【若年層350名を対象】縦型動画に関する調査を公開!縦型動画を見て購買行動する分野、女性1位はコスメ・美容。男性1位は芸能・エンタメ。
縦型ショート動画の利用実態と購買との関係性とは?
株式会社FinT(本社:東京都目黒区、代表取締役:大槻祐依)は、15歳〜29歳までの若年層350名を対象に、縦型動画に関する利用実態や購買との関係性についての調査を、2022年10月21日-10月24日に実施いたしました。
縦向きスワイプで片手視聴できる、短尺でタイムパフォーマンスが高い、と言われている「縦型動画」ですが、TikTokやYouTube Shorts、Instagram Reels(以下、リールとする)を始めとし、今やSNSの中心となりつつあります。
今回、株式会社FinT(https://fint.co.jp/)では、15歳〜29歳の若年層350名に縦型動画について調査したところ、各SNS媒体別の利用状況や、商材・サービスの購買行動との相関性についてわかってきました。
引き続き縦型動画の利用が高まる中で、各業界・企業はユーザーが縦型動画を通じて購入または行動に移るきっかけを理解することで、縦型動画の導入や制作の創意工夫を検討していただけると思います。
- サマリ
●「各SNS媒体の媒体の縦型ショート動画を1日平均どのくらい見る?」という質問では、TikTok・YouTube Shorts・Instagram リール全てにおいて、【5分未満の割合】が最も多い。
●「1日の中で最もよく閲覧する動画メディア(ショート動画に限らず)はどれ?」という質問においては、【YouTube】が40.3%と最も多く、次に【TikTok】が20%の結果に。
●「縦型ショート動画で最もよく見る分野は何?」という質問に対し、【芸能・エンタメ(アーティストなど)】が36.6%と最多の回答。
●「どの分野の縦型ショート動画を見て、実際に購買したことまたは行動したことがある?」という質問に対し、【コスメ・美容】が18.2%で最も多い結果に。
●「TikTok・YouTube Shorts・Instagram リールを見て、どういった企画であれば購買または行動したいと思う?」という質問では、【商品紹介の動画】を見てという回答が37.4%と最多。
●「TikTok・YouTube Shorts・Instagram リールを見て、購入または行動に至らない理由は?」という質問に対し、27.6%が【商材に興味がない】という理由で最も多い。
●「プロモーション目的の縦型ショート動画を見たことがある?」という質問では、37.9%が【見たことがある】、次に28.4%が【“プロモーション目的の動画”かわからない】という回答が多かった。
●「プロモーション目的の縦型ショート動画が流れてきた時、どのような行動を取る?」という質問に対し、【商品によっては見る】が最多の回答に。
- 縦型ショート動画で最もよく見る媒体は?
「縦型ショート動画を見る際に、最もよく使う媒体は下記のうちどれですか?」という質問に対し若年層350名の回答は、【YouTube Shorts】が34.9%で1位。次いで【TikTok】が33.5%の僅差で2位の結果に。
中でも、女性1位は40.3%が【TikTok】と回答している。また、【YouTube Shorts】は男女いずれも3割以上の得票で広く利用されていることがわかった。
- 各縦型ショート動画を1日平均どのくらい見る?
「各SNS媒体の縦型ショート動画を1日平均どのくらい見ますか?」という質問に対し、Q1でも利用率の高かった【TikTok】【YouTube Shorts】、【Instagram リール】にフォーカス。全体としていずれも【5分未満】の割合が最も多い結果に。
一方で【TikTok】の利用時間は、男女ともに他媒体と比較して最も長く、約4.5割が30分以上の閲覧をしていることがわかった。また男性の方が女性より、いずれの媒体も30分以上の利用率が高いこともわかった。
- 1日の中で最もよく見る動画メディアは?
「1日の中で、最もよく閲覧する動画メディアは何ですか?」という質問に対し、全体では【YouTube】が40.3%で1位。2位は20.0%で【TikTok】と回答。尚、ここでいうよく閲覧するとは、視聴時間ではなく、「アプリを開く」「スイッチオンにする」などを定義づけしている。
これらの結果より、Q1で質問した【YouTube Shorts】が最もよく見る縦型ショート動画として1位に挙げられたが、YouTubeを見る延長で見ている可能性が高いことがわかる。
また全体・男性の3位が【YouTube Shorts】に対し、女性3位は【Instagram リール】となっている。Q1の結果からもわかるように、女性はYouTubeは頻度高く見る一方で、YouTube Shortsを見ることは比較的少ない結果に。
- どの分野の縦型ショート動画をよく見る?
「どの分野の縦型ショート動画をよく見ますか?」という質問に対し、全体は1位【エンタメ・芸能】で21.2%、次いで2位が【コスメ・美容】で14.7%、3位が【食品・飲料】という結果に。
男女別に見ると、女性は1位【コスメ・美容】で20.2%、2位が【芸能・エンタメ】で16.9%、3位が【食品・飲料】で12.7%と、【コスメ・美容】が最も多く見られていた。男性は1位が【芸能・エンタメ】で27.5%、2位が【食品・飲料】で13.5%、3位が同率で【旅行】【ファッション】10.2%の結果に。女性1位の【コスメ・美容】がランクインしない代わりに、【旅行】【ファッション】への興味が高いことがわかった。
- どの分野の縦型ショート動画を見て購入または行動したことある?
「どの分野の縦型ショート動画を見て、実際に購買または行動したことがありますか?」という質問に対し、全体では1位が【美容・コスメ】18.2%の得票。続く2位が【食品・飲料】で16.5%、3位が同率で【旅行】【ファッション】10.9%という結果に。
女性は【美容・コスメ】が26.6%で購買行動したことがあり、圧倒的得票。美容・コスメ関連のコンテンツが多い上、動画でテクスチャやメイク方法などを見て検討し、購買に移ることが多いのだろう。
また、男性は1位が【芸能・エンタメ】という結果となり、アーティストグッズの購入や、ライブへ足を運ぶ、などのアクションが想定できる。
男女ともに2位となった【食品・飲料】も、商品紹介やレシピなどのコンテンツが増えている且つ比較的価格が低いため、購買へうつりやすい傾向にあることがわかる。
- TikTok,YouTube Shorts,Instagram リールを見て、どのような企画であれば購入したいと思う?
「TikTok,YouTube Shorts,Instagram リールを見て、どういった企画であれば、実際に購入または行動したいと思いますか?」という質問に対し、1位が【商品紹介を見て】24%、続く2位が【ライフハックなどの有益な動画を見て】14%、3位が同率で【好きなインフルエンサーが紹介している】【好きなブランド/商材の公式アカウントが紹介している】という結果に。
購入または行動に移る際には、より詳細かつ正確な商品の情報や有益な情報を得ることで、行動しやすくなることがわかります。また好きなインフルエンサーが紹介していることも、認知のきっかけ〜購買までうつりやすくなることがわかりました。
公式アカウントが運営する縦型ショート動画はまだ数として多くない中で、今後購買に繋がるフックとして利用できる可能性があります。
- TikTok,YouTube Shorts,Instagram リールを見て、購入または行動に至らない場合、どのような理由?
「TikTok,YouTube Shorts,Instagram リールを見て、購入または行動に至らない場合、何が理由になっていることが多いですか?」という質問に対し、1位が【商材に興味がない】で27.6%、2位は【情報の信頼性が低い】で19.9%、次いで3位が【価格帯が高い】で19.4%という結果に。
前問に購入または行動に至る理由の結果と関連があるように、商材への興味はもちろんですが、情報の信頼性を懸念する動きがあることがわかります。正確かつ有益な情報発信が重要となりそうです。また、価格帯が高い商材はやや購入に至りにくい傾向があることもわかりました
- “プロモーション目的の縦型ショート動画”を見たことある?
「“プロモーション目的の縦型ショート動画”が流れてきた時、どのように行動しますか?」という質問に対し、全体の1位が【見たことがある】で37.9%、続く2位は【“プロモーション目的の動画”かわからない】で28.4%、3位は【見たことがない】で17.2%の結果に。
【見たことがない】という結果が多い一方で、【わからない】【見たことがない】などという回答も多く、縦型ショート動画において、プロモーション目的という認識がやや薄いことがわかりました。
- “プロモーション目的の縦型ショート動画”が流れてきた時の行動は?
「“プロモーション目的の縦型ショート動画”が流れてきた時、どのように行動しますか?」という質問に対し、全体では【商品によっては見る】という回答が21.7%で1位に。
男女別に見ると、女性は【出演者によっては見る】という回答が23.1%で最多となり、配信者に大きく影響していることがわかります。一方で男性は【商品によっては見る】が21.9%と最多で、商材を理由に閲覧することがわかりました。
- まとめ
企業は今後縦型動画を利用してプロモーションや集客を行う際には、ユーザーに刺さる企画内容や、誰が紹介するのか、などの工夫をしていくことが重要となります。
- 調査概要
調査対象:15歳〜29歳の男女
調査方法:Webアンケート
調査人数:男性180名、女性170名の計350名(15-19歳:120名、20-29歳:230名)
調査エリア:関東
- 縦型動画に関するお問い合わせ
お問合せはこちら▼
https://fint.co.jp/service/contact
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【B:MING by BEAMS運営 株式会社BEAMS様導入事例】 支援後平均再生回数1万回越え!互いの強みを生かしたリールの共創とは
https://fint.co.jp/case/yJMzr_Yy
- 株式会社FinTについて
旅行、料理、ファッション、美容等の幅広い分野に渡って、累計150社以上のアカウントのマーケティング支援を実施(2022年4月時点)。SNS運用の設計から投稿、効果測定まで一貫したSNSマーケティングをサポートしています。
(2)女性向けSNSメディア「Sucle」の運営事業(https://fint.co.jp/sucle)
「きょうのわたし、愛しいわたし」をコンセプトに、ファッションやコスメなど、最新の「かわいい」トレンドを発信している総フォロワー90万人を超える女性向けSNSメディアです。現在はメディアとしての枠を超え、ユーザーの皆様の生活により深い価値提供ができるサービスとして進化しています。
Sucle Instagramアカウント:https://www.instagram.com/sucle_
(3)インフルエンサーマーケティング支援事業(https://fint.co.jp/influencermarketing)
累計数千万フォロワーをキャスティングし蓄積されたデータに基づき、インフルエンサーを活用したプロモーション企画からキャスディングまで幅広くサポートいたします。
会社名:株式会社FinT
代表者:大槻祐依
本社所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1丁目1-71 KN代官山 本館9階
会社サイト:https://fint.co.jp/
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