『つづくにつづけ』個性あふれる店舗でリターナブルびん飲料を飲んで、多彩な8名の作家が参加した短編小説をもらおう!
<参加作家>尾崎世界観、大島育宙、清繭子、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、高瀬隼子、タカノシンヤ、滝沢秀一(マシンガンズ)、松井玲奈 ※五十音順、敬称略
日本ガラスびん協会(会長:石塚 久継/東京都 新宿区)は、リターナブルびん、びんリユースの仕組みの価値を再発見・再定義する活動「SO BLUE ACTION」を展開しています。本活動の一環で
「つづくにつづけ」を対象店舗にて10/27(月)から開催します。



【「つづくにつづけ」とは】
都内を中心にご参加いただく飲食店や銭湯にてリターナブルびん飲料をご購入いただくと、アーティスト、タレント、お笑い芸人、俳優、作家、ラジオパーソナリティーなど多彩な人たちによって執筆された短編小説がもらえるイベントです。
1本のリターナブルびんが作品ごとに姿を変えて登場し、時間や空間を越えてめぐっていく(循環していく)様子を物語として描いています。
ぜひ個性あふれる店舗へ行って、リターナブルびん飲料を飲んで、短編小説をお楽しみください。
【「つづくにつづけ」企画概要】
<タイトル>
つづくにつづけ
主催:日本ガラスびん協会
協力:株式会社ひとまいる(旧:カクヤスグループ)
<開催期間>
2025年10/27週~12月8日週
※各店無くなり次第終了となります
<参加作家と配布予定スケジュール>
10/27週:松井玲奈、大島育宙
11/10週:滝沢秀一、タカノシンヤ
11/24週:渋谷龍太、清繭子
12/8週:高瀬隼子、尾崎世界観
※敬称略
<公式サイト>
https://tsuzuku-ni-tsuzuke.jp/
冊子配布から2週遅れで、公式サイトでも各短篇小説を掲載します。
<参加店舗>
・飲食店
下北現像所(世田谷区)
本の読める店fuzkue下北沢(世田谷区)
日記屋月日(世田谷区)
お粥とお酒のANDONシモキタ(世田谷区)
大浪漫商店(世田谷区)
クジラ荘(世田谷区)
走馬灯(渋谷区)
TOE LIBRARY PARC(台東区)
MIA MIA Tokyo(豊島区)
・銭湯
妙法湯(豊島区)
巣鴨湯(豊島区)
えごた湯(中野区)
薬師湯(墨田区)
電気湯(墨田区)
金春湯(江東区)
立川湯屋敷 梅の湯(立川市)
府中湯楽館 桜湯(府中市)
湯遊邸 松の湯(練馬区)
十條湯(北区)
三鷹 千代乃湯(三鷹市)
<参加作家プロフィール>※敬称略
・松井玲奈
1991年生まれ、愛知県出身。2008年デビュー。役者、小説家として活躍。19年『カモフラージュ』で小説家デビュー。一一年『累々』、25年『カット・イン/カット・アウト』(すべて集英社)を刊行。Oggi『松井玲奈の「今日も今日とて、読書日和」』、東京新聞「人生相談」など、複数の連載を抱える。主な出演作は、NHK連続テレビ小説『おむすび』、大河ドラマ『どうする家康』。現在、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でハーマイオニー・グレンジャー役を務める。
・大島育宙
1992年生まれ。東京大学法学部卒。お笑いコンビ・XXCLUB(チョメチョメクラブ)のボケ・ネタ作り担当。YouTubeやPodcastで映画・ドラマの時評を発信するほか、広告プランナー、ラジオパーソナリティー、構成作家としても活動。TBSラジオ「こねくと」火曜、フジテレビ「週刊フジテレビ批評」ではコメンテーター、Eテレ「太田光のバズ英語」でインタビューを担当。Webや雑誌での連載も多数担当。
・滝沢秀一(マシンガンズ)
1976年生まれ、東京都足立区出身。九八年、西堀亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。2023年「THE SECOND~漫才トーナメント~」準優勝。12年より芸人の傍ら、ごみ収集会社で清掃員として勤務。ごみゼロを目指し、まんが『ゴミ清掃員の日常』(講談社)の刊行など様々な啓蒙活動を行う。また現在に至るまで、自作小説を様々な文芸賞に応募。文學界新人賞で最終候補になったことも。14年、携帯小説サイト「エブリスタ」に投稿したホラー小説「かごめかごめ」が人気となり、単行本化(双葉社)。
・タカノシンヤ
MC、作詞家、コピーライター、文筆家などジャンルレスに言葉と関わるオルタナティブパーソン。J-WAVE「GRAND MARQUEE」メインナビゲーター。音楽ユニットFrasco、Coldhotでは作詞・作曲・企画・アレンジ等を担当。うんこミュージアムの音楽監修やプリングルズのCMソングなども手掛ける。23年より、小説創作に目覚め、24年、文学フリマ・東京にて短編「マグネティック」を発表。25年、「スピーキング」で第7回ことばと新人賞佳作受賞。
・清 繭子
1982年生まれ、大阪府出身。エッセイスト。出版社で雑誌、漫画、絵本等の編集に携わったのち、小説家を目指してフリーのエディター、ライターに。朝日新聞社のweb「好書好日」にて、「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」を連載。小説家を目指す日々を綴ったnote「小説家になりたい人(自笑)日記」が編集者の目に留まり、『夢みるかかとにご飯つぶ』(幻冬舎)でエッセイストデビュー。現在、NHK出版のnote「本がひらく」にて、全肯定子育てエッセイ「ママも踊っていいかしらん!」を連載中。
・渋谷龍太(SUPER BEAVER)
1987年、東京都新宿歌舞伎町生まれ。2005年にSUPER BEAVER結成、09年にメジャーデビュー。11年にレーベルを離れ、インディーズで活躍し年間100本のライブ活動をスタート。20年4月にメジャー再契約を発表。二一年、バンド結成から現在までを描いた自伝的小説『都会のラクダ』を刊行。23年、ダ・ヴィンチwebに現在も連載中のエッセイ「吹けば飛ぶよな男だが」が単行本化(いずれもKADOKAWA)。同作には新作小説も収録。二六年にはアリーナツアー「都会のラクダTOUR2026~ラクダトゥインクルー~」が控える。
・高瀬隼子
1988年、愛媛県生まれ。立命館大学文学部卒業。在学中、文芸サークルに所属し、小説の新人賞に応募を始める。2019年、会社員として勤めながら書いた「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞。21年「水たまりで息をする」が芥川賞候補となり、22年「おいしいごはんが食べられますように」で第167回芥川賞を受賞。24年、『いい子のあくび』(集英社)で令和五年度芸術選奨新人賞を受賞。ほか、『うるさいこの音の全部』(文藝春秋)、『め生える』(U-NEXT)、『新しい恋愛』(講談社)など著書多数。
・尾崎世界観
1984年、東京都生まれ。2001年結成のロックバンド「クリープハイプ」のフロントマン。12年、アルバム「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」でメジャーデビュー。16年に半自伝小説『祐介』(文藝春秋)で作家デビュー。20年「母影」、24年「転の声」で芥川賞候補に。エッセイ『苦汁100%』『苦汁200%』(ともに文藝春秋)、『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(KADOKAWA)、対談集『身のある話と、歯に詰まるワタシ』(朝日新聞出版)など著書多数。
<表紙イラスト>
土屋未久
1991年愛知県生まれ、画家。
現実で起こる悲しみや苦しみへ抵抗する想いで絵を描いている。自身の制作を行いながら、書籍の装画やロゴなどクライアントワークも手がける。
https://www.instagram.com/mi9neru/
【「つづくにつづけ」の企画背景】

大量生産・大量消費の時代を経て、モノを永く大切に使うことの価値が改めて見直されています。
そんな時代のなか、繰り返し使うことができる、リターナブルびんに注目が集まっています。
リターナブルびんは、一度きりで終わるのではなく、人の手から人の手へと何度も渡っていきます。その循環する姿は、まるで物語を受け継ぐ「バトン」のようです。
今回の短編小説アンソロジー『つづくにつづけ』では、渡っていく、つづいていくというリターナブルびんの本質を、文学という形で表現しました。
1本のリターナブルびんが作品をまたぎ、登場人物たちの手を渡りながら、さまざまな時間や場所、感情、空間をつないでいく。物質としてのリターナブルびんに宿る“つづくチカラ”を言葉の世界で再現しています。
本作を手に取れる場所として選ばれたのは、自分と静かに向き合える空間です。カフェ、バー、銭湯など、時間がゆっくりと流れるお店です。
リターナブルびん、ガラスびんの大切さを理解し、日々お客さまに丁寧な時間を届けて、新たなカルチャーを発信し続ける、こだわりのあるお店にご協力をいただきました。
そんな素敵なお店でリターナブルびん飲料を飲んで、短編小説を読んで、持続可能な未来を想像するきっかけになればと願っています。

【SO BLUE ACTIONについて】
日本ガラスびん協会ではリターナブルびん、リユースの価値再発見・再定義を行う活動「SO BLUE ACTION」を2022年より行なっています。これまでも具体的なアクション、情報発信を行なっています。
2022年〜
<Eコマース×行政回収プロジェクト>
東京23区で飲まれたリターナブルびん入り飲料をリユースする仕組みを構築。東京23区にお住まいの方がECサイトで商品を購入し、飲み終わったリターナブルびんを自治体の資源回収に出すことで、びんリユースの仕組みに戻すことができます。

2022年〜2024年
<be draw project~びんで描く、びんで繋げる~>
東京家政大学との産学連携プロジェクト。
リターナブルびん入り飲料を学内(板橋キャンパス)で販売し、校内におけるCO2削減を計測、可視化を試みる実証事業です。

2023年〜
<日本ガラスびん協会公式noteでの情報発信>
具体的な活動内容の紹介、リターナブルびん、びんリユース事業にまつわる仕事に携わる人たちにフォーカスした記事を公開しています。

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