海外駐在員の異文化適応に関する脳科学研究にBHQ Actionsを網羅した初のスマートフォンアプリ『Braincure』β版を提供
~研究協力いただける、米国シリコンバレー駐在員を募集します~
■研究の目的・概要
海外駐在員には、自国文化とは異なる環境への適応性を示す「異文化適応」の高さが求められます。本研究では、海外駐在員の異文化適応を脳科学の観点から明らかにしていきます。さらに、異国での駐在は心理的なストレスも多く、脳に負担がかかっていることも想定されることから、脳を健康に保つことで、現地でのパフォーマンスを維持、向上できるかの効果分析も行います。
本研究は、米国カリフォルニア州ベイエリア周辺(シリコンバレー周辺)に在住の日系企業駐在員の方を対象に、①MRI撮像と国際標準化された脳の健康指標であるBHQ(Brain Healthcare Quotient)*解析、②脳の健康改善アプリの利用とオンラインアンケートの大きく2つの内容を実施します。参加いただいた方には、MRI撮像から計算された脳の健康状態レポート、BHQレポートを個別にご返却いたします。
■支援内容
脳の健康改善アプリの利用において、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針(BHQ Actions)」**を網羅した初のスマートフォンアプリである、『Braincure』β版を提供いたします。BHQ Actionsに沿った日々のアクティビティー(健康管理、運動、社会生活、食事、睡眠休息、学習、環境)を入力することにより脳の健康状態を推定する推定BHQのスコアを算出することができます。さらに、BHQ Actionsに沿った脳を健康にするための情報を提供することにより、運動量の調整、食事改善、ストレス低減に向けたアクションを促し、アプリユーザーの脳の健康維持増進のサポートを予定しています。
「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」(BHQ Actions )を網羅した初のスマートフォンアプリ 「Braincure」
■本研究への支援を通じた将来的な取組
本研究成果を踏まえて、アプリ機能を改善の上、2023年12月に全米で正式版提供開始し、順次、アジア諸国等でビジネス展開を推進する予定です。地域のニーズやライフスタイルに合わせたサービス提供を通じて、さらなる脳の健康増進に貢献してまいります。
■研究紹介ページ
https://www.bi-lab.org/projects/cross-culture
■お問い合わせ先
一般社団法人ブレインインパクト BHQプロジェクト事務局
bhq_contact@bi-lab.org
*BHQとは、
内閣府ImPACT山川プログラムにて、山川義徳(一般社団法人ブレインインパクト理事長、京都大学 特命教授)を中心に脳科学者や医師の先生方の最新の脳科学研究の知見を反映した研究成果として開発され、国際標準にも承認されています。
**BHQ Actionsとは、
脳科学の専門家であるBHQプロジェクトメンバーが中心となり、脳の健康維持や向上に有効であることが学術的に示されている生活習慣や心理特性から、「楽しく無理なく脳を健康にするための18の行動指針」として抽出された行動指針です。
◆企業概要
企業名 :株式会社ベスプラ
代表者 :遠山 陽介
本社所在地 :東京都渋谷区神宮前5丁目18-10 エクサスペース3C
設立 :2012年4月
URL :https://bspr.co.jp/
事業内容 :ITサービス事業、システム受託事業
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