ローンディール、三菱重工グループの組織風土改革を支援。公認コミュニティ「EKKYO BASE」とアドバイザリー契約
三菱重工グループの公式社内コミュニティである「EKKYO BASE(越境ベース)」とは、三菱重工グループの社内外有志活動団体のコミュニティ形成を支援するプラットフォームです。社員が事業部や組織を越境して「学び」の機会を得ることで、越境文化が醸成され、将来的には新しいアイデアの創出および実証・事業化までめざしています。
ローンディールは大企業社員が元の組織に所属したまま一定期間ベンチャーで働く「レンタル移籍」を提供しています。導入する大企業の多くで、レンタル移籍者個人の成長に加えて、移籍者を起点とした組織の活性化およびカルチャーの変革が期待される傾向にあります。そこでローンディールでは様々な研修機会を通して、組織変革にも働きかけてきました。今回のアドバイザリー契約は、これまでの知見を活かして、組織風土改革をめざす三菱重工グループ内のコミュニティをサポートするものです。
今後もローンディールは、組織風土の変革をめざす大企業に対して、様々な越境機会を提供し、組織に挑戦の波紋を広げるサポートを進めてまいります。
●ローンディールの組織活性化の取り組み事例
- 1. WILL発掘ワークショップ
・概要:社員が自分自身の「WILL」を、原体験や偏愛に基づいたストーリーとして語れるようにするワークショップです。「私のWILL」を明確にし、組織や会社のWILLとの関係性を認識することで、自らの意志で行動できる人材の育成およびエンゲージメントの向上が期待できます。
・導入実績:大企業20社以上
- 2. リーンマネジメント講座
・概要:多くのスタートアップが採用する「スピーディーに新しいものを生み出す時のマネジメント」について学ぶ講座です。大企業で新規事業や既存事業の変革に取り組む際の、必要な理論から、複数の案件・人材を管理しながら事業成長につなげる方法について、実践的なノウハウをレクチャーします。
・導入実績:大企業42社180名以上
- 3. マネジメント層向けメンタリング研修
・概要:越境学習者の上司を対象とした、社内メンターを養成するための研修です。ケア、コーチングおよびティーチングの要素を織り交ぜて、レクチャーおよび実践を通して学ぶことで、自律人材の育成につながるメンタリング手法を学びます。
・導入実績:大企業1社10名
●三菱重工グループ『EKKYO BASE』について
EKKYO BASEが提供するのは、学び、成長の意欲を持った三菱重工グループの従業員が、仲間を見つけて具現化していくラーニングコミュニティです。アイデアに繋がる情報を得たり、共に考え抜く仲間と出会ったり、あるいは課題や悩みを共有・解決し、アイデアを実践に変える。そんな「学びの場」を提供していきます。
この活動が目指すのは、成長人財の輩出と、未来の三菱重工グループをつくる成長事業の創出を後押しすることです。学び、交流、創造を通して人を育み、自律、共創、挑戦のサイクルを回していく。すなわち従業員が事業部や組織を越境して「学び」の機会を得ることで、越境文化を育成します。そして中長期的には越境の中で生まれた新しいアイデアや企画を様々な社内制度に応募し、実証・事業化を狙います。
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<参考>
●株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供。
「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現します。2015年9月にサービスを開始し、2023年3月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業68社、234名。受入企業として543社のベンチャー企業が登録。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。2020年度グッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)受賞。 その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」など、越境を通じた人材育成プログラムを複数展開しています。
・LoanDEAL https://loandeal.jp/
・outsight https://outsight.jp/
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