手元のデータ集計から担当者を解放。任意の期間・粒度で比較できる分析機能をAXerで提供開始
異変の起点を日単位までさかのぼり、施策の前後だけを切り出して比べる。原因究明の時間軸を、担当者が動かせるようにします。
株式会社アイトリガーは、マーケティングAXの専門リソースソリューション「AXer(アクセル)」に、任意の期間と粒度(日/週/月)で広告実績を切り出して比較できる分析機能を追加し、2026年9月より提供を開始します。自社の広告運用では過去の日次データを蓄積する基盤を本番運用しており、その中で、決まった期間の集計では成果変動の起点にたどり着けないという制約を確認しました。成果の変化を自力で説明したい広告主・事業会社に向けて、原因究明に欠かせない時間軸の操作を、業務の仕組みとして組み込みます。

月次の集計でわかるのは、「悪化した」という事実までです
アイトリガーは自社の広告運用で、媒体の実績を日次で自動的に蓄積する基盤を本番運用しています。過去実績を横断して集計できる状態になった一方で、運用の中で新しい制約が見えてきました。データは細かく貯まっているのに、見るときの期間と単位が固定されているという問題です。
月次のレポートでわかるのは、前の月より成果が悪化したという事実までです。その月のどの時点から崩れ始めたのか、施策を入れた前後で何が変わったのかは読み取れません。確認するには媒体の管理画面で期間を指定し直し、書き出したデータを手元で集計し直すことになります。担当者によって期間の取り方も比較の対象も変わるため、同じ数字を見ているのに結論が揺れることも起きていました。
原因の特定が遅れるほど、成果の出ていない配信はその間も続きます。時間軸を動かせないことは、レポートの不便さではなく、打ち手が後手に回るという損失につながります。
データを「貯める」ことと、「切り出せる」ことは別の課題です
分析の精度は、どれだけ細かいデータを持っているかだけでは決まりません。持っているデータを、知りたい問いの形に切り直せるかどうかで決まります。マーケティングAXでは、この切り直す作業を担当者の手作業に残さず、業務の仕組みとして実装します。
今回追加したのは、開始日と終了日、そして粒度(日・週・月といった集計の単位)を指定すると、蓄積済みの日次データが同じ集計ロジックのまま再集計される仕組みです。これによって、業務には次の3つの変化が生まれます。
① 異変の起点を、日単位までさかのぼって特定できる
月次で悪化を把握したあと、粒度を日に切り替えれば、どの日から数値が動いたのかをそのまま追えます。仮説を立てる前に、起点を事実で押さえられます。
② 施策の前後だけを、同じ条件で比較できる
配信内容を変えた日を境に前後の一定期間を切り出す、といった指定ができます。月の区切りに縛られず、施策の単位で効果を確かめられます。
③ 誰が見ても、切り方が変わらない
期間と粒度を指定するだけで、集計の定義は共通のまま保たれます。担当者ごとの手集計に依存しないため、引き継ぎや複数人でのレビューでも同じ結論にたどり着けます。
本機能は単体のSaaSツールとして提供するものではなく、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として、各社の広告運用のフローに合わせて実装します。取り扱うデータの範囲や接続する媒体、閲覧権限の設計については、サービスページをご覧ください。
分析の自由度は、機能ではなく業務設計の問題
今回の追加は、単一機能の改善ではありません。分析に必要な時間軸の操作を、担当者の手作業から業務の仕組みへ移すという設計の実証です。AXerは、人・ツール・ノウハウで業務フローそのものを設計・構築・運用するリソースソリューションです。
人が期間を切り直して集計するフローから、問いに合わせて集計が組み替わるフローへ。自社運用で得た実装をひな型に、同型の課題を持つ企業へ本リソースの提供を順次開始します。完成したパッケージではなく、各社の指標や媒体構成に合わせて組み替える前提で構築します。何から手をつけるかが決まっていない課題整理の段階からご相談いただけます。
■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/
■株式会社アイトリガー(AITRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
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