デジタルアイデンティティ、生成 AI を活用したクリエイティブプラットフォーム成功事例（人材サービス分野）

株式会社Orchestra Holdings

2024年9月17日 09時30分

株式会社 Orchestra Holdings（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：中村慶郎）の子会社である株式会社デジタルアイデンティティ(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：鈴木謙司）は、生成AIを利用したクリエイティブ制作プラットフォームを開発し、昨年よりテスト運用を開始しております。

実際のプロジェクトにおいて、広告成果の拡大および業務効率化の観点で成果を確認できたため、正式に社内ローンチし、全社的に活用を開始しました。

とくに広告クリエイティブチームの業務効率化・人材の早期戦力化が可能になり、より一層、高速かつ多様なクリエイティブ提案をすべてのクライアント企業に対して提供できるよう支援体制が強化されました。

本リリースでは、人材サービス分野において、このツールを導入したことによる広告パフォーマンスの改善事例を中心にご紹介いたします。

■人材サービス分野での成功事例

1. 成果の改善

人材サービス分野の広告プロジェクトにおいて、生成AIを利用したクリエイティブ制作プラットフォームを導入し、大幅な成果改善を実現しました。

●リスティング広告文の生成

AIによるリスティング広告文案の生成機能を活用し、既存の広告文に対してクリック率が平均12％改善、最良では15%改善。クリック単価においても15％削減される成果を上げました。またCPA（コンバージョン単価）は12％削減しています。この効果により、リスティング広告全体の効率化につなげることができました。

●バナー広告での改善

AIが提案したコピー案および画像素材を採用してバナー広告を制作しました。結果として、クリック率は既存のバナー広告と比較して平均54％改善、最良では200%近く改善したバナーも見られ、クリック単価は30％削減されました。この成功により、広告費を抑えつつ、より多くの求職者を集客することができました。

●独自画像の生成

AIによって生成された画像をランディングページ（LP）に使用した結果、コンバージョン率が5％以上向上し、CPA（コンバージョン単価）は12％削減されました。

これらの成功事例を通じて、人材サービス分野における広告パフォーマンスが大幅に向上し、費用対効果も大幅に改善しました。

2. クリエイティブ提案の質向上と会議の効率化

生成AIを利用したクリエイティブ制作プラットフォームを活用することで、クリエイティブ提案のスピードも大幅に向上しました。従来の手動作業に比べ、短期間で多様なアイディアを提案できるようになりました。これにより、会議の場で検討するクリエイティブのアイディア数が増加し、より多角的かつ有意義な議論が可能になっています。

AIによって数十種類のコピー案やビジュアル案が瞬時に生成されるため、会議においてはその中から最適な案を選び、方向性を迅速に決定できます。結果として、意思決定のスピードが加速し、限られた時間の中でより多くの選択肢を検討することが可能になり、クリエイティブの質が向上しました。

また、提案のバリエーションが増えたことで、クライアントや社内の関係者とのディスカッションが活発化し、より斬新で効果的なアイディアが生まれるきっかけとなっています。ツールの導入によって、クリエイティブ制作のプロセスが効率化されただけでなく、会議自体が実り多いものとなり、プロジェクト全体の成果向上に貢献しています。