味の素㈱、「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」環境サステナブル企業部門で金賞を受賞
~サステナビリティの取り組みが評価~
味の素株式会社(社長:西井 孝明 本社:東京都中央区)は、環境省が主催する第3回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において金賞を受賞し、2月28日に表彰式が行われました。
環境省では、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取り組み等を表彰し、広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的として、環境大臣が表彰する「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」を2019年度から実施しています。その一部門である環境サステナブル企業部門は、「環境関連の重要な機会とリスク」を「企業価値」向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげつつ環境への正の効果を生み出している環境サステナブル企業の具体的な実例を投資家、企業に示すために表彰するものです。
当社は2019年度(第1回)、2020年度(第2回)ともに環境サステナブル企業部門において銅賞を受賞しており、この度初めて環境大臣賞である金賞を受賞しました。
<ESGファイナンス・アワード【環境サステナブル企業部門】概要>
https://www.env.go.jp/policy/award.kigyobumon.html
【環境サステナブル企業部門<金賞>受賞理由】
事業活動がもたらすアウトカムをポジティブインパクトと回避すべきネガティブインパクトを対置する形で示し、これに向けた価値創造モデルを提示するアプローチは、食品産業の成長戦略の見せ方として秀逸である。これを具体化すべく展開される、強靱で持続可能なフードシステムの構築に向けた数多くのレベルの高い取り組みに加え、トップのリーダーシップの下、実効性あるサステナビリティガバナンス体制が構築されている点は、会社の際立った特徴として高く評価できる。
(審査事務局発表の受賞理由より抜粋)
味の素グループは、「食と健康の課題解決」という志のもと、2030年までに「環境負荷50%削減」「10億人 の健康寿命の延伸」を両立して実現することを目指しています。これに向け、気候変動対応やプラスチック廃棄物削減、フードロス低減の取り組み、および「おいしさ」「食へのアクセス」「地域や個人の食生活」の3つに妥協しない「Nutrition Without Compromise(妥協なき栄養)」を基本姿勢とした世界の栄養改善の取り組みを進めています。また、ファイナンス分野においてもサステナビリティファイナンスのスキームの積極活用を推進しています。今後、持続可能な社会の実現に向けた取り組みをより一層加速させていきます。
参 考
味の素株式会社ESG・サステナビリティサイト
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/
味の素グループは、“アミノ酸のはたらき”で食習慣や高齢化に伴う課題を解決し、人々のウェルネスを共創する、食と健康の課題解決企業を目指しています。
私たちは、“Eat Well, Live Well.”をコーポレートメッセージに、アミノ酸が持つ可能性を科学的に追求し、事業を通じて地域や社会とともに新しい価値を創出することで、さらなる成長を実現してまいります。
味の素グループの2020年度の売上高は1兆714億円。世界35の国・地域を拠点に置き、商品を販売している国・地域は130以上にのぼります(2021年現在)。詳しくは、www.ajinomoto.co.jpをご覧ください。
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