フジッコのパーパス・ビジョン実現に向けた第１回“フジッコウェルネスアワード”を開催！

-革新的リニューアルを遂げた「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト®」が最優秀賞受賞-

フジッコ株式会社

2024年3月13日 11時00分

　フジッコ株式会社（本社：神戸市中央区/代表取締役社長執行役員：福井正一）は、当社が掲げるパーパス・ビジョンの実現に向けた新たな機会として、第１回“フジッコウェルネスアワード”を2024年3月12日（火）に開催いたしました。本アワードでは、フジッコのパーパスに基づき大きな成果を残したとして、「『まるごとＳＯＹカスピ海ヨーグルト』の革新的品質改善」テーマを最優秀賞として表彰いたしました。

■“フジッコウェルネスアワード”について

＜実施背景＞

　当社では、業務活発化や生産性向上のために、社内に大きな変革や貢献をもたらした従業員を表彰する社内表彰制度を1982年に制定し、過去4度に渡り改定を行ってまいりました。しかし、この制度を長年継続していくにつれ、社内表彰制度の目的や意義が形骸化・希薄化するという課題に直面しました。そこで、改めて社内表彰制度の目的を明確にし、より価値ある機会へと再構築するべく、2024年から既存の社内表彰制度を「フジッコウェルネスアワード」としてリニューアルいたしました。

＜審査基準＞

　本制度では、成果だけではなく、成果までの過程の中でフジッコのパーパス『5つの健康』や、『フジッコ2030』ビジョンに基づいた判断をしたかどうかを考慮して受賞者を決定いたします。このように審査基準を明確にすることで、よりパーパス・ビジョンに対して、従業員一人ひとりが当事者意識を持ってもらうきっかけを創出いたします。また、受賞者の事例を通じて、受賞者以外の従業員に対しても「一体どのような行動がパーパス・ビジョンの実現に繋がるのか」という気づきを与え、会社全体の意識改革、行動変容を促してまいります。

■フジッコのパーパス・ビジョンについて

　フジッコはパーパスとして『5つの健康』を掲げています。「健康」を英語表記すると「Health」「Wellness」の2種類がありますが、当社が目指したい「健康」は、Healthでありながらさらに心が健康で心身ともに快適な状態である「Wellness」です。「Wellness」を実現するために、『5つの健康』として【健康提供】【健康社会】【地球健康】【健康経営】【健全経営】を掲げています。

　【健康提供】では、フジッコの商品およびサービスの提供により心身の健康増進に貢献いたします。【健康社会】では、資源活用によって経済面での地方創生支援や、伝統的な日本の食文化の発展に寄与することで社会貢献に努めてまいります。また、【地球健康】ではプラスチック削減や食品ロス、廃棄ロスの低減、二酸化炭素の削減に取り組みます。そしてこの3つの「健康」を支えるものとして【健康経営】【健全経営】を掲げています。【健康経営】は、社員の心身の健康維持を図ることであり、【健全経営】は業績の向上と透明性のあるガバナンスを築くことです。

　また、2030年に向けた長期的な『フジッコ2030』ビジョンでは、事業ビジョンとして「お客様の『価値ある時間』に貢献」、環境保護ビジョンとして「地球環境保護にも貢献する事業」を掲げております。

　これらのパーパス・ビジョンを掲げ実現に向けて邁進することで、自然の恵みに感謝し美味しさを革新しつづけ、全ての人々を元気で幸せにする『健康創造企業』を目指しております。

■最優秀賞について

＜活動内容＞

受賞テーマ：『まるごとＳＯＹカスピ海ヨーグルト』の革新的品質改善

　大豆を使用したヨーグルト「まるごとＳＯＹカスピ海ヨーグルト」について、カスピ海乳酸菌（クレモリス菌FC株）とフジッコ独自の技術を駆使することで「物性」「赤変」「味風味」といった品質課題を解決し、カスピ海ヨーグルトのラインナップとして革新的リニューアルに成功しました。この品質改善をきっかけに、販売数量がリニューアル前と比較して250%※増を達成しました。

※リニューアル前（2023年2月）とリニューアル後（2023年11月）の販売数量を比較。

＜受賞理由＞

　ヨーグルト独自の“酸味”の低減と、より豊かな大豆の風味、なめらかでクリーミーな味わいを実現したことにより、自社商品内でのさらなるジャンル確立に寄与し、乳製品の代替商品に留まらない大豆の新しい楽しみ方を提供していることを評価しました。

　そして、フジッコのパーパスである『5つの健康』の中の【健康提供】【健康社会】【地球健康】の実現に貢献し、パーパス・ビジョンを体現した商品開発であることが、最優秀賞受賞の決め手になりました。