新潟県イノベーション創出支援事業に産婦人科オンライン/小児科オンラインが採択
ー村上市をフィールドに実証実験開始 ー
この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は新潟県(県知事 :花角英世)が主催するイノベーション創出支援事業(コンソーシアム既成部門)に採択され、同社が運営する「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」を5月24日より村上市(市長:高橋邦芳)の妊産婦、子育て世帯、学童期の子どもたちを対象に無料提供することになりました。本実証実験はウィズ/ポストコロナ時代を見据えたヘルスケアにおけるICT活用の実証を目的とし、村上市をフィールドに実施されます。
■オンラインで医療施設を補完し、住民が享受できる医療の維持・向上を目指す
村上市の人口あたり産婦人科、小児科施設数はいずれも全国平均を下回っています [1]。 この状況に対して新たな医療施設の増設以外の方法で、住民が享受できる医療を維持・向上させることができれば、未来の日本の産婦人科、小児科医療のあり方に知見を与えることができます。今回の実証実験は、その検証を目的としています。
産婦人科オンライン、小児科オンラインは、
- 産婦人科、小児科の中でも幅広い専門分野の相談対応が可能になる
- 受診すべきかを事前に把握することで適正な受診行動につなげる
- 病院にいくほどではないけれど気になっている相談が気軽にできるようになる
実証実験後、住民に対してアンケートを実施し、村上市の産婦人科、小児科医療のさらなる充実に貢献したかを評価します。
■160名超の産婦人科医、小児科医、助産師が村上市民をサポート
今回、「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」に参画する160名超の産婦人科医、小児科医、助産師が村上市の以下の対象者からの無料相談に対応します。
- 0-15歳の子どもを育てる家庭、妊産婦からの相談
- 小学生、中学生自身からの相談
- 保育園の保育士からの相談
■Kids Public代表 小児科医 橋本直也 コメント
オンライン相談を提供することで産婦人科医、小児科医、助産師を身近に感じる住民が増加することがこれまでの事業評価からわかってきました。今回の実証実験では、一歩進めて、その地域で享受できる医療の維持・向上に貢献しうるかを検証します。オンラインの強みは、地理的な制約なく、多くの専門家へのアクセスを可能とする点です。診療ではなく、相談という形式ですが、専門家への接点を増やし、必要であれば対面診療に繋ぐことより、オンラインと対面診療のそれぞれの良さを生かした連携モデルを提唱できればと思います。
■イノベーション創出支援事業(コンソーシアム既成部門)について
イノベーション創出支援事業(コンソーシアム既成部門)は、新潟県が主催し、ウィズ/ポストコロナにおける県の課題をICTにより非接触・遠隔等で解決するため、成長・発展が見込まれるビジネスモデルの提案を公募したものになります。本実証実験は、本事業の採択企業である株式会社BSNアイネットを中心としたコンソーシアムが実施する「新潟県の医療提供体制の未来を切り開く「ヘルスケアICT立県」実現プロジェクト」の一部として実施されます。
新潟県の発表:https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/ict/1356890594511.html
■ スマホで相談「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」
本実証実験で産婦人科オンライン(https://obstetrics.jp)・小児科オンライン(https://syounika.jp)の提供するサービスは下記の通りです。多角的なオンラインサービスを提供することで、多様なニーズを満たします。
- 毎日24時間メッセージを送れる一問一答形式のサービス「いつでも相談」
- 月水金の13-17時に予約なしで助産師とチャットが可能な「助産師チャット相談」(実験参加者のみに提供)
- 平日の18時~22時の間、10分間の予約制で産婦人科医、小児科医、助産師に相談できる「夜間相談」
- 公式LINEアカウントやメールマガジンでの医療記事「産婦人科オンラインジャーナル」「小児科オンラインジャーナル」の定期配信
- 子育てに関する動画ライブ配信
参考資料:
[1] 日本医師会 地域医療情報システム (http://jmap.jp/cities/detail/city/15212) 2021.5.13アクセス
■お問い合わせ先
株式会社Kids Public
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-4405-9862
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。遠隔健康医療相談サービス「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)及び医療メディア「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)を提供。
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