第5回アカウンティングコンペティション 実証研究分野でW受賞 経営学部中島ゼミ「チームC」が「最優秀賞」と「学生最多得点賞」
~“建設業と小売業におけるテキスト・マイニング分析による不正検出の可否”を発表~
文京学院大学(学長:櫻井隆)は、2020年12月13日に開催された、会計分野における大学生の研究発表大会である“第5回アカウンティングコンペティション”の実証研究分野にて、経営学部中島真澄教授のゼミ生が3チームに分かれて参加し、「チームC」が最優秀賞を獲得したことをお知らせします。また、参加学生が評価する学生最多得点賞も受賞いたしました。
- アカウンティングコンペティション 概要
会計学を専門とする経営学部中島教授のゼミナールに所属する2年生の「チームC」の能勢優花さんと氏家弘海さんが発表した「テキスト・マイニング分析によって不正を検出することが可能か:建設業と小売業の実証研究」が、実証研究分野で最優秀賞と、参加学生が評価する学生最多得点賞を受賞いたしました。
- 最優秀賞を受賞した「チームC」の研究内容について
本研究では、日本の不正関与企業のMD&A情報にテキスト・マイニング分析を実施して不正発覚前後に差異があるかどうかの観察を通して会計不正の検出可能性を検証。本分析の結果、建設業および小売業サンプル共に、不正発覚前後で共起ネットワークと対応分析結果に差異が観察できた。すなわち、不正実行中は、経営者は不正を隠ぺいするために論理的な説明ができなくなり、結果的に支離滅裂な文章となっていることがわかった。これにより、不正実行中のMD&A情報は、言語上論理破綻したものとなっていることから、不正を検出できる可能性があるのではないかと結論づけた。
◆受賞した学生からのコメント
経営学部2年 能勢「2年生2人で研究を進めていく上で不安なことばかりでしたが、中島先生と先輩方のご指導とサポートのおかげで名誉ある賞をいただくことができました。このような経験を生かして今後の研究へと繋げてまいりたいです。」
経営学部2年 氏家「毎日の研究の成果を出せたと思います。チームは2人でしたが、他のゼミ生や先生の協力があったからこその最優秀賞であると考えています。この結果に甘んじることなく、これからも努力していきたいです。」
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