【システム開発の発注、失敗経験者に聞いた】これだけはしっかり行うべきだった...後悔ランキング 第1位「発注先候補とのオリエンテーション」、第2位「RFP作成」
〜調査結果を元にレディクルでは無料RFP作成代行サービスを開始〜
調査サマリー
今回は、システム開発を外部に依頼して失敗した経験のある担当者110名を対象に、発注でのシステム開発に関する失敗調査を実施しました。
システム開発プロジェクトの当初の目的については、6割以上が「顧客の利便性・満足度の向上」「社内業務の自動化・効率化」と回答しています。そして、システム発注時に「これだけはしっかり行うべきだった」と後悔した項目、第1位は「発注先候補とのオリエンテーション」(42.7%)、第2位は「RFP(提案依頼書の作成)」(41.8%)という結果になりました。
RFPが不十分なことで、「発注先とのコミュニケーションの認識齟齬」(73.9%)、「プロジェクトの進捗遅延」(69.6%)などの問題が生じており、さらに、58.7%が「プロジェクトの進捗が2ヶ月以上遅延」、54.3%が「プロジェクトのコストが150%以上増加」の影響があったと回答しました。最後に、RFP作成の課題を聞いたところ、「RFP作成のノウハウやスキルが不足している」(60.0%)、「作成に十分な時間を取れない」(60.0%)が上位に挙がりました。
調査概要
調査概要:発注でのシステム開発に関する失敗調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年12月20日〜同年12月20日
有効回答:システム開発を外部に依頼して失敗した経験のある担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
失敗してしまったシステム開発プロジェクトの当初の目的、6割以上が「顧客の利便性・満足度の向上「社内業務の自動化・効率化」と回答
「Q1.失敗してしまったシステム開発プロジェクトについて、当初の目的を教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「顧客の利便性や満足度を高めるため」が62.7%、「社内業務の自動化や効率化のため」が61.8%、「既存システムのアップデートや拡張のため」が59.1%という回答となりました。
・顧客の利便性や満足度を高めるため:62.7%
・社内業務の自動化や効率化のため:61.8%
・既存システムのアップデートや拡張のため:59.1%
・新サービスの導入のため:49.1%
・人件費削減におけるリソース最適化:44.5%
・セキュリティを強化するため:36.4%
・新規サービス開発:30.9%
・その他:0.9%(品質向上など)
・わからない/答えられない:0.9%
システム発注時に「これだけはしっかり行うべきだった」と後悔した項目、第1位「発注先候補とのオリエンテーション」、第2位「RFP(提案依頼書の作成)」
「Q2.失敗したからこそわかる、システム開発の発注時に「これだけは、しっかり行うべきだった」と後悔した項目を教えてください。(上位3つまで回答)」(n=110)と質問したところ、「発注先候補とのオリエンテーション」が42.7%、「RFP(提案依頼書の作成)」が41.8%、「プログラムコーディング」が38.2%という回答となりました。
・発注先候補とのオリエンテーション:42.7%
・RFP(提案依頼書の作成):41.8%
・プログラムコーディング:38.2%
・基本設計:36.4%
・詳細設計:30.0%
・プログラム設計:20.9%
・結合テスト:19.1%
・受け入れテスト:15.5%
・単体テスト:6.4%
・その他:2.7%(システム化する前の業務プロセス改善など)
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:2.7%
RFPが不十分なことで生じた問題、7割以上が「発注先とのコミュニケーションに認識齟齬が起きた」と回答、約7割から「プロジェクトの進捗が滞った」「コストが増加してしまった」の声も
Q2で「RFP(提案依頼書)」と回答した方に、「Q3.システム開発の発注時、RFP(提案依頼書)が不十分なことで生じた問題があれば教えてください。(複数回答)」(n=46)と質問したところ、「発注先とのコミュニケーションに認識齟齬が起きた」が73.9%、「プロジェクトの進捗が滞った」が69.6%、「コストが増加してしまった」が67.4%という回答となりました。
・発注先とのコミュニケーションに認識齟齬が起きた:73.9%
・プロジェクトの進捗が滞った:69.6%
・コストが増加してしまった:67.4%
・キックオフ後の設計の変更を余儀なくされた:56.5%
・期待値と合致しない品質であった:54.3%
・要件を正確に理解してもらえなかった:39.1%
・追加の要件定義を余儀なくされた:39.1%
・不明瞭な見積もりになってしまった:28.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.2%
58.7%が、不十分なRFPによりプロジェクトの進捗や納期が「2ヶ月以上遅延」の実態
Q2で「RFP(提案依頼書)」と回答した方に、「Q4.不十分なRFP(提案依頼書)によって、プロジェクトの進捗や納期がどの程度遅れましたか。」(n=46)と質問したところ、「3ヶ月以上」が32.6%、「2ヶ月~3ヶ月未満」が26.1%という回答となりました。
・3ヶ月以上:32.6%
・2ヶ月~3ヶ月未満:26.1%
・1ヶ月~2ヶ月未満:21.7%
・2週間~1ヶ月未満:10.9%
・1週間~2週間未満:6.5%
・6日未満:0.0%
・わからない/答えられない:2.2%
54.3%が、不十分なRFPによりプロジェクトのコストが「150%以上増加」と回答
Q2で「RFP(提案依頼書)」と回答した方に、「Q5.不十分なRFP(提案依頼書)によって、プロジェクトのコストはどの程度増加しましたか。」(n=46)と質問したところ、「150%~170%未満」が30.4%、「130%〜150%未満」が26.1%という回答となりました。
・200%以上:10.9%
・170%~200%未満:13.0%
・150%~170%未満:30.4%
・130%~150%未満:26.1%
・120%~130%未満:10.9%
・110%~120%未満:0.0%
・110%未満:6.5%
・わからない/答えられない:2.2%
RFP作成の課題、「RFP作成のノウハウやスキルが不足している」「作成に十分な時間を取れない」が上位
「Q6.お勤め先における、RFP(提案依頼書)の作成に関する課題があれば教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「RFP作成のノウハウやスキルが不足している」が60.0%、「作成に十分な時間を取れない」が60.0%、「RFPを作成できる人材が不足している」が58.2%という回答となりました。
・RFP作成のノウハウやスキルが不足している:60.0%
・作成に十分な時間を取れない:60.0%
・RFPを作成できる人材が不足している:58.2%
・フォーマットが定まっていない:47.3%
・作成に工数がかかる:40.0%
・業務フローが明確でない:24.5%
・その他:0.9%
・特にない:1.8%
・わからない/答えられない:2.7%
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調査結果を元に、発注企業様のシステム開発の要望やニーズにあった発注先をスムーズに見つけるため、当社はRFP無料作成代行サービスを開始いたしました。
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Ready Crew(レディクル)とは
レディクルは、企業と企業をつなぐビジネスマッチングサービスです。
高い傾聴力・提案力を併せ持つコンシェルジュが、発注業務を効率化するために悩みをヒアリングいたします。伺った内容を元に、レディクル独自のシステムで幅広いネットワークの中から最適な企業をご紹介いたします。
受注先のパートナー企業様からのみ費用を頂いており、発注元の企業様からは一切費用を頂いておりません。
【会社概要】 社名 :フロンティア株式会社 本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー14階・15階 代表者 : 代表取締役 高橋 政裕 事業内容 : ビジネスマッチングエージェント「レディクル」の運営 創業 : 2009年11月 URL : https://frontier-gr.jp/ 【公式SNS】 Facebook:https://www.facebook.com/ReadyCrew |
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