<ヴィス>キノシタ大阪本社オフィス兼家具ショールームをデザイン・プロデュース

株式会社ヴィス

デザイナーズオフィスを手がけ、「はたらく」をデザインする株式会社ヴィス(本社:大阪市北区、代表取締役社長:金谷智浩、以下ヴィス)は、家具メーカーである株式会社キノシタ(本社:大阪市中央区、代表取締役:四方一郎、以下キノシタ)の大阪本社オフィス兼ショールームを設計デザイン・プロデュースし、オフィスデザイン紹介ページ・ドローン動画を公開しましたのでお知らせします。
オフィスデザイン:https://designers-office.jp/work/page/index.php?id=968
ドローン動画:https://youtu.be/kEpp1TF200w

オリジナルブランド家具の企画・開発・製造・販売を行う家具メーカー キノシタのさらなる事業発展を目的とした大阪本社オフィス兼ショールームの移転。

今回ヴィスでは、立地改善を含めた移転コンサルティング、新オフィス兼ショールームの設計・デザイン、ブランディングも含めたプロデュースをしました。

課題のあった立地に関しては、ショールームに訪れる方の利便性や訪問のしやすさを考慮し、大阪屈指のビジネス街である「本町」を提案しました。さらにオフィスとショールームを1フロアにまとめたことで、スペース効率の改善に加え複数フロアを要因としたコミュニケーション不足・ナレッジの共有不足という課題にも対応し、生産性の向上にもつなげています。

ショールームは社内外のリブランディングも兼ねており、ワークショップを通じてキノシタのブランドを再定義しました。社外に対してはブランドの認知度向上、社内に対しては社員自らブランドをつくり価値を高める意識改革のきっかけとなるオフィスとなりました。
 
  • デザインのコンセプト

「モノを『見る』ショールームから、『考えに触れる』ミュージアムへ」をテーマとし、製品を見るだけのショールームにとどまらず、キノシタの想いや考えに触れることができる空間をデザインしました。


ブランドの世界観を踏襲するのではなく、会社の考え方やブランドごとのコンセプト、制作の過程に触れ、これから変化する時間軸の中でも変わらないキノシタの信念を表現する場所となりました。

活きた展示家具の見せ方を意識し、家具代理店・オーナーに何度も足を運んでもらえる仕掛けをつくっています。
 
  • ショールーム・ワークエリアのデザイン・機能
天井は一部スケルトンとし、広さや開放感が感じられます。壁や床などは白色と木目で構成し、白で清潔感と信頼を、木目で温かさを表現しました。

ショールームエリアでは、会議室を中央に象徴的にレイアウトしました。
側面の壁にはチェアを展示できるスペースを設け、自社製品であるチェアやライトを並べ、インテリアとしてのデザインも兼ねています。

壁面には製品に使用されるマテリアルを確認できる棚をオリジナルで制作。あらゆるマテリアルを見比べることができるスペースとして活用できるようにしました。

ブランドごとの開発ストーリーや会社のミッションなども展示し、来社したクライアントからの共感を得られる工夫を施しています。

ワークエリアは、課題としてあったコミュニケーション不足を解消するために、営業部署についてはフリーアドレスを導入し、業務生産性を向上させるレイアウトとしました。

ワークエリアにもオリジナルブランド「ABORD(アボール)」「Calore(カロレ)」のプロダクトやキノシタ製作の造作什器を活用し、社員自ら使用することでプロダクトへの関心が湧き、アップデートしていけるような仕掛けづくりをしています。

実際にプロダクトストーリーを体感いただけるよう、ショールーム・ワークエリアをドローンで撮影し公開しました。各ブランドのプロダクトを回遊するレイアウトを体験できます。
ドローン動画(YouTube):https://youtu.be/kEpp1TF200w
 
  • プロジェクトメンバーより
・株式会社キノシタ プロジェクト担当:企画本部長 田原 圭介 様
これまでのオフィスは部門ごとにフロアが複数に分かれており、コミュニケーション不足や情報共有の面で支障になっていることが課題でした。また、浪速区日本橋とお客様に足を運んでいただきにくい立地でしたので、もっとお客様にお越しいただきやすい立地改善も合わせて検討しました。
ヴィス様からはオフィスのデザインのみならず、移転に関する総合的なコンサルティング・社内外への弊社のブランディングの再定義など、幅広いご提案をいただき我々としましても改めて自社を見つめ直す非常に良い機会となりました。
今回の移転において重要なポイントでもあるショールームは、お客様が「行きたくなるショールーム」を目指し、ただ商品を展示するだけではなくキノシタのものづくりに対する想いを感じていただけるショールームとなりました。
新しいオフィスでは、社員それぞれが「働き甲斐」と「幸せ」を感じながら働くことで自社の企業ブランドを高め、それを商品に落とし込むことでお客様により良いサービスをご提供させていただきたいと思います。


・プロジェクトマネジメント:株式会社ヴィス 繁田 大夢

キノシタ様の本社移転のテーマとして、立地改善によるショールーム集客の強化、ブランディング向上、コミュニケーションから生まれる社員のナレッジ強化、これら3つの軸でプロジェクトマネジメントをしました。

現状の課題把握から次のオフィスに必要な要件の立案に至るまで、「新しいキノシタのオフィスには何が必要か」のディスカッションを重ねて構築することができました。モノを“見る”だけではなく、キノシタ様の理念や想いに触れることで、クライアントが真の意味でブランドに共感しファンになっていただけるショールームになりました。


・設計・デザイン:株式会社ヴィス 牧之瀬 太朗

キノシタ様ならではの強みや特徴をプロジェクトメンバーと一緒に言語化し、コンセプトを空間で表現することを意識してデザインしました。レイアウトは、中央に象徴的な家具の展示棚を配置し、それぞれの面に各ブランドの家具を設置。エントランスでブランドムービーを観た後、回遊しながらそれぞれのブランドの家具を見ることができます。壁面の白色で家具ブランドとしての信頼感や安心感を伝え、無骨なスケルトン天井で創業当時から変わらないモノづくりのへの情熱を表現しました。家具のショールームである前に、まずはキノシタ様という会社のファンになっていただける空間を目指しました。

 
  • キノシタについて
株式会社キノシタはオリジナルコントラクト家具ブランド「ABORD(アボール)」「Calore(カロレ)」「Baobab(バオバブ)」の企画・開発・製造・販売を中心に、特注物件の注文家具の開発・製造・販売などコントラクト空間で使用される家具を提供しています。

【会社概要】
会社名:株式会社キノシタ
所在地:大阪府大阪市中央区本町2-3-8 三甲本町大阪ビル8F
代表者:四方一郎
設立 :1972年
URL :https://www.kk-kinoshita.co.jp/
 
  • ヴィスについて

「はたらく人々を幸せに。」
株式会社ヴィスは、「はたらく人々を幸せに。」というパーパス(存在意義)のもと、“はたらく”をデザインするワークデザインカンパニーです。コンサルティング、ワークスタイリング、ブランディングを通じて継続的に企業価値向上の実現をサポートします。
実績:デザイナーズオフィス実績 累計7,000件以上(2022年3月末現在)

【会社概要】
社名:株式会社ヴィス
代表者:代表取締役会長 中村 勇人 代表取締役社長 金谷 智浩
事業内容:コンサルティング、ワークスタイリング、ブランディング(デザイナーズオフィス)事業
設立:1998年4月13日
事業所:東京オフィス、大阪オフィス(本社)、名古屋オフィス

▽URL
デザイナーズオフィスサイト:https://designers-office.jp 
コーポレートサイト:https://vis-produce.com 
「The Place(ザ プレイス)」:https://theplace.co.jp
「ココエル」:https://cocoyell.jp
 

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URL
https://vis-produce.com
業種
建設業
本社所在地
東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング17F
電話番号
03-5568-6788
代表者名
中村勇人 金谷智浩
上場
東証スタンダード
資本金
5億3900万円
設立
1998年04月