バイオマス由来のガスバリア材〈PLANTIC®〉がみかん箱に初採用
~段ボール箱でもフレッシュな香りが長持ち、青果の高付加価値化・ブランド化に貢献~
株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)のバイオマス由来のガスバリア材〈PLANTIC ®〉が、石丸農園(愛媛県松山市)のみかん用段ボール箱に採用されました。〈PLANTIC〉が段ボール箱に採用されるのは初めてです。みかんのフレッシュで濃い香りを保持できる点が、みかんの高付加価値化やブランド化につながると期待され、採用につながりました。


〈PLANTIC〉を使用した段ボールの特長
・段ボールライナー※1の内側中間層に〈PLANTIC〉を採用し高い気密性を実現
・青果の呼吸を妨げることなく香りを保持し、外部からの匂い移りも防止。長距離輸送や混載にも好適
・主成分がでんぷん質のため紙との相性がよく、使用後の段ボールはそのままリサイクル可能
※1 段ボールの表面や裏面に貼られているボール紙
石丸農園 石丸社長のコメント
〈PLANTIC〉を使用した段ボールは高いガスバリア性によって、愛媛県のみかんに新たな付加価値を加えることができると期待しております。特に香りの観点ではみかんの濃い香りを保持し、愛媛県のみかんへ新たな特長を加えることができると思っています。今後、全国で愛媛県のみかんブランドの認知を広めて行くに当たって、引き続き株式会社クラレとの取り組みを強化して行きたいと考えております。
【石丸農園 概要】
代表者 :石丸 智仁
所在地 :愛媛県松山市権現町157
事業内容 :柑橘の栽培及び販売
◆バイオマス由来のガスバリア材〈PLANTIC〉について
〈PLANTIC〉は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材です。優れたガスバリア性により食品の品質保持や消費・賞味期限の延長へ貢献します。加えて、水溶性で紙のリパルプ性を阻害せず、土中生分解性(TUV Austria OK compost HOMEマーク取得)を持つなどの特長があり、サステナブルな素材として採用が進んでいます。(一般社団法人日本有機資源協会「バイオマスマーク認定」取得)
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