持続可能な素材を追求します
消費者の皆様がサステナブルな素材を使ったファッション製品を買うことで「地球環境の保護に貢献できている」という意識を持っていただける機会を生みだします
VALUE:提供する価値
企業と個人が製品を通じて持続的な地球の環境保護に貢献します
◆注力素材・製品について
①トルコオーガニックコットン
生産者の顔が分かるトレーサビリティーを実現したトルコオーガニックコットン。
② サステナブルデニム
レーザー加工やオゾンウォッシュにより、水の使用量を約67%カット。
ファスナーテープなどの副資材にも再生ポリエステルを使用しています。
③テンセル™
TENCEL™及びテンセル™は Lenzing AG の商標です。
持続可能な林業の樹木パルプのみを使用した再生セルロース繊維です。
④PBR(Pet Bottle Recycling)
再生ポリエステルを30%以上使用。
使用後のペットボトルや紡績工程の廃棄物を含む高品質な100%リサイクル素材です。
⑤wonder shape GREEN
wondershapeの機能はそのままに、サステナブル原料を使用したシリーズ。
独自のニッティング技術により型くずれしにくく、優れた伸縮回復性を実現しています。
⑥WILL CYCLE DOWN
丸八真綿と豊島独自の取り組み。
リサイクルダウンを新羽毛とMIXしてふたたび製品化するプロジェクト。
⑦BRING
日本環境設計とのパートナーシップにより不要な繊維製品から再生ポリエステルを生産し、
新たな服を作る取り組みです。
⑧オーガビッツ
日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクト。
14年間活動を継続しており、2020年には15周年を迎えます。
⑨FOOD TEXTILE《業界横断》
ファッション業界から食品廃棄物を考え、再活用するプロジェクト。
今後も原料生産地・素材、製造、販売・回収まで様々な段階で持続可能な事業を展開することで、従来の繊維商社のビジネスにとどまらない、新たな価値を提供すると同時に、サステナブルな企業活動を展開し、地球環境の保全とサステナブルファッションの普及に貢献してまいります。
◆WWF(World Wide Fund for Nature)について
1961年にスイスで設立された環境保全団体です。人と自然が調和して生きられる未来を築くため、現在100カ国以上で、希少な野生生物の保護や、森や海などの自然環境の保全、自然資源の持続可能な利用、地球温暖化の防止などを目指したプロジェクトを展開しています。 https://www.wwf.or.jp/
◆豊島について
“江戸時代に創業、繊維原料から製品まですべてを手掛ける”
1841年に創業。綿花商を祖業として、初代豊島半七が「綿屋半七」の屋号で、愛知県一宮市に繊維問屋を起こしたのが、豊島株式会社の始まりです。
170年以上の歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地からの原料、糸・生地の買い付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛け、日本ファッション産業のあらゆる過程において、総合的に事業を展開しています。
会社概要
・創業:1841年
・代表:代表取締役社長 豊島 半七
・事業内容:各種繊維品の卸売、輸出入及び三国間貿易など
(綿花・羊毛等の素材、原糸、テキスタイル、製品など)
・本社:名古屋本社 愛知県名古屋市中区錦二丁目15番15号
東京本社 東京都千代田区神田岩本町2番1
・海外事業所:14カ所・公式HP: https://www.toyoshima.co.jp/
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