PKSHA、Microsoft社の「Azure OpenAI Service」を活用し、エンタープライズ向けAIソリューション・AI SaaSを展開

第一弾として「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」に対話ログを活用したFAQ自動生成機能をリリース、PKSHA LLMSと連携

パークシャテクノロジー

株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は日本マイクロソフト株式会社(以下日本マイクロソフト)の「Azure OpenAI Service」を活用し、エンタープライズ向けAIソリューション・AI SaaSにおける大規模言語モデルの実装を強化いたします。第一弾としてグループ会社である株式会社PKSHA Workplace(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤哲也)が、従来の社内ヘルプデスク業務に、マイクロソフト製品「Microsoft Teams」上で実現する自動FAQ生成機能・問合せ管理・AI対話エンジンを持つ「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」と、Azure OpenAI Service の連携を開始、対話内容から即時にFAQを自動生成する機能をリリースしました。
  • 背景:Azure OpenAI Service を導入、自然言語処理技術を生かした「PKSHA LLMS」 と連携しエンタープライズ環境での先端技術活用を強化
 ChatGPTの世界的な広がりを一例に、AIテクノロジーの進化が飛躍的に加速する中、これからのDXにおいてはAIをどのように組み込むかが大きなテーマとなっています。一方で、先端技術を実装するにあたり、エンタープライズ企業でも利用可能な高いセキュリティレベルや、可用性を担保することは容易ではありません。PKSHAは創業よりエンタープライズを中心に2600社以上に機械学習・自然言語処理技術を基盤にしたAIソリューション・AI SaaSの展開を行い、「PKSHA Chatbot」「PKSHA FAQ」は共に業界シェア1位を取得しています(※1,2)。また、2023年3月15日に大規模言語モデルを活用する「PKSHA LLMS」をローンチし、大規模言語モデル(GPT)の社会実装の定型化に着手しています。実装を行う上で、Azure OpenAI Service は、さまざまなユースケースに対応しながら、エンタープライズレベルのセキュリティ環境下での活用が可能なことから、連携を強化してまいります。その第一弾として、この度、同サービスを活用したFAQ自動生成サービスをリリースいたしました。
 
  • 開発概要:「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」にて、「Azure OpenAI Service」を活用し、FAQを自動生成
 「AIヘルプデスク for Microsoft Teams」は、企業の新たな働き方を実現するため、社内問合せの受付や自動回答に加え、担当者の連携やFAQの生成が可能なシステムとして2022年7月にリリースされました。 多くのエンタープライズ企業で利用されているコミュニケーションツール Microsoft Teams 上で日常業務の延長で利用ができることもあり、リリースから半年で20万人が利用しています。今回の連携では、AIヘルプデスク上の対話ログから、即時にFAQを自動生成する機能をリリースしました。この機能により、ナレッジの作成コストの削減、自動応答率と自己解決率の向上が実現可能です。 本リリースを第一弾とし、Azure OpenAI Service を活用し多様な先端技術を搭載することによって未来の働き方を実現してまいります。

 なお、弊社における取組みについて日本CTO協会と日本マイクロソフトが実施するイベントにて、PKSHA VPoE 森下がパネル登壇いたします。
「Microsoft と語る AI 技術の最前線」3月24日(金):
https://cto-a.connpass.com/event/276977/

◆関係者のコメント
 日本マイクロソフトは、PKSHA Technology様が「Azure OpenAI Service」を活用したエンタープライズ向けAIソリューション・AI SaaSを展開すること、ならびにPKSHA Workplace様が「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」と Azure OpenAI Service の連携を開始することを心より歓迎いたします。
 エンタープライズ企業を中心に多くのAIソリューション・AI SaaSの展開で実績をもつPKSHA Technology様が、Azure OpenAI Service を活用頂く事で、Azure の高いセキュリティレベルの環境下での提供や、マイクロソフトが提唱する「責任あるAI」の原則に基づいた利用が可能になり、日本のお客様が安心して使える環境を提供する事ができます。
 また、「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」に Azure OpenAI Service を活用したFAQの自動生成機能が実装されることにより、Teams をご利用頂くお客様のヘルプデスク業務において更なる自動化を実現し、DXの推進に繋がることを期待しております。
 日本マイクロソフトは今後もPKSHA Technology様ならびにPKSHA Workplace様と連携し、お客様のデジタルトランスフォーメーションを推進してまいります。
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 コーポレート戦略統括本部長 兼 パートナー事業本部長 兼 ISVビジネス統括本部長 本多正樹 

 PKSHAは創業以来、「人とソフトウエアの共進化」というビジョンの元、数多くのエンタープライズ企業様向けにAIソリューション・AIプロダクトを導入してきました。特に、PKSHA Workplace社では、AIエージェントと一緒に働くことで、人が社内のコミュニケーション領域でより効率的に業務を遂行し、その人らしい創造性を発揮できる未来の働き方を提案しています。
 今回、エンタープライズ領域におけるソフトウエアの開発・展開に実績を持つ日本マイクロソフト様の「Azure OpenAI Service」を活用することで、エンタープライズ企業様での未来の働き方に一歩近づく体験を創出できることを非常に嬉しく思います。今回の開発に留まらず、パートナー企業様と共に成長させていただき、未来のソフトウエアの社会実装を引き続き推進してまいります。
株式会社PKSHA Technology 代表取締役 上野山勝也

※1:チャットボットソリューション シェアNo.1(出典:富士キメラ総研)
※2:FAQシステム 11年連続シェアNo.1(出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「マーテック市場の現状と展望2022年度版 クラウド型CRM市場編(第6版)」:https://mic-r.co.jp/mr/02490/
※Microsoft、Microsoft Teams、Teams、Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

関連情報:
「PKSHA、大規模言語モデルの社会実装を加速する「PKSHA LLMS」をリリース」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000022705.html
「AI ヘルプデスク for Microsoft Teams」について:https://aisaas.pkshatech.com/aihelpdesk/

◆PKSHA Workplaceについて
 未来の日本の働き方を提案すべく、PKSHA AI SaaS製品の開発・販売を行っています。日本特有の働き方の課題解決に向き合い、従業員体験の向上に日々悩まれる経営者の方々に対して、コロナ禍で変容した新たな環境でも社員の才能や熱意が最大限発揮されることを支援するAI SaaS製品を企画・開発・販売していくべく設立されました。ハイブリッド・ワーク時代に合わせた社内での新しいコミュニケーションのあり方を提案してまいります。

◆PKSHA Technology グループについて
「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

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会社概要

株式会社PKSHA Technology

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URL
http://pkshatech.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
電話番号
-
代表者名
上野山 勝也
上場
東証プライム
資本金
4926万円
設立
2012年10月