世界遺産・金閣寺を“未知の”エリアから貴重映像を撮影!新緑がまぶしい季節を迎えた京都で美しい花々の「庭」と五感を満たす「食」 檀れいが、日本画家・森田りえ子さんの案内で奥深い美と歴史、食を極める旅へ!
BS朝日「あなたの知らない京都旅〜1200年の物語〜」金閣寺と花の社
■“未知の”エリアから金閣寺の貴重映像を撮影!森田さん奉納の日本画も紹介!
“いままで知らなかった京都をより深掘り”し、単なる“旅”ではない京都の魅力を新たに発見する『あなたの知らない京都旅 ~1200年の物語~』。今回は京都を代表する寺院でありながら、めったに取材ができない金閣寺を探訪。普段は誰も立ち入ることができないエリアからの撮影も実現しました。そんな貴重映像で紹介する世界遺産・金閣寺をはじめ3つの名所をめぐり、春から夏に向かう、新緑がまぶしい季節を迎えた京都を「景色」「歴史・文化」「食」という3つの観点から紹介していきます。
番組の旅人・檀れいを案内するのは、番組初登場の日本画家・森田りえ子さん。四季を彩る花々や京都の伝統文化を受け継ぐ舞妓たちなどを卓越した描写力で表現しています。実は金閣寺を含め今回訪れる3つの場所は森田さんとゆかりのある名所でもあります。
最初に2人がやってきたのは京都市の南・伏見区にある城南宮。平安遷都の際に国の安泰と都の守護を願って創建され、「厄除けの神社」と仰がれています。今回、その城南宮にある「春の山」「平安の庭」「室町の庭」と銘打った美しい庭園へ。それぞれの庭が美しい花々とともに個性的な魅力を放ち、訪れる人たちの心を和ませています。その趣のある美しさに檀も感動。神社にまつわる歴史や、庭で開催される伝統行事などの話を聞きつつ、城南宮の魅力を掘り下げていきます。
そして、この城南宮に奉納された森田さんの絵馬を紹介。花を描いた絵馬を鑑賞しつつ、絵馬に込めた森田さんの思いをうかがいます。
■様々な角度から金閣寺を深堀り!檀れいも大絶賛!遊び心のある京料理とは?
いよいよ金閣寺へとやってきた檀と森田さん。今回、普段は入れないエリアにも入れると聞いた檀は「一歩一歩期待が高まってきました」とワクワクしながら金閣寺への道を進みます。金閣寺の正式名称は鹿苑寺、大本山相国寺の境外塔頭(たっちゅう)寺院の一つです。門をくぐり金閣寺の名前の由来となった舎利殿(金閣)の前へ。鏡湖池と呼ばれる広大な池の中心に立つ金閣は、二層と三層は漆の上から金箔が貼られています。執事長の山木雅晶さんの説明によると、昭和61〜62年にかけて行われた「昭和の大修復」を経て現在のような美しい姿になったそうです。森田さんが考える「昭和の大修復」に込められた思いとは?
そして、いよいよ普段は入ることができない舎利殿の西側へ。これまでほとんど紹介されたことがない角度から見る金閣の姿とは?貴重なその姿とともに金閣の第一層から三層それぞれの内部を山木さんが解説。足利義満が金閣を建てた理由など秘密を探っていきます。さらに、通常非公開となっている方丈も撮影、深い歴史を物語る方丈の庭や、由緒あるご本尊を拝見します。
続いて、金閣寺に奉納した森田さんの杉戸絵を鑑賞。春夏秋冬の花々を描いた杉戸絵に、森田さんが込めた思いを聞いた檀も思わず感嘆の声をあげます。
最後は昭和初期創業、ミシュランガイドで一つ星を獲得した料理屋「木乃婦」で“遊び心”のある魅力的な料理を楽しみます。ウニやフカヒレを使った繊細な料理を心ゆくまで味わいます。「檀さんの美しさに見とれながら、女性同士で楽しかったです。次はぜひ違うテーマで」と旅の感想を語った森田さん。今回、特別な撮影が実現した金閣寺の貴重映像から新たな魅力を掘り下げる「京都旅」にご期待ください!
檀れい コメント
Q: 金閣寺には小学校の修学旅行でいらしたとのことでしたが?
「その時は到着するまでのバスに酔ってフラフラになってしまったんです(笑)。着いてからも『あれが金閣寺か』とぼんやりとした記憶しかなく、辛かった思い出しか…(笑)。なので金閣寺は今回が初体験のようなもの!!とても楽しみにしていました」
Q: 今回じっくりと金閣寺をご覧になった感想は?
「一層、二層、三層とまったく建物の造りも違いますし、中の設えも世界観が違うのですが、その三つが美しくまとまっているんですね。時の権力者であった足利義満の絶対的な権力、財力、すべてがここに集約されていると感じました。でも、見方によっては足利義満の人生、公家としての義満、武士の世界のトップになって、その後に出家と、いろいろなことをこの金閣寺一つで表現されていると思いました」
Q: 城南宮のお庭はいかがでしたか?
「春の山、平安の庭、室町の庭など、一つ一つの世界観が違うんですね。限られた空間の中で見え方がそれぞれ違うのに驚きましたし、庭師の方なのか、美意識の高さも感じました。手入れが行き届いているからこそ、歴史を感じさせる立派な赤松があったり、花が絶えずどこかで咲いていて、どの季節に行っても楽しめる場所だなと」
Q: 「木乃婦」さんのお料理も美味しそうでした。
「美味しくてびっくりしました。お椀の蓋を開けたときの美しさや、トリ貝をこういう風に食べるの?という驚きだったり、食べる側の気持ちをひと皿ごとに上げてくれます。目で見ても楽しめるし、食べるときに私たちがひと手間加えることで際立つ香りだったり、いろいろな角度から五感を楽しませてくれる。それがすべてのお料理から感じられました」
Q: そんな城南宮、金閣寺、「木乃婦」さんに森田さんの作品がありました。
「金閣寺の杉板に描かれた日本の四季を表現するお花、その美しさに魅入ってしまいました。最初に花菖蒲を見たんですが、花びらの薄くて向こう側が透けて見えそうな表現の仕方とか、細やかなタッチは女性だからこその繊細さなのかなと思いました。春夏秋冬どの花も見ても、これが一番好きと思うぐらい素敵でしたね。森田先生は穏やかで柔らかい雰囲気の方なんですが、絵を拝見すると華やかさの中に強さもあったり、柔らかい表現の中にも潔さがあったり。先生の心の中にある絵に対する様々な想い、情熱みたいなものが表れるのかなと思いました」
Q: そんな今回の旅のみどころは?
「テレビ番組ではなかなか入れてもらうことができない金閣寺に行けました。しかも金閣寺にお越しなられた方でさえ通れないルートで、いろいろな角度から金閣寺を見ることが出来ました。皆さんには『あ、こっち側から見たらこういう景色なんだ』と楽しんでいただきたいですね。城南宮は広大な敷地にたくさんの趣向の変わったお庭があるので、ご覧になる皆さんにはお気に入りの庭を見つけていただきたいですね。そして森田先生の絵は金閣寺、城南宮、そして『木乃婦』さんとそれぞれ違うものが飾られていますので、この番組をご覧になって改めて絵を見にいらしてほしいなと思います。絵は100年、200年後の未来の人たちも目にすることになると思いますから」
森田りえ子さん コメント
Q: 檀れいさんとの二人旅はいかがでしたか?
「常に人の気持ちを優先的に考えてくださって、檀さんはお優しい方だなと思いました」
Q: 今回は金閣寺など巡る旅でしたがご感想は?
「雨が降って少し寒かったですが、いろいろと盛りだくさんの収録ができて良かったと思います。お花もきれいに咲いていましたし。城南宮のツツジはきれいでしたね」
Q: 金閣寺はいかがでしたか?
「私も金閣さんは久しぶりだったんですが、すごく幻想的で美しかったですね。山木雅晶さんもフレンドリーに対応してくださって嬉しかったです。ただ私のコメントはカミカミだったので、うまく編集していただければ(笑)。近藤サトさんのナレーションにお任せします」
番組概要
【番組名】「あなたの知らない京都旅~1200年の物語~」
金閣寺と花の社
【放送日時】5月30日(木)よる9時~9時54分
【放送局】 BS朝日
【CAST】旅人 檀れい
案内役 森田りえ子(日本画家/京都市立芸術大学 客員教授)
【ナレーション】近藤サト
【制作】BS朝日、E&W
【プロデューサー】柴田聡(BS朝日)、須山亮(BS朝日)、手塚公一(E&W)
【コピーライト】番組写真をご使用の際は「©BS朝日」の表記をお願いいたします。
【公式HP】https://www.bs-asahi.co.jp/kyototabi/
【番組公式X】https://twitter.com/kyoto_burari
【番組公式Instagram】https://www.instagram.com/kyototabi_1200/
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