【tagboat】“社会を映す赤ちゃん戦士が問いかける世界”＿＿手島領個展「BABYBOY-NEO(n) BIRTH-」を10月9日（木）より開催！

2025年10月9日(木) ～ 10月28日(火)　厄災や悲しみから生まれ変わる小さな物語

株式会社タグボート

2025年9月26日 15時00分

株式会社タグボート（東京都中央区日本橋）は、2025年10月9日（木）～10月28日（火）に、現代アーティスト・手島領による個展「BABYBOY」を開催いたします。

多摩美術大学卒業後、広告クリエイティブディレクター／アートディレクターとして活躍してきた手島領は、2019年頃より本格的にアート作家活動をスタート。オリジナルキャラクター「BABYBOY」を中心に、コロナ禍や戦争などの社会的テーマを赤ちゃんの視点で表現した作品を発表しています。

カラフルでポップな表現の中に、命の尊さや希望、そして怒りといった複雑な感情を宿す世界観が特徴です。本展では、大型キャンバス作品や新たに登場する「BABYGIRL」シリーズを含む多彩な新作を公開予定です。可愛らしさと強さが共存する赤ちゃん戦士たちが、現代の社会に問いかける、力強くも切実なメッセージを届けます。

異なる感情や状況が交錯し、新たな視覚体験を生む——。その瞬間を、ぜひ会場でご体感ください。

■出展作品のご紹介

本展では、「BABYBOY」を中心に、戦争・パンデミック・自然災害など現代の危機的状況をテーマにした作品群が並びます。色彩豊かでポップなビジュアルの奥には、希望と悲しみ、怒りや祈りといった複雑な感情の衝突と融合が潜んでいます。見る者に新しい気づきと感覚を届ける、力強くユーモアのある作品をご覧いただけます。

■コンセプト

この展示は、偶然にも私の誕生日から始まります。

命の脆さと、命が続いていく意味。

その両義を抱え、ここにBABYBOYを描きました。

BABYBOYは今から5年前、コロナ禍に誕生した赤ちゃん戦士です。

コロナと闘い、その後は戦争をテーマに描いてきました。

世界ではいまもまだ戦争が続き、罪のない人たちが命を落としています。

ニュースでは聞こえてこないような場所でも、

生まれたばかりの命が、静かに、そして突然に奪われています。

日本で私たちの暮らしが続く一方で、

世界では未来を生きるはずだった命たちが、

その扉を開く前に閉じられている。

私自身も今年2月に、病いで倒れました。

人生初の長い入院を経て、今もう一度生きる事になり、

新たに作品を生み出しました。

この個展は、そんな個人的体験と、

「もし、戦いを終わらせるひとりの赤ちゃん戦士がいたら」

という小さな想像を掛け合わせたものです。

BABYBOYは、武器を手にします。

でもそれは、誰かを倒すため、脅かすものではなく、

この世界に残された”生きる力”を、もう一度確かめるためのもの。

これは、世界の中に芽吹くひとつの命の話であり、

私自身の、そして見る人それぞれの

”NEO(n) BIRTH"=もう一度、始まる物語でもあります。

手島領

■個展インタビュー

手島領・個展アーティストインタビュー「NEO(n) BIRTH：生まれ変わるBABYBOY」

広告クリエイティブの第一線で活動後、2019年よりアーティストとして本格始動した手島領。

代表作である「BABYBOY」シリーズは、戦争やパンデミックといった現代社会の問題を、赤ちゃん戦士というユニークなキャラクターを通じて描き出します。デジタルとアナログを融合させた鮮やかなネオンカラーの表現は、可愛らしさと怒りを同時に宿し、見る者に「未来を生きる命の尊さ」を問いかけます。

今回のインタビューでは、タグボートでの初個展「BABYBOY-NEO(n) BIRTH-」に込めた思いや、創作の背景、そして今後の展望についてお話を伺いました。

インタビューはこちら

■事前抽選のご案内

個展出展作品は、すべて事前抽選にて販売いたします。

抽選応募期間：2025年9月30日(火)～10月5日(日)

当選連絡：2025年10月6日(月)

事前抽選のお申込みはこちら

■オープニングレセプション

オープニングレセプション

開催日時：2025年10月9日(木)18:00-20:00

会場：tagboat　
入場無料・予約不要
どなたでもご参加いただけます。お飲み物をご用意しております。

【トークイベント：18:00-18:20（インスタライブ）】

新作や制作についてお話していただきます。

■アーティストプロフィール

手島領 Ryo Teshima ＠ryo_teshima_art/

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。

博報堂を経て2005年クリエイティブカンパニー「螢光TOKYO」設立。

翌年デザインオフィス「DESIGN BOY」設立。

広告を中心としたクリエイティブディレクター、アートディレクターを生業としつつ、2019年頃からアート活動を本格スタート。赤ちゃん戦士「BABYBOY」シリーズでは、世界の情勢や出来事をモチーフにカラフルでポップな作品を展開。またビジュアル制作の傍らで音楽ユニット「am8（エーエムエイト）」として楽曲配信やM Vを発表するなど、創作ジャンルの分け隔てなく創造する独自のスタイルで活動中。　　　　　　　

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。

博報堂を経て2005年クリエイティブカンパニー「螢光TOKYO」設立。

翌年デザインオフィス「DESIGN BOY」設立。

広告を中心としたクリエイティブディレクター、アートディレクターを生業としつつ、2019年頃からアート活動を本格スタート。赤ちゃん戦士「BABYBOY」シリーズでは、世界の情勢や出来事をモチーフにカラフルでポップな作品を展開。またビジュアル制作の傍らで音楽ユニット「am8（エーエムエイト）」として楽曲配信やMVを発表するなど、創作ジャンルの分け隔てなく創造する独自のスタイルで活動中。　　　　　　　