KIIが介護DXで社会課題解決を目指すZ-Worksに出資
独自のセンサーとクラウド技術で介護現場の生産性とサービス品質を革新
慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)は、独自のLTE搭載型センサーとクラウドシステムで介護施設の見守り業務を革新するZ-Worksに対して出資をいたしました。Z-Worksは今回総額7億円の資金調達を実施し、介護現場の生産性とQOLの向上を目指してまいります。
慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下 KII)は、弊社が運営するファンドより、株式会社Z-Works(本社:東京都豊島区、代表取締役 高橋 達也、以下 Z-Works)に対して第三者割当増資による出資をいたしました。他の出資者からの第三者割当増資及びベンチャーデットによる調達を含め、Z-Worksの本ラウンドでの調達総額は7億円となります。
◆介護現場のDXにより、介護の生産性と質の向上を推進
Z-Worksが開発するLTE搭載型センサーとクラウドシステム「ライブコネクト」は、心拍・呼吸数などのバイタルサインや行動を高精度に検知し、被介護者の状態をリアルタイムで把握することで、介護施設の見守り業務を革新します。超高齢化社会における介護人材不足という課題に対し、見守り業務の効率化や事故の削減を実現し、現場負担を大幅に軽減しています。
今回の資金調達を通じて、導入施設の拡大に加え、在宅介護領域および海外市場への展開を加速。介護DXをさらに広げ、生産性向上とともに、介護従事者・被介護者双方のQOL向上への貢献を目指してまいります。
■会社概要
会社名 :株式会社Z-Works
所在地 :東京都豊島区高田2-17-22目白中野ビル6階
代表者 :代表取締役社長 高橋 達也
設立 :2015年4月
事業内容:医療・介護業界向けIoTソリューション、センサーディバイス及びAIシステムの研究開発及び販売
URL :https://www.z-works.co.jp/

◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、「その研究が、その発明が、そのイノベーションが、社会を変えるまで。」をミッションに、シード・アーリーステージからのリード投資を中心とした、デジタル・テクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取組むすべてのアカデミア発スタートアップに対して、研究の社会実装と社会課題の解決を支援してきました。
2023年10月には、大学VC初のインパクトファンド「KII3号インパクトファンド」を設立し、「すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現」を目指すと同時に、アカデミア発スタートアップにインパクト投資を行うことにより、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトの創出を目指します。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :https://www.keio-innovation.co.jp
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