【エムケイ・コーポレーション】過疎地域での在宅医療を訪問看護で支えるnanoヘルスケアと業務提携

「介護」と「医療」の連携で伊勢志摩地域の在宅支援を強化

IXホールディングス株式会社

2025年4月18日 15時00分

IXホールディングス株式会社（本社：三重県伊勢市）のグループ会社である株式会社エムケイ・コーポレーション（本社：三重県伊勢市、代表取締役社長：平林勇二）は、2025年4月18日、度会郡南伊勢町と志摩市で「nano訪問看護ステーション」を運営する株式会社nanoヘルスケアの一部株式を取得し、業務提携契約を締結しました。

エムケイ・コーポレーションについて

株式会社エムケイ・コーポレーションは、1996年創業で、三重県伊勢市に本社を構え「ポピー」の愛称で地域の皆様に親しまれている在宅支援事業者です。ご利用者様に少しでも長く安心して在宅生活を送って頂きたいという想いで、訪問介護（小俣と五十鈴川の2事業所）、デイサービス、居宅介護支援、配食サービス、ユニバーサルデザインの福祉用具販売などを展開しています。

nanoヘルスケアについて

株式会社nanoヘルスケアは、東京で看護師として勤務していた前田葵社長が、南伊勢町に移住した友人との出会いをきっかけに、高齢化率が50％を超え、また在宅医療の体制が万全とは言えない地域医療の実情を目の当たりにし、過疎地域での在宅医療を訪問看護で貢献するために当地に移住して2021年に創業した企業です。　

在宅支援に寄り添う包括的なサービスの提供へ

ご利用者様の在宅支援には、居宅介護支援・訪問看護・訪問リハビリテーション・訪問介護・デイサービス・配食サービス・福祉用具貸与や販売などたくさんのサービスがある一方で、これらのサービスを同一法人で包括的に提供しているところはほとんどありません。サービスを提供する法人が異なるため利用者様の情報共有や連携がスムーズにいかない場合、その不都合のしわ寄せは、ご利用者様のご負担になってしまうという構造的な課題があるものと考えています。

もちろん、サービス提供者間の連携を居宅介護支援のケアマネージャーが担っていますが、現場で発生するすべての事象までタイムリーに対応できるものではないと考えています。これらの課題解決には、同一法人内で在宅支援に必要なサービスを包括的に行える体制にすることで、ご利用者様の情報共有や連携がよりスムーズに行われ、それが結果として必要なサービスをタイムリーにお届けすることができる、利用者様本位のサービス体制の構築になると考えています。

今回の介護と医療の連携は、こうした課題解決の一助となると考えており、伊勢志摩地域の在宅支援をより一層強化してまいります。