「出産・子育て応援給付金」と子育て世代の購買行動に関する調査
物価高騰で『価格重視』の子育て世代
調査背景
全ての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境整備を目的として、国が新たに「出産・子育て応援交付金事業」を創設しました。そこで、子育て世代が「出産・子育て応援給付金(※)」に対して期待すること、また子育て世代の購買行動を実態を調査しました。
子育て世代(2023年3月時点で、「現在お子さんがいる」もしくは「妊娠中・計画中」と回答した全国の20歳以上の男女1,045名)を対象にWebアンケート調査を実施しました。
※「出産・子育て応援給付金」とは
令和4年10月28日の閣議決定において国が創設した「出産・子育て応援交付金事業」に基づき、各自治体が「出産・子育て応援事業」を実施して、対象者に対して伴走型相談支援を拡充するとともに、経済的支援として支給する給付金のことです。現状では、その支給方法は地域ごとに異なり、現金・地域通貨・デジタルギフト・現物などで相当額分が対象者に給付されています。
調査結果サマリー ・「出産・子育て応援給付金」の認知度は全体の約3割 ・「出産・子育て応援給付金」について、「いい制度だと思う」と答えたのは約半数 ・「出産・子育て応援給付金」をどのような形で受け取りたいか調査したところ、「現金」「電子マネーやポイント」が性別・世代を問わず人気 ・「出産・子育て応援給付金」の支給形態の一つでもある地域独自の「地域通貨」について、日頃から利用しているのは4.7%、一度でも利用したことのある人を含めても20.2%にとどまる ・出産・育児関連用品をオンラインショップで買うことのメリットは、「買い物に行く負担がない」「価格比較をしてより安いものを購入することができる」「クチコミなどによる評価が分かる」 ・出産・育児関連用品を選ぶ基準は、「品質の高さ・安全性」「値段の安さ」、次いで「口コミ評価の高さ」「見た目・デザイン」 ・出産・育児関連用品に関する情報収集は、「ネット検索」「SNS」「友人や家族からのおすすめ」が主流 |
「出産・子育て応援給付金」について
「出産・子育て応援給付金」について知っていますか
子育て世代の「出産・子育て応援給付金」の認知率を調査したところ、「知っている」と回答したのは全体の約3割でした。
また認知率を男女別でみると、女性が4割弱、男性が3割弱と女性の方がやや高い結果でした。
「出産・子育て応援給付金」の制度についてどう思いますか
「出産・子育て応援給付金」の制度についてどう思うか尋ねると、約半数が「いい制度だと思う」と回答しました。
男女別でみると、「いい制度だと思う」と答えた割合は女性は61.4%、男性は47.2%とやや乖離があり、「わからない」という回答は男性の方が8ポイント以上上回り、女性のほうがこの制度に対する関心が高いことが伺えました。
自治体から「出産・子育て応援給付金」をどのような形で受け取れると嬉しいですか(複数選択可)
受け取り方は「現金」が圧倒的で、次いで「電子マネーやポイント(PayPayやAmazonギフトなど)」が人気でした。
ただし、現金給付の場合、使途が限定されず、必ずしも子育て目的の消費に充てられない恐れがあり、消費ではなく貯蓄に繋がる可能性があるため、国の基本的な考え方としては、現金以外の支給方法を推奨しています。(※厚生労働省 子ども家庭局総務課少子化総合対策室 『出産・子育て応援交付金自治体職員向けQ&A(第4版)』参照)
一方、上位の「現金」や「電子マネーやポイント」と比べると、「地域通貨」や「紙の商品券」など利用用途が限定されるものや「現物支給」はやや需要が低いことが分かりました。
また年代別で比較すると、30代は「現金」や「電子マネーやポイント」と回答した割合が他の年代に比べて高い一方で、20代前半は「現物支給」と回答した割合が他の年代に比べてやや高い結果となりました。20代前半の回答者は、初めての出産である割合が高いため、「自分で自由に給付金の使い道を選びたい」というよりも、「予め選ばれた定番の商品を貰う」ほうが自ら必要なものを調べて揃える負担がなく安心なのかもしれません。
一方、30代の回答者は出産を予定している子供が第二子以上の割合が高いこともあり「現物支給」の需要は低く、「現金」や「電子マネーやポイント」で「自分で自由に給付金の使い道を選びたい」人が多いようでした。
「出産・子育て応援給付金」を受け取ったらどのように使いたいですか(複数選択可)
使い道に関しては「出産や育児用品の購入」という回答が最も多く、次いで「生活費の補填」、「出産にかかる医療費の補填」、「使わずに貯金」という回答が多くみられました。
お住まいの自治体の「地域通貨」を利用したことがありますか
「出産・子育て応援給付金」の支給方法の一つでもある、特定の地域でのみ利用することができる地域独自の決済手段「地域通貨」について、「普段から利用している」と回答したのは4.7%のみで、一度でも利用したことのある人を含めても20.2%にとどまりました。
「地域通貨」は便利だと思いますか
自治体の地域通貨について、「便利だと思う」と回答したのは15.7%、「便利だとは思わない」と回答したのは22.4%で、便利だと感じていない人のほうがやや多いことが分かりました。
子育て世代の購買行動について
普段、Amazonや楽天市場などの総合オンラインショップを利用しますか
子育て世代の7割以上が総合オンラインショップを普段の買い物で利用していることが分かりました。
普段、どのような時に総合オンラインショップを利用しますか(複数選択可)
子育て世代の総合オンラインショップの利用は、「お買い得な商品やセールがあった時」が圧倒的で、次いで「重いもの・大きなものを買う時」「買い物に行く時間がない時」などの回答が多くみられました。日用品の物価高騰が続く中で、子育て世代にとってオンラインショッピングの最大のメリットはお得に買い物ができることのようです。
出産・育児関連用品はどこで購入することが多いですか
出産・育児関連用品については「乳幼児用品・小児用雑貨専門店の実店舗で購入する」という回答が最も多く、その次に総合オンラインショップが人気でした。
出産・育児関連用品をオンラインショップで購入することのメリットは何だと思いますか(複数選択可)
メリットに関しては「買い物に行く負担がない」が圧倒的で、次に「価格比較をしてより安いものを購入することができる」「クチコミなどによる評価が分かる」などの回答が多くみられました。
妊娠中や小さなお子さまのいる子育て世代にとって、やはり買い物の負担軽減は重要であり、次に金銭面での節約を重視していることが分かりました。また、小さなお子さまのために購入する商品ということもあり、オンラインショップならではのクチコミ評価を気にしている人も多いようです。
出産・育児関連用品は主に何を基準に選びますか(複数選択可)
「品質の高さ・安全性」「値段の安さ」がほぼ同率1位という結果でした。品質重視であるのと同時に、出産・育児関連用品においても価格を重視していることが分かりました。
出産・育児関連用品は誰が選ぶことが多いですか。(お子さんから見た立場でお選びください)
出産・育児関連用品を誰が選んでいる方は、「母親」が約8割を占めました。
出産・育児関連用品に関する情報は主にどこで収集していますか(複数選択可)
品質・価格の両方を重視する子育て世代は、「ネット検索」「SNS」「友人や家族からのおすすめ」を通じて出産・育児関連用品に関する情報を収集しているようです。
出産・育児に関する悩みは主に誰に相談しますか
出産・育児に関する悩みの相談相手は「配偶者」という回答が最も多く、次いで「親」「友人」が多くみられました。子育て世代は、より身近にいる家族や友人に相談することの方が多いようです。「出産・子育て応援交付金事業」の一環として、各自治体は対象者に対して伴走型相談支援の拡充を目指しており、身近な家族や友人に加えて専門家により相談しやすい環境が整っていくことが期待できます。
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「株式会社DIGITALIOが運営するデジタルギフト「デジコ」が実施した調査結果によると……」
調査概要
1.調査方法:株式会社DIGITALIOが運営するポイントサイト「ECナビ」でのWebアンケート調査
2.調査対象:ポイントサイト「ECナビ」会員のうち、2023年3月時点で「お子さんがいる」もしくは「妊娠中・計画中」と回答した全国の20歳以上の男女
3.有効回答数:1,045名
4.調査実施日:2023年3月25日(土)
■デジコについて
デジタルギフト「デジコ」( https://digi-co.net/ )は、初期費用・月額費用無料で、PayPayやAmazonギフトカード、Apple Gift Card、Google Play ギフトコード、QUOカードPay、LINE Pay、PeXポイントギフトなどに交換可能なデジタルギフトを、1円単位1枚から当日発行することができるサービスです。いつでもすぐに必要な分だけ発行することができるため、企業の広告予算の調整や急なキャンペーンの実施などにも柔軟に対応することができ、当日まで人数把握が難しいイベントの謝礼などにも幅広く活用することが可能です。
「デジコ」は、「出産・子育て応援給付金事業」のデジタル化を全面的に支援する「出産・子育て応援交付金プラン」を提供しています。自治体が伴走型相談支援のために必要とする対象者へのアンケートから、出産・子育て応援交付金として使えるデジタルギフト「デジコ」の発行・送付までを一気通貫で提供いたします。また、ギフトの交換先を「Amazon育児支援券(※)」にすれば、交付金の利用用途を育児関連商品に限定することも可能です。
(※Amazon育児⽀援券は、Amazon.co.jpの「育児」カテゴリーの中から、お好きな商品をご購⼊いただけるギフト券です。)
※PayPayポイントは出金・譲渡不可です。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能です。
※本プロモーション【株式会社DIGITALIO】による提供です。 本プロモーションについてのお問い合わせは Amazon ではお受けしておりません。【株式会社DIGITALIO】事務局【digitalgift@cartahd.com】までお願いいたします。
※Amazon、Amazon.co.jp およびそれらのロゴは Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
※Google Play および Google Play ロゴは Google LLC の商標です。
※Apple Gift Cardは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
※「QUOカードPay」もしくは「クオ・カード ペイ」およびそれらのロゴは 株式会社クオカードの登録商標です。
※LINE Pay残高のお受け取りには、LINE Payアカウントが必要です。
※LINE Pay残高のお受け取りには、お客様のLINE Pay ナンバーをご入力いただく必要がございます。
※PeXから外部への交換には手数料がかかる場合がございます。
■DIGITALIOについて
DIGITALIO(デジタリオ)では、デジタルを軸としたサービスを創造・提供し、社会を前進させるために、メディア・販売促進・リテール・ヘルスケア事業を展開しております。ポイントサイト「ECナビ」( https://ecnavi.jp/ )やポイント交換サイト「PeX」( https://pex.jp/ )、無料ウェブ百科事典「コトバンク」( https://kotobank.jp/ )、マンガ百科事典「マンガペディア」( https://mangapedia.com/ )、デジタルギフト「デジコ」( https://digi-co.net/ )、販促キャンペーンツール「キャンタ」( https://camter.net/ )、給与前払いサービス「Remone」( https://remone.jp/ )など多数のサービスを開発・運営を通じて、自分たちの技術を活かし、社会にある課題をinputし、プロダクト開発としてoutputしていく。そしてプロダクトを育て、持続させてまいります。
【株式会社DIGITALIO】https://digitalio.jp/
代表取締役:古谷 和幸
資本金 :1億9,800万円
設立 :2007年1月22日
所在地 :東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ15F
事業内容 :メディア事業/リテールDX事業/ヘルスケア事業
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