メンテック、全社的なAI人材育成を継続実施、主力製品強化

AI搭載システム「SmartPapyrus®」の高度化で製紙業界のDXを推進

株式会社メンテック（以下メンテック、本社：東京都千代田区丸の内、富士事業所（技術開発センター）：静岡県富士市　代表取締役社長　関谷 宏）はスキルアップAI株式会社（以下スキルアップAI、東京都千代田区、代表取締役　田原 眞一）の支援を受け、製紙プロセスにおけるAI導入を推進できる人材を育成し、製紙現場でのDXに向けて継続的に取り組んでいきます。

　メンテックとスキルアップAIは、2021年度より全社的にAI研修を行い、職種に関わらず、お客様に新しい価値を提案・提供できる基盤整備を行っています。研修は2022年度も継続して実施し、社内のAI力をさらに向上させます。
　メンテックでは製紙プロセス最適化システム「SmartPapyrus®（スマートパピルス）」を2021年度から発売開始しました。研修で培ったAIの知見を元に同システムのバージョンアップや個々のお客様に合わせたコンサルティングを強化します。

◆株式会社メンテック　代表取締役社長　関谷 宏 　コメント
　弊社は古紙由来の抄紙機の汚れを解決すべく、「薬品」「装置」「コンサルティング」を掛け合わせたソリューションを強みに、50年以上にわたりお客様とともに歩んでまいりました。次に挑戦するのは、IoTやAIによるBigData解析など、新しいテクノロジーを導入し、製紙現場の課題をDXで解決していくことです。
　AI技術を搭載した製紙プロセス最適化システム「SmartPapyrus®（スマートパピルス）」を国内のお客様に拡販することを中長期方針に掲げていますが、本システムの拡充を加速させていく中で、プロジェクトに関わる社員にはPoCからAIモデル構築までの一連の流れも理解してもらい、お客様のペインポイント（悩みの種）に対して適切な対応が出来る人材を育成することが急務だと考えていました。
　この度、縁あってスキルアップAI様のご協力を頂きながら人材育成を進められることを大変嬉しく思います。

◆スキルアップAI株式会社 代表取締役　田原 眞一　コメント
　この度、製紙業界でのコンサルティングやシステム開発等で長年の実績があるメンテック様のAI人材育成を支援でき大変嬉しく思います。
　製紙業界では作業の安全性や重労働、熟練技術者からの技術伝承、人手不足など様々な課題があることをお伺いしました。これらの課題をAI技術活用により乗り越え、生産性向上や働き方改革などまさにDXを実現しようとする同社のビジョンに大きく共感しました。
　スキルアップAIがこれまで培ってきたAI人材教育の知見を存分に提供し、同社および製紙業界の発展に貢献して参ります。


＜株式会社メンテック　AI人材育成プロジェクト　概要＞
◆目標
・今後注力するAIやDXについて社内で共通の認識を持ち、開発ベンダーとも同じレベルで議論できる力を付ける
・お客様の隠れたニーズを認識し、AI技術を通して課題解決できるコンサルティング力を向上させる

◆計画
2021年度の全社的なAI研修を皮切りに、2022年度以降も継続的に実施。

◆特徴
・技術職だけでなく営業職も含めて全社的な研修を実施
・モチベーションを高めるために受講環境を徹底して整備

◆詳細
研修の詳細は次のページでもご覧になれます。
https://www.skillupai.com/private-training/success_stories/maintech/


＜SmartPapyrus®（スマートパピルス）　製品概要＞
　製紙現場での属人化した様々なプロセスを、誰でも定量的に判断できるようにするために、製紙現場における作業工程を見える化・自動化し、作業効率と生産性を大幅にアップさせます。
　2022年に発売したバージョンでは、ディープラーニングを用いた画像分類により、ベテラン作業員のカン・コツを組み込んだAIを作成し、その推論結果をもとに操業を支援するシステムとなっています。
　本製品により、製紙現場の生産性低下につながる課題の解決や、危険箇所、過酷な場所での作業負担軽減・若年者不足や熟練工の引退による技術伝承問題・工場存続も危惧される人手不足問題など製紙業界の経営全体に貢献するものとなっています。
▼SmartPapyrus®概要についてはこちら▼
https://www.maintech.co.jp/solution/smartpapyrus/index.html