無印良品が再生した団地・マンション住戸を発売
性能向上リノベーション「MUJI INFILL 0」導入
「MUJI INFILL 0」は、耐震性能のある中古物件のみを対象としています。また、全住戸温熱計算をして温熱環境を確保した、広く明るく風通しの良い一室空間になっています。
本日、2021年7月6日より「無印良品のリノベーション」Webサイトより「港南台めじろ」「車返団地」を発売・内覧受付を開始します。https://www.muji.net/renovation/offer/
また、発売を記念してZoomウェビナーにて発表会を7月16日(金)に開催いたします。
(※) 「MUJI INFILL 0」については、別添をご覧ください。
<発表会概要>
■日時:
2021年7月16日(金)15:00~16:00
■会場:
Zoomウェビナー形式
■内容:
プロジェクト発表
■登壇者
豊田 輝人
(株)MUJIHOUSEリノベーション事業部長。「無印良品の家」の商品開発担当を経て、「MUJI×UR団地リノベーションプロフェクト」・「MUJI INFILL 0」の商品開発を担当。住まいから街づくりまで無印良品の住空間新プロジェクトに携わる。
■申込:
7月15日(木) 17:00までに、下記の申し込みフォームよりお申し込みをお願いします。
https://zoom.us/webinar/register/WN__49EEr53Su-EGT3DyA4WsA
[ご招待メディアの方々へ]
今回の性能向上リノベーション住宅「MUJI INFILL 0」の発売物件を取材していただけるメディアの方向けに、販売を行う港南台めじろ、車返団地のメディアツアーを実施致します。実際に販売する物件や周辺環境を、無印良品のリノベーションの社員案内の元、コンセプトを解説しながら取材していただけるというものです。参加希望のメディアの方は以下の問い合わせ欄の連絡先へご連絡ください。
(実施予定期間:7月17日〜/完全予約制)
港南台めじろ
アクセス:JR根岸線・京浜東北線「港南台駅」徒歩16分
所在地:神奈川県横浜市港南区港南台6丁目
床面積:51.18㎡
築年/リノベーション完了年:1974年/2021年7月
今回リノベーションをおこなったのは、港南台めじろ5階のお部屋。近くには無印良品の大型店舗もあり、賑わいがあります。団地内は隅々まで管理が行き届いており、バルコニーや窓辺からは四季折々の木々や草花を望むことができます。
玄関には壁一面に可動棚収納を設けました。下足棚としての利用はもちろん、ちょっとしたアウトドアグッズや、お子様の外遊び道具も収納することができます。 玄関から直接や洗面にアクセスできるので、リビングを通る前に手を洗ったり汚れたものをすぐに洗濯機へ放り込んだりすることもできます。 洗面室はゆったりした広さを確保しているので、朝の身支度や家事もしやすくなっています。
リビングダイニングは大きな窓が2か所あり、非常に明るく風通しが良い空間となっています。 対面式のキッチンから、家族の様子を見ながらお料理をすることができます。 キッチンにも窓があり、外を眺めながら料理をすると気持ちがよさそうです。
寝室にも腰高の窓があり、リビングダイニングとの間の扉を開けることで気持ちよく空気が抜けていきます。 隣の建物との距離が離れているので、周囲の視線や気配も気にならず落ち着いて過ごすことができそうです。
車返団地
アクセス:京王線「飛田給駅」徒歩9分
所在地:東京都府中市押立町2丁目
床面積:48.99㎡
築年/リノベーション完了年:1975年/2021年8月予定
リノベーションをおこなったのは、5階建て5階のお部屋。エレベータがないので少し大変ですが、周りに高い建物がなく、視界が開けています。建物や敷地内は管理がしっかりされていて、敷地内にも木々がたくさんあります。
玄関土間はコンパクトに、ホールを広く設けています。ホールから洗面台が使えるようになっているので、家に帰ってきてすぐに手を洗うことができます。
リビングとダイニングキッチンは廊下を取り込み一体的に使うことができます。キッチンを壁付型にしているので、空間を目一杯広く使うことができます。南北の窓を開けると気持ちよい風が通り、とても明るい印象です。
リビング部分は天井に設けたカーテンレールで、緩やかに仕切り個室として利用することもできます。カーテンを利用することもできます。風通しを遮ることもなく、寝室や、ワークスペースとしても活用できそうです。
バルコニーに面して個室の壁は構造のため既存と同じ大きさです。建具を引戸に変更することで、風通しもしっかり確保しています。
<別添>MUJI INFILL 0について
MUJI INFILL 0
「MUJI INFILL 0(インフィル・ゼロ)」とは、無印良品がお手伝いするリノベーションの原点です。自分らしく暮らすためのすっぴんの住空間。本当に必要なものだけを残して、暮らしの「0(原点)」をつくり、自由にパーツやアイテム、素材を「+(プラス)」していくという住まいの発想です。家づくりの0地点。それは、未来を自由に描けるキャンバスであるべきだと考えます。一見何もない空間ですがキャンバスとしての素材に目を配りました。これから何をプラスしていくのか、未来の見える器づくりをお手伝いします。
一室空間の理由
移動できる家具や建具があれば、間取りを変更することができる、一室空間。家族構成の変化に合わせて空間を対応させることができます。壁を減らし、光と風を通すことで、マンションであっても自然を感じる暮らしを実現します。
すべてをつかえる広々空間。
MUJI INFILL 0では、無印良品の家「木の家」や「窓の家」と同じく、長い廊下や無駄なスペースがない、広々としたひとつながりの空間をおすすめしています。広々と気持ちよく、限られたスペースを最大に使うことができます。
光と風を感じながら暮らす。
明るく風通しの良い住まいは、とても気持ちのよいものです。マンションであっても自然を身近に感じていただきたいから、できる限り空間を遮る壁を取り去り、光と風の通り道をつくります。
暮らしに合わせて変えられる。
移動できる家具や建具であれば、10年後暮らしが変わったとしても我慢することなく、簡単に間取りを変更することができます。子供部屋が必要になった場合、不要になった場合などに対応できます。
温熱性能向上の理由
間仕切りのない大きな空間では、冷暖房の効率をいかに良くするかが住まいの快適のポイントです。3LDKや4LDKなどの間取りから解放された自由な暮らしのために、無印良品は温熱性能に目を配ります。
だから、断熱に目を配ります。
間仕切りが少なく広々と過ごせる住まいであっても、冷暖房効率が悪く、毎月たくさんの光熱費がかかるようでは快適とはいえません。MUJI INFILL 0は広々とした一室空間。だからこそ「窓」と「断熱材」の品質を吟味し、体にもお財布にもやさしい断熱効率の家づくりを徹底しています。断熱性能を発揮するために、髪の毛の太さほど(100ミクロン未満)の非常に微細な気泡構造により、最高水準の0.020W/(m/K)の断熱性能を実現する「フェノール樹脂断熱ボード」を採用。これを既存の断熱材の内側に取り付けることで、断熱性能を確保します。この断熱材を使用することで、通常の断熱材よりも壁を薄くすることが可能になり、居住空間をより広くとることができます。
既存窓+2=トリプルガラス。
冬は窓から約50%の熱が逃げていき、夏は約70%の熱が侵入してくるといわれています。一般的に窓は、熱伝導率が高いガラスやアルミでできているため、気密性を高めるには窓そのものを2重構造にし、窓間に空気層を設けて熱伝導を絶つ必要があります。MUJI INFILL 0では、断熱効果を高めるため、既存の窓の内側に複層ガラスの樹脂製インナーサッシを取り付けるという独創的な構造と加工技術を採用。アルミサッシ+木製ガラス戸の3倍もの気密性を実現させつつ、軽くスムーズな開閉を両立させています。例えば、単板ガラスのアルミサッシ窓にこのインナーサッシを取り付けて2重窓にした場合、ひと冬に窓を通して失うエネルギー量を灯油換算で1/3に抑制(※北海道大学調べ)できるなど、冷暖房効率を高めることができます。
全戸温熱シュミレーションで一家一家、診断します。
これまでは、建物を「スケルトン(構造体)」と「インフィル(内装・設備)」に分けて考えることで、合理性と耐久性が生まれ、家の性能は高まるといわれていきました。しかし無印良品は構造や素材だけでなく、空気の質でも家の性能が決まると考えます。これまで個人の感覚で捉えられていた温熱性能をデータで可視化し、シミュレーションして数値化します。そこから生活スタイルや暮らし方に合わせた快適な室内環境のアドバイスを行います。電気や化石燃料、設備の力だけに頼るのではなく、建物と自然の力を使いこなし四季を感じながら心地よく暮らす、快適で環境負荷の少ない住まいを目指します。
スケルトンの理由
もし中古マンションが古い内装を全て解体して、構造体と配管設備が剥き出しの状態で売られていたらどうでしょう。購入する前に、下地の有無や状態、配管の位置や状況を確認でき、安心感があるのではないでしょうか。
見えない部分が大切です。
目に見える部分だけが「住まい」ではありません。築年数の高い中古物件では、表面が新しく見えても床下に這わせた給配水管の水漏れや雨漏りには十分に目を配る必要が。中古物件といっても、これから先何年何十年と暮らしを共にする住まいの基本性能は、心から頼れるものでなくてはなりません。MUJI INFILL 0が中古物件のすべての設備・配管を確認し、必要に応じて配線・配管、床壁天井の下地を新しくすることから施工をはじめる背景には、そんな理由があります。
古くなった配線配管をやり直せます。
配線や配管は人体でいう血管部分。これからも十分に使えるものかどうか、一つひとつ必ず確認します。これを最新の素材と技術を用いて新しくすることで、永く安心して使える住まいが完成します。
家全体を整えるから、快適が長くつづきます。
住まい全体の温熱性能を見直すことで、長く快適を保つことができます。
見えない下地にも目を配ります。
表面だけ新しくするのではなく、見えない下地も最新の素材でつくり直すことで、統一感のある壁や床が生まれます。設備や下地が十分に使える場合もあります。一軒一軒、状況に合わせて最適な方法をご提案します。
【株式会社MUJI HOUSE 会社概要】
社名:株式会社MUJI HOUSE 代表取締役社長松﨑曉
所在地:〒170-8424 東京都豊島区東池袋4-26-3
設立:2000年5月31日(資本金:1億4,900万円/2020年6月1日現在)
事業内容:無印良品の家を中心とした住空間の直営及びネットワーク事業の運営/商品企画/開発/卸しおよび販売
無印良品のリノベーションHP https://www.muji.net/renovation/
無印良品の家HP:https://www.muji.net/ie/
無印良品の家Facebook:https://www.facebook.com/mujiie.jp
無印良品の家Instagram:https://www.instagram.com/mujihouse/
無印良品の家YouTube:https://youtube.com/c/無印良品の家mujihouse
無印良品の家Twitter:https://twitter.com/MUJI_house
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