津南醸造、AIエージェントを活用したプロモーション支援のテスト運用を開始
~酒蔵プロモーションAIエージェントで、酒蔵の魅力発信と海外販路開拓を支援~

新潟県津南町の酒蔵・津南醸造株式会社(本社:新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役:鈴木健吾、以下「津南醸造」)は、スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木健吾)と協力して開発した「酒蔵プロモーションAIエージェント」のβ版を先行導入し、自社商品の広報・マーケティング支援に活用するテスト運用を開始いたしました。
本取り組みは、AI技術を活用して酒蔵の持つ情報資産とプロモーションニーズを結びつける新たな試みであり、当社が展開する「GO」ブランドシリーズや、海外市場に向けた季節限定商品の情報発信強化を目的としています。
背景と目的
津南醸造では、受賞歴を持つ「GO DINER」や新発売の「GO SPARKLING GOLD」など、こだわりの日本酒を郷(GO)ブランドとして国内外へ発信しています。今回導入したAIエージェントは、対象商品やターゲットに関する情報を入力することで、以下のようなマーケティング施策を自動的に提案・支援します。

マーケティング試作例
・KGI/KPIの設計支援
・プレスリリースやランディングページ原稿の自動生成
・EC/SNSイベントを含むキャンペーン企画の提案


今後の展望
現在、当社では下記のような場面で本システムの試験活用を進めております。
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海外展開を見据えた多言語プレスリリースの自動作成
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季節限定商品のキャンペーン資料作成支援
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想定顧客像に応じたコピーライティングの最適化 など
将来的には、ユーザーの購買データやSNS動向と連携した施策最適化も視野に入れており、デジタル×伝統の融合による次世代型酒蔵経営の一環として取り組んでまいります。本取り組みによって、地方発の酒蔵が持つ魅力をより効果的に伝え、新たな市場との接点創出することを目指します。
スペースシードホールディングス株式会社について
スペースシードホールディングスは、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、投資活動、研究活動ならびに事業創出を行う宇宙系ディープテックベンチャービルダーです。発酵とロンジェビティー技術の社会実装を支援する「Fermentation and Longevity Fund」プログラムの運用などを軸に、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいます。2040年までに各種ステークホルダーとともに、人類が宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。
津南醸造について
津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える日本酒を生産する酒蔵です。日本有数の豪雪地帯に位置し、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水として活用しています。地元産の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」を用いた酒造りは、自然との共生と革新を融合させたスタイルを特徴とし、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトに掲げています。2025年には、醸造技術を競う「越後流酒造技術選手権大会」において、新潟県知事賞(第1位)を受賞しました。


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