全国から約100産地の作り手が集結する6日間　伝統工芸品の祭典「全国伝統的工芸品祭 銀座名匠市」

2月23日(祝・木)より8階イベントスクエアにて初開催

松屋銀座では、2月23日(祝・木)から28日(火)までの6日間、8階イベントスクエアで、一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会主催の「全国伝統的工芸品祭 銀座名匠市」を初開催します。
全国約100産地の伝統工芸品が集うこの祭典では、日本各地の「伝統的工芸品」や「ふるさと工芸品」の展示販売に加え、熟練の作り手による技の実演やワークショップ、著名人によるトークショーも開催します。

■会期：2023年2月23日(祝・木)―2月28日(火)
■時間：各日 午前10時－午後8時
　※26日(日)は午後7時30分まで、最終日は午後5時閉場
■会場：松屋銀座 8階イベントスクエア
■会場面積：約300坪
■出展工芸品数：約100
・実演工芸品：14
・ワークショップ：3
■取り扱い品数：約4,000点(予定)
■価格帯：約200円～約400万円(予定)

〔一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会とは〕
　一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会は、日本の伝統的工芸品産業を振興するため 1975 年に経済産業省の支援を受けて設立されました。日本各地には陶磁器、漆器、染織、和紙など多様な工芸品があり、なかでも経済産業大臣の指定を受けている伝統的工芸品は現在 240 品目に亘ります。
　当協会は、各種事業を通して全国の伝統的工芸品産業の振興を図るとともに、産地と使い手をつなげる「伝統工芸 青山スクエア」（https://kougeihin.jp/） を運営しています。

本催事におきましては、下記の〈銀座名匠市 取扱商品ガイドライン〉に則り、 「伝統的工芸品」 および 「ふるさと工芸品」の展示・販売をさせていただきます。

＜銀座名匠市 取扱商品ガイドライン＞
1.伝統的工芸品 経済産業大臣指定伝統的工芸品及びそれに準ずる工芸品(伝統的技術を活用して指定地域内で製作された二次製品等) であって、指定産地組合等が認めた日本国内で製作された製品とする。
2.ふるさと工芸品 経済産業大臣指定伝統的工芸品に準じた手工芸性を有する製品等、 出展地方公共団体が認め、且つ日本国内で製作されたものとする。
※「伝統的工芸品」は、本催事においては一般名詞として広義の意味として用いる。※経済産業大臣指定「伝統的工芸品」とは、 「伝統的工芸品産業の振興に関する法律 (伝産法)」 で定められたもので、次の5つの要件が必要と規定されている。 1.主として日常生活で使われるもの 2.製造過程の主要部分が手作り 3.伝統的技術または技法によって製造 4.伝統的に使用されてきた原材料 5.一定の地域で産地を形成
なお、 伝統的工芸品の表示事業を実施している場合には、すべての表示要件を満たした商品に「伝統証紙」を貼付することができる。
 

• 明日から一生使いたい逸品が勢ぞろい（出展作品の一部ご紹介）

全国から約100産地の作り手が集結する「銀座名匠市」では、明日から使える・一生使える逸品が勢揃いします。

※価格は全て税込です。
 

• 熟練の作り手による技の実演やワークショップ、著名人によるトークショーなど、イベントも充実

技の実演
彫刻や機織り、陶磁器のろくろ成形や絵付けなど、職人が日替わりでさまざまな実演を披露します。磨き抜かれた匠の技をぜひ間近でご覧ください。

ワークショップ
お子様にも挑戦いただけるワークショップも毎日開催いたします。空きがあれば予約なしで参加いただけます。ワークショップの日時や料金、参加申込方法など、詳しい情報は後日特設サイトにてお知らせします。

著名人によるトークイベント※事前予約制
くどうれいんさん、モーリー・ロバートソンさんのスペシャルなトークイベントを開催。
「銀座名匠市」の開催を記念し、くどうれいんさん、モーリー・ロバートソンさんのトークイベントを、会期初日の2月23日（祝・木）に2部構成で実施いたします。

「くどうれいんさん、次は何を買う？ 松屋社員のプレゼン対決！」
地元・岩手で秀衡塗と出会い、暮らしの中で良い道具を使うことの大切さに気づきはじめたくどうさん。実際に伝統工芸品の魅力に開眼し、プライベートでも南部鉄器を購入したと言います。そんなくどうさんが次に心を動かされるものは何でしょうか？ くどうさんから“お題”をいただき、工芸品を愛する松屋の社員2人が会場にある工芸品の中からおすすめの逸品を本気でプレゼン対決します。

2月23日（祝・木）13:00〜13:40　参加費：無料　定員：25名様

くどうれいん（Kudo Rain）
作家。1994年生まれ。著書にエッセイ集『虎のたましい人魚の涙』（講談社）、絵本『あんまりすてきだったから』（ほるぷ出版）など。初の中編小説『氷柱の声』（講談社）で第165回芥川賞候補に。現在は、文芸雑誌『群像』にてエッセイ「日日是目分量」を連載中。





「職人技に一緒に痺れる！ モーリー・ロバートソンさんの“粋な”副音声」
特設サイトで公開中の“「映像」で見つける”で、歯に衣を着せない素敵なコメントを届けてくれたモーリー・ロバートソンさん。今回のトークイベントでは、職人技が炸裂する映像を会場のみなさんと一緒に鑑賞していただきます。当日は新たな映像3つをご用意。モーリーさんの“粋な”副音声とともに、息を呑むほど美しい職人技に酔いしれましょう。

2月23日（祝・木）16:00〜16:40　参加費：無料　定員：25名様

モーリー・ロバートソン
国際ジャーナリスト、ミュージシャン、コメンテーター、DJといった多岐な分野で活躍。日米双方の教育を受け、1981年に東京大学とハーバード大学に同時合格する。日本語で受験したアメリカ人としてはおそらく初めての合格者。東大、ハーバード大学に加え、MIT、スタンフォード大学、UCバークレー、プリンストン大学、エール大学にも同時合格。東京大学を1学期で退学し、ハーバード大学に入学。電子音楽とアニメーションを専攻。アナログ・シンセサイザーの世界的な権威に師事。1988年にハーバード大学を卒業。2001年「情熱大陸」でフィーチャー。2005年ポッドキャストのパイオニアとなり、ネットでラジオ番組「i-morley」を配信。ニフティ社から「Podcasting Award」を受賞。

色んな「見つける」
特設サイトhttps://meishoichi.kougeihin.jp では、著名人のインタビューを通して、伝統工芸を見つける様々な入り口をご案内。伝統工芸との出会い方・楽しみ方のヒントを得て、「銀座名匠市」をさらにお楽しみいただけます。
01 「産地」 で見つける ・・・ くどうれいん https://meishoichi.kougeihin.jp/interview/01/
02 「映像」 で見つける ・・・ モーリー・ロバートソン https://meishoichi.kougeihin.jp/interview/02/
03 「地図」 で見つける ・・・ 矢部太郎 https://meishoichi.kougeihin.jp/interview/03/
04 「ポスター」 で見つける ・・・ 佐藤卓 https://meishoichi.kougeihin.jp/interview/04/
05 「お店」 で見つける ・・・ MEGUMI  2月16日 公開予定
 

• 出品工芸品 全国約100産地の工芸品が集います　https://meishoichi.kougeihin.jp/items/

岩手県 秀衡塗/岩谷堂箪笥/南部鉄器 
宮城県 宮城伝統こけし/雄勝硯
秋田県 川連漆器/樺細工/大館曲げわっぱ/秋田杉桶樽
山形県 置賜紬/山形鋳物/天童将棋駒
福島県 大堀相馬焼
埼玉県 春日部桐箪笥
東京都 村山大島紬/本場黄八丈/東京染小紋/江戸指物/東京手描友禅/江戸和竿/東京銀器/江戸木版画/江戸木目込人形/江戸節句人形/江戸べっ甲/江戸押絵/江戸硝子/江戸からかみ
神奈川県 鎌倉彫/小田原漆器/箱根寄木細工
新潟県 村上木彫堆朱
長野県 木曽漆器
山梨県 甲州水晶貴石細工/甲州手彫印章/甲州印伝
岐阜県 一位一刀彫/岐阜和傘
静岡県 駿河竹千筋細工
愛知県 三州鬼瓦工芸品/名古屋節句飾
富山県 高岡漆器/井波彫刻/高岡銅器/越中和紙
石川県 牛首紬/九谷焼/山中漆器/金沢箔
福井県 若狭塗
滋賀県 信楽焼
京都府 京友禅/京小紋/京指物
大阪府 大阪泉州桐箪笥
奈良県 奈良筆/奈良墨
和歌山県 紀州箪笥
広島県 熊野筆
山口県 萩焼/大内塗
愛媛県 大洲和紙
福岡県 久留米絣/博多織
佐賀県 伊万里・有田焼
長崎県 波佐見焼
鹿児島県 本場大島紬/薩摩焼
※上記の他、全国各地の「ふるさと工芸品」も多数出品いたします

開催概要
■主催：一般財団法人　伝統的工芸品産業振興協会
■会期：2月23日(祝・木) - 2月28日(火)
■時間：各日　午前10時 - 午後8時 ※26日(日)は午後7時30分まで、最終日は午後5時閉場
■会場：松屋銀座 8階イベントスクエア
■特設サイト：https://meishoichi.kougeihin.jp/
■入場無料