【後編】これが世代ギャップ?10代~70代以上1,050人に聞いた『検索行動&情報収集の真実』(2025年:SEO会社のランクエストが徹底調査!)
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ SEO支援4,300社以上のランクエストが年代別1050名を対象に情報収集と検索行動の実態を徹底調査!
人々は普段、どの時間帯に、どこで、どのような情報を求め、どのようなキーワードを使って検索をしているのでしょうか?世代が変われば情報収集のスタイルも変わるといわれますが、それは本当なのでしょうか? あるいは、年代を超えて共通する行動パターンが見られるのでしょうか。
【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年1月7日に「年代別の情報収集と検索行動」に関する独自調査を実施し、10代から70代以上まで合計1,050名を対象にアンケートを行いました。調査項目は以下の4点で、多角的に分析を進めています。
【調査①】検索を行う時間帯
【調査➁】検索を行う場所
【調査③】検索する情報の種類やジャンル
【調査④】検索キーワードの特徴
本記事では、各年代がいつ・どこで・どんな情報を求めるのか、そしてどんな言葉で検索しているのかを掘り下げ、そこに隠された背景や特徴を詳しく解説します。各年代のリアルな声をもとに、“自分とは違う世代”の検索行動を一緒に覗いてみましょう。
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▼前編はこちら
【前編】これが世代ギャップ?10代~70代以上1,050人に聞いた『検索行動&情報収集の真実』(2025年:SEO会社のランクエストが徹底調査!)
(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。
調査結果➂:どのような情報を検索することが多いですか?※複数選択可(注3)
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● 全体の概観
若年層(10~20代):
-
趣味・娯楽に対する検索が突出して高く、次いで生活関連や買い物も一定のニーズが見られます。
一方で、仕事関連の検索はまだ少なめです。
中堅世代(30~50代):
-
趣味・娯楽を中心に、仕事関連やニュース、買い物など幅広いテーマを検索する傾向があります。
多角的な情報ニーズを持つ世代といえます。
シニア層(60代以上):
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生活に直結する情報(レシピ、健康、家事など)や社会動向・ニュースの検索が主流です。
一方で、仕事や買い物に関する検索の割合はやや低めにとどまっています。
● 年代別の特徴
(1)10代:
-
「趣味・娯楽(60%)」が最も多く、若年層らしいエンタメ志向が顕著。
-
「生活関連(24%)」「ニュース(23%)」「買い物(19%)」「仕事関連(13%)」の順に続きます。
(2)20代:
-
「趣味・娯楽(58%)」がトップ。10代に次いでエンタメ系情報への関心が強い世代です。
-
「生活関連(30%)」「ニュース(26%)」「買い物(23%)」もバランスよく選ばれています。
-
「仕事関連」は10%と低めで、まだ就職したばかりの人や学生も多いことを反映していると考えられます。
(3)30代:
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「趣味・娯楽(54%)」がトップを維持しながら、「生活関連(35%)」も高めです。
-
「仕事関連(21%)」が他の年代より高く、キャリアアップやスキル習得への関心が高まる時期と言えます。
-
「ニュース(31%)」や「買い物(25%)」など、多様なカテゴリーでの検索が目立つのも特徴です。
(4)40代:
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「趣味・娯楽(53%)」が引き続き1位。
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「ニュース(39%)」が30代より増えており、社会や経済の動向にも関心が高まっている様子がうかがえます。
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「仕事関連(17%)」や「生活関連(33%)」「買い物関連(29%)」など、日常的な実用情報から社会情勢まで幅広く検索している世代です。
(5)50代:
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「趣味・娯楽(50%)」が依然として高い水準ですが、やや減少気味。
-
「ニュース(33%)」と「買い物(33%)」の割合が同程度で、生活や消費行動に直結する情報をバランスよく求めている印象です。
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「生活関連(38%)」や「仕事関連(19%)」も含め、全体的に偏りなく検索していることが特徴的です。
(6)60代:
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「生活関連(49%)」がこの世代で最大です。健康・家事・天気予報など、日常生活に密着した情報へのニーズが高いと考えられます。
-
「趣味・娯楽(42%)」「ニュース(39%)」も依然として人気ですが、若年層ほどの高さはありません。
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「買い物(21%)」や「仕事(19%)」への関心はやや低めで、生活を豊かにする実用情報を重視する傾向が強いと言えます。
(7)70代以上:
-
「ニュース(54%)」が全世代で最も高く、政治・社会・世の中の動向などに強い興味を持つ層と推測されます。
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「生活関連(46%)」「趣味・娯楽(38%)」も一定の需要があるものの、他の年代と比べ「仕事関連(10%)」「買い物(17%)」は明らかに低い傾向です。
-
時事問題や健康・生活面に目が向いており、購買活動やビジネス情報の検索は控えめと言えます。
● まとめ・活用のヒント
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若年層(10~20代):
趣味・娯楽が圧倒的に強く、次いで生活関連や買い物に一定のニーズ。仕事関連はまだ低め。
-
中堅世代(30~50代):
趣味・娯楽を中心に、仕事関連やニュース、買い物など多角的に検索する幅広いニーズを持つ。
-
シニア層(60代以上):
日々の暮らしに役立つ「生活関連」や社会動向を把握する「ニュース」の検索がメイン。仕事や買い物関連は低め。
調査結果④:検索の際、どのようなキーワードを使うことが多いですか?
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● 全体の概観
10代・20代:
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「単語だけ」や「具体的な条件検索」が中心ですが、特に20代は購入系キーワードが最も多いなど、ネット通販への関心が高めです。
30代~50代:
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「単語だけ」「具体的なニーズ」両方を使い分け、必要によっては質問形式や比較も織り交ぜるなど多様な検索パターンを持っています。
60代・70代以上:
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「単語だけ」検索が強く、70代以上では質問形式が増えるのが特徴です。場所情報や商品購入もそれなりに行うものの、最新トレンド系の検索は非常に少ない傾向です。
● 年代別の特徴
(1)10代:
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「単語だけの簡単なキーワード(30%)」 と「具体的なニーズを含むキーワード(31%)」 の利用率が拮抗しており、シンプルかつ最低限の条件を加えた検索が多いことがうかがえます。
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「質問形式(11%)」は比較的高めで、「○○とは?」「作り方は?」など疑問文そのままを入力する傾向が見られます。
-
「 比較(5%)」や「場所(5%)」、「レビュー(3%)」は数%程度ですが、「流行や最新情報(6%)」や「商品購入(9%)」といった若年層らしい検索も一定数行われています。
(2)20代:
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「単語だけ(35%)」、「具体的なニーズ(36%)」が中心で、10代と同様にシンプル検索と条件付き検索をバランスよく活用している様子がうかがえます。
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「質問形式(6%)」はやや低め。一方で、「商品やサービスの購入(13%)」は全世代中で最も高い割合を示し、オンライン通販への積極性がうかがえます。
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「比較(1%)」や「レビュー(2%)」など、より深い検討を意図したキーワードは少ないようです。
(3)30代:
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「単語だけ(41%)」が最も多く、次いで「具体的なニーズ(38%)」が続きます。
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「商品購入(5%)」は20代から大きく下がり、比較・レビューを直接キーワードに入れる利用率も低めです。
(4)40代:
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「具体的なニーズ(43%)」が最も高く、「単語だけ(41%)」と拮抗しています。
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「質問形式(5%)」、「比較(3%)」は控えめながら、比較の割合は30代より高く、必要なときには絞り込みを行うこともあるようです。
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「商品購入(7%)」がやや増加。家庭や仕事で特定の商品を検討するケースも想定されます。
(5)50代:
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「単語だけ(38%)」、「具体的なニーズ(42%)」の二本柱は40代と大差ありません。
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「質問形式(9%)」がやや高めで、わからないことを疑問文で直接検索するケースが増える印象です。
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「場所キーワード(5%)」も一定数あり、外出先・地域情報の検索を行う人も見られます。
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「商品購入(3%)」は低めですが、ネット通販自体は利用しているものの、直接キーワードに「通販」と入れる頻度はそれほど多くない可能性があります。
(6)60代:
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「単語だけ(42%)」がトップで、「具体的なニーズ(39%)」と合わせて8割を超える割合を占めます。
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「場所キーワード(7%)」は全世代の中でもやや高く、近隣の店舗や施設を探すニーズが強いと考えられます。
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「質問形式(7%)」、「比較(1%)」は控えめですが一定数おり、「流行や最新情報(0%)」はほぼ使わない傾向が顕著です。
(7)70代以上:
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「単語だけ(43%)」が最も高く、続いて「具体的なニーズ(25%)」の順です。複数の条件を加える検索はあまり行わない様子です。
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目立つのは「質問形式(15%)」の高さで、疑問文そのままを入力するスタイルが他年代より多いと考えられます。
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「商品購入(7%)」や「場所キーワード(6%)」も一部で利用されており、シニアでもネット経由で必要なモノや店を探す動きが一定数あるようです。
まとめ:検索行動が語る“世代間ギャップ”の真実
これら四つのアンケート結果から浮かび上がるのは、年代によって検索行動が大きく異なるという事実です。若年層は夜間や通勤・通学中などのスキマ時間を活用し、趣味・娯楽や流行情報を求める傾向が強い一方、働き盛り世代は仕事関連の情報収集を多角的に行いつつ、日常生活に密着したテーマも積極的に調べる様子がうかがえます。
またシニア層は自宅中心の検索や、健康・家事などの生活関連情報を重視し、ゆとりある時間帯にじっくりと調べ物をする姿勢が特徴的です。こうした世代別のニーズとライフスタイルを理解し、それぞれに適したタイミングとキーワード戦略を講じることで、より効果的に情報を届けることができるでしょう。検索行動の違いを読み解き、細やかなアプローチで多様なユーザーを捉えることこそが、これからの情報発信のカギとなるのです。
執筆者:城下透子
ランクエスト ライティングチーム編集長
東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。その後、株式会社ecloreに入社。SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つ。座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。
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調査概要
調査日: 2025年1月7日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 1,050名※
※本調査は10代・20代・30代・40代・50代・60代・70代以上の7区分に分け、
それぞれ150名ずつ、合計1,050名を対象としています。
調査対象: 10代~70代以上の男女
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/seo-inquiry-counter/
ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。
自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point①自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。
Point➁正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。
Point③SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。
ランクエスト 概要
商号 :株式会社eclore
代表者 :宮島 隆
所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業
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