“公務員試験対策”はもういらない?民間企業への派遣研修、副業も後押しする京都府亀岡市が「人物重視」で採用します
従来の公務員のイメージを覆す、多様なキャリア形成とワークライフバランスを支援。環境先進都市・亀岡の未来を、共に創る仲間を募集します。ハード・ソフト両面から日々進化する亀岡市で働きませんか?

京都府亀岡市(市長:桂川孝裕)は、令和8年度採用予定の市職員採用試験の申込受付を、令和7年7月1日(火)から開始します。本市では、多様化する市民ニーズや複雑化する行政課題に的確に対応するため、令和4年度から「かめおか方式」を導入しています 。これは、応募者の経験や潜在能力といった人物面をより重視するものです。民間企業等で培った経験や、新しいことに挑戦したいという意欲を正当に評価し、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる組織を目指しています。
■「かめおか方式」であなたの個性を重視した選考を




令和4年度から導入している「かめおか方式」は、公務員試験対策の有無に関わらず、多様なバックグラウンドを持つ人が、市政に新しい風を吹き込む人材を積極的に採用したいという思いの表れです。
<かめおか方式の特徴>
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人物を最優先:最初に集団面接を実施し、対話を通じて受験者のポテンシャルや経験を評価します。
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受験しやすい筆記試験:2次試験の筆記は、従来の「教養試験」か、民間企業の採用で広く使われる「SPI3」かを選択できます。
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専門性を正当に評価:まちづくり技師(総合土木職)では、土木施工管理技士(1級または2級)資格を持つ方は筆記試験が免除されるなど、実務経験や専門性を高く評価します。
■働きやすさ重視!子育て世代に選ばれるまちで充実したワークライフバランスを

亀岡市は、JR京都駅から快速で約20分と京阪神からのアクセスが良好でありながら、豊かな自然に囲まれた住みやすい環境が魅力です。市では、職員が安心して長く働き続けられるよう、ワークライフバランスの実現に力を入れています。子育て世代の職員を応援する制度が充実しており、柔軟な働き方ができます。
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男性の育児休業取得を促進し、男女が共に育児に参加できる環境づくり
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時間単位での年次有給休暇の取得
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子の看護等休暇等の特別休暇制度や育児短時間勤務等の育児環境に合わせた働き方も充実
子どもの急な発熱や学校行事などにも対応しやすく、仕事と家庭の両立を支援しています。
■多様なキャリア形成を支援
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副業の積極推進:
職員の地域貢献や自己成長を後押しするため、令和4年12月に副業の基準を拡大。市職員という立場を越えて、NPO法人などで専門性を活かして活躍できます。
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民間企業への派遣研修:
過去には株式会社博報堂やプロサッカークラブ「京都サンガF.C.」など、行政の枠を越えた民間企業への派遣研修を積極的に実施。最先端の現場で得た知識やスキルを得ることができます。
■私たちが求める人材

亀岡市は、変化を恐れず、新しい挑戦に意欲的に取り組む人材を求めています。
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市民の声に真摯に耳を傾け、地域の課題解決に貢献したい人
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「環境先進都市」としての誇りを持ち、持続可能なまちづくりに情熱を注げる人
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サンガスタジアムや有機農業、芸術文化など、多様な地域資源を活用したまちづくりに積極的に参画したい人
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ワークライフバランスを大切にしながら、仕事を通じて自己成長を実現したい人
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多様なバックグラウンドを持つ職員と共に、未来の亀岡市を創造していく意欲のある人
このような熱い思いを持つ方を心からお待ちしています。
■亀岡市長 桂川 孝裕からのメッセージ

亀岡市は、豊かな自然と歴史文化を礎に、未来に向けた新しい挑戦を続けています。この挑戦をさらに加速させるためには、行政の枠にとらわれない柔軟な発想と行動力、そして何よりも『亀岡をより良くしたい』という熱い情熱を持った仲間が必要です。『かめおか方式』は、そんな皆さんのポテンシャルを最大限に評価するための仕組みです。これまでのご経験を、ぜひ亀岡市の未来のために活かしてください。皆さんのご応募を心からお待ちしています。
■募集概要
(1) 試験区分・採用予定人数・受験資格年齢

試験区分 |
方式 |
採用予定人数 |
受験資格年齢 |
---|---|---|---|
事務(上級) |
かめおか方式 |
上級・初級で20名程度 |
20~35歳 |
事務(初級) |
一般方式 |
〃 |
18~21歳 |
まちづくり技師総合土木(上級) |
かめおか方式 |
上級・初級で5名程度 |
20~40歳 |
まちづくり技師総合土木(初級) |
一般方式 |
〃 |
18~21歳 |
保健師 |
かめおか方式 |
若干名 |
~40歳 |
保育士・幼稚園教諭 |
かめおか方式 |
5名程度 |
~40歳 |
(2) 申込受付期間
令和7年7月1日(火)~7月27日(日)
※原則インターネットからの申込のみ 。
(3) 試験実施予定日
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かめおか方式 1次試験(集団面接):
令和7年8月16日(土)または8月17日(日)
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かめおか方式 2次試験(筆記試験):
令和7年9月21日(日)
-
一般方式 1次試験(筆記試験):
令和7年9月21日(日)
※上記は日付が確定している日程です。詳細な試験日程や会場については、亀岡市公式ウェブサイトをご確認ください。
■環境先進都市・亀岡で持続可能な社会を共創する

亀岡市は、古くから豊かな自然環境と共生してきた歴史を持つ「水の郷」です。市内を流れる保津川は、古くから京都への物資輸送を担い、その清流は市民の生活を支えてきました。この豊かな自然を次世代に引き継ぐため、亀岡市は「環境先進都市」として全国に先駆けた取り組みを進めています。その取り組みの中で、亀岡市は、日本で初めてレジ袋の有料配布を義務付け 、使い捨てプラスチックごみ削減にも力を入れるなど、持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続けています。職員がまちづくりに携わる上で、環境への意識を持ち、地域社会の活性化と環境負荷の低減を両立させるためのアイデアを出し合い、実行しています。
■亀岡市の特色ある取り組み
亀岡市では、ここ数年で大きな発展をとげ、魅力的なプロジェクトが多数進行しています。あなたの知識や経験をいかし、職員一人ひとりが活躍できるフィールドが亀岡市にはあります。

サンガスタジアムby KYOCERAを核としたまちづくり
JR亀岡駅直結という好立地にあるサンガスタジアムby KYOCERAは、京都サンガF.C.のホームスタジアムであるだけでなく、成人式や大規模イベント、地域の交流拠点としても活用されています。スポーツ振興、文化イベントの企画、地域経済の活性化など、多様な側面からまちづくりに貢献できるフィールドです。このスタジアムを核として、公園や道路整備など、新たなまちづくりが進んでいます。

有機農業の推進
新規就農者向けのオーガニック農業スクール「亀岡オーガニックアクションスクール」を開講し、環境負荷の低い有機農業を積極的に推進しています。また、地元のオーガニック農産物を学校給食に導入するなど、子どもたちの健全な成長と食育にも力を入れています。豊かな恵みを活かした持続可能な食のまちづくりに携われます。

令和8年秋には日本最大級の緑のイベントを開催
日本最大級の緑の祭典「全国都市緑化フェアin京都丹波」が亀岡市で開催されます。里山の豊かな自然の恵まれた環境と文化的価値、その魅力を地域に暮らす人々と訪れる人々が共に享受し、交流を促進することによって、新しいモデルを生み出す機会をつくります。この大規模なイベントの成功に向けて、現在は会場整備等が進行中であり、今後、運営に携わる貴重な経験を積むことができます。

「めぐるひろばプロジェクト」に見る資源循環
「プラスチックごみゼロ宣言」を掲げる亀岡市では、使い捨てプラスチックごみの削減だけでなく、廃棄物の資源化・再利用にも力を入れています。例えば、役目を終えたパラグライダーの生地を、地域ブランド「HOZUBAG」として魅力的なバッグに生まれ変わらせるなど、持続可能な社会をデザインしています。また、今年度から、「めぐるひろばプロジェクト」では、不要になったモノを新しい価値を持つものへとアップサイクルする市民協働の取り組みを進めています。

ふるさと納税で地域活性化を牽引
令和5年度には42億円の寄附を集め、全国有数の寄附額を誇る亀岡市のふるさと納税。日本三大和牛にも匹敵すると言われる「亀岡牛」をはじめ、豊かな里山が育んだ農産物や加工品、工芸品など魅力を全国に発信することで地域の活性化に貢献しています。

充実した子育て支援と教育環境
子育て世帯に手厚いサポートを提供。2校目となる小中一貫校の開校や、ICT教育の推進、豊かな自然環境や地域資源を生かして戸外での自然体験活動を積極的に取り入れた「亀岡型自然保育」を実践するなど、特色のある取り組みを進めています。そのほか、親子で楽しめるイベントを定期的に開催し、子育て家庭をサポートしています。

かめおか霧の芸術祭
地方創生政策アイデアコンテストで地方創生担当大臣賞を受賞した、常識の斜め上をいく「かめおか霧の芸術祭」。
秋から春にかけて発生する幻想的な「霧」に包まれる亀岡盆地の風景は、「霧の町」として写真愛好家にも人気のスポットです。この「霧」をテーマに、アートと地域資源を融合させた通年開催の芸術祭を通じて、亀岡ならではの魅力を国内外に発信しています。
【本件に関するホームページ】https://www.city.kameoka.kyoto.jp/site/saiyo/76809.html
【お問い合わせ先】
京都府亀岡市 市長公室 人事課
担当:梅原(うめはら)
TEL 0771-25-5016
E-mail:jinji@city.kameoka.lg.jp
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