「ごみフェス2024」のオープニングイベントを5月3日(ごみの日)に開催しました
-「ごみ×アート」をテーマに、滝沢ごみクラブとのコラボレーション-
今年のテーマは「ごみ×アート」で、SDGsの啓発だけでなく、ごみから作られるアートを通して、大人からお子様までお楽しみいただけるイベントを目指しました。イベント当日には、トークイベント、ワークショップ等、SDGsを身近に感じてもらえるような、ごみにまつわる様々な催し物を実施し、近隣住民をはじめ、環境問題に興味のある方など、多くの方々にご来場いただきました。
※「滝沢ごみクラブ」
ゴミの専門家としてテレビやラジオなどに出演し、サステナビリティ広報大使に任命されているマシンガンズ滝沢さんと、その活動に賛同し、集まった人たちによる、ごみを減らすためのクラブ活動。部員は日本全国から参加しており、さらに海外からも含め100人以上! 5月3日(ごみの日)から5月30日(ごみゼロの日)までの約1か月間、全国各地でごみを減らす活動を行うことを目的とした「ごみフェス2024」を行っています。
(トークイベントではアーティストの藤幡正樹さんをお迎えし、アーティスト・ごみ清掃員・メーカーの三者の立場から、ごみ問題について意見を出し合いました。三者三様の意見にうなずきながら耳を傾けていらっしゃる方も。左から、マシンガンズ滝沢さん、藤幡正樹さん、当社イノベーション推進室長 三木)
(カラフルなキャップを利用して大きなモザイクアートを作りました)
(2500個ものキャップを使って完成したモザイクアート。多くの来場者様が写真を撮って楽しんでいました)
(キャップのピンボール台。コロナ禍にオフィスで使用されていたアクリル板を再利用して制作しました)
(藤幡正樹さんのアート作品「超分別ごみ箱」を当社1階「容器文化ミュージアム」にて6月末まで展示)
【総合プロデューサー マシンガンズ滝沢さんからのコメント】
今回のオープニングイベントを通じて、ごみとアートの相性の良さを感じました。アーティストの藤幡さんとのトークの中で、私たちは価値ある「捨てられないもの」を作るべきだという話があり、ごみに対する考え方が変わりました。捨てられた後の処理の仕方ばかりを考えていましたが、捨てられないものをどう作るかという視点も必要と感じました。まさに、ごみとアートを掛け合わせることは、ごみそのものに価値がつき、「捨てられないもの」にする活動だと思います。
ごみフェスでは、開催期間の1カ月の間、1人でも多くの人に「ごみ」のことを考えてもらうための活動を行います。ごみを減らすことは多くの人の協力が必要で、活動を通じて仲間との絆も深めていきたいと考えており、少しでも活動に興味があれば、一歩でも踏み込んできてもらえたら嬉しいです。
【当社イノベーション推進室長 三木からのコメント】
今年のオープニングイベントのテーマは「ごみ×アート」。ごみとアートは何が関係あるのか、と一見思うかもしれませんが、様々な取り組みや作品に触れることで、「ごみとは何か?」「ごみ箱とは何か?」を考える機会になりました。
東洋製罐グループが100年以上容器をつくることができているのは、回収や循環のデザインも容器と一緒に進化しているからです。以前はごみだったものを、資源として再定義し、回収して生まれ変わらせる。缶やPETボトル、ガラスびんはごみではなく、今では立派な資源です。
今、皆さんが「ごみ」だと思っているものに、どんな価値を見出すのか?ごみフェスを通じて皆さんと一緒に新しい未来の回収と循環の仕組みを考えていきたいと思います。
東洋製罐グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
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