ZOZOグループのスマートテキスタイル「Ambient Weaving」が 国際フェスティバル「科学と芸術の丘 2022」で関東初展示!
凱旋展示として、海外展示会で注目を集めた 「STARTS Prize 2022」栄誉賞受賞作品3点を展示
株式会社ZOZO NEXT(本社:千葉県千葉市 代表取締役CEO:澤田宏太郎 以下、ZOZO NEXT)は、ZOZO NEXTと東京大学大学院情報学環(所在地: 東京都文京区 学環長:山内祐平)筧康明研究室(主宰: 筧康明教授)、株式会社 細尾(本社:京都府京都市 代表取締役社長:細尾真孝)の共同研究プロジェクト“Ambient Weaving”を、10/22(土)・10/23(日)の2日間、千葉県松戸市で開催される国際フェスティバル「科学と芸術の丘 2022」にて凱旋展示いたします。なお、関東における本作品の展示は初となります。
“Ambient Weaving”は、300年以上の歴史を持つ西陣織の老舗、株式会社 細尾の伝統工芸技法と、東京大学とZOZO NEXTが開発した先端テクノロジーを掛け合わせ、日本古来の美しさと機能性を両立したスマートテキスタイル作品です。伝統工芸と先端テクノロジーを組み合わせたユニークなプロジェクトチームとアプローチにより、表現と技術の両面において新たな美を追求したことが評価され、今年6月に「STARTS Prize 2022」(※1)にて栄誉賞を受賞しました(※2)。
また、本展示は、今年3月に開催された世界最大級のテクノロジーと音楽・映画の祭典「SXSW 2022」(アメリカ・テキサス州)、今年9月に開催されたメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ 2022」(オーストリア・リンツ)にも出展し、来場者から多くの注目を集めました。
この度、メイン会場となる戸定邸を中心に作品展示、トーク、ワークショップなどが開催されるイベント「科学と芸術の丘 2022」にて、海外でも注目を集めた “Ambient Weaving”の3作品(※3)を凱旋展示いたします。関東初となる本作品の展示に、ぜひご注目ください。
(※1)EU Commissionが主催し、オーストリアで活動する世界的なクリエイティブ機関「アルスエレクトロニカ」が欧州委員会からの任命を受けて、アート領域における実践的な科学やテクノロジーのコラボレーションの推進を目的に実施している賞
(※2)プレスリリース https://zozonext.com/news/startsprize2022_2022620
(※3)「Wave of Warmth」「Drifting Colors」「Woven Glow」の3作品。
<展示概要>
- 展示内容:Ambient Weavingの3作品
- 展示内容URL:https://science-art-matsudo.net/program/exhibition/#ambientweaving
- 展示先イベント名称:国際フェスティバル「科学と芸術の丘 2022」
- イベントURL:https://science-art-matsudo.net/
- 日時:10/22(土)・10/23(日)
- 場所:戸定邸・戸定歴史館(https://www.city.matsudo.chiba.jp/tojo/)
- アクセス:https://science-art-matsudo.net/join/guide#access
入場チケット:
■事前にオンラインで購入
販売期間:
①10/22チケット:〜2022/10/21(金) 16:30
②10/23チケット:〜2022/10/22(土) 16:30
販売料金:1,000円(一般)500円(中高生・大学生)小学生以下無料
販売場所:Peatixから申込み、当日戸定邸入口前 総合受付にて引換
■当日に会場で購入
販売期間:2022/10/22(土) 10:00〜2022/10/23 15:00
販売料金:1,200円(一般)600円(中高生・大学生)小学生以下無料
販売場所:戸定邸入口前 総合受付
※チケットの詳細や購入方法、注意事項等については下記URLをご確認ください。
(https://science-art-matsudo.net/join/guide)
<共同研究の成果としての“Ambient Weaving”>
“Ambient Weaving”は、2020年よりZOZO NEXT、 東京大学、細尾による共同研究プロジェクトとして開始した、伝統工芸と先端素材およびインタラクション技術を組み合わせ、機能性と美を両立する新規テキスタイルの開発に関する共同研究プロジェクトの成果物です。本プロジェクトでは、西陣織の構造や意匠に先端素材やデバイスを掛け合わせることで、周囲の環境情報と織物を媒介する様々な機能と表現の両立を試みてきました。その中で、従来の染色プロセスでは塗工困難な色域の温度応答性色素を定着させた引箔、布に織り込めるほど薄くしなやかな発光・透明度変化デバイスなど、動的に見た目や特性を変化させる機能を西陣織の上に付与した、新たな意匠性を有するテキスタイル制作と要素技術開発を実現しました。“Ambient Weaving” とは、この取り組みの中で生み出された「環境情報を表現する織物」「環境そのものが織り込まれた織物」を指します。
- 課題名 :伝統工芸と先端技術を組み合わせたスマートテキスタイルの開発
- 共同研究先 :国立大学法人 東京大学 大学院情報学環(研究代表者・筧康明教授)、株式会社 細尾(研究代表者・細尾真孝)
- URL :https://ambientweaving.lab.zozo.jp/
<ご参考:海外展示イベントでの反応>
海外展示イベントでの展示の内容や会場の様子、来場者からの反応についての詳細は、イベントレポートをご参照ください。
「アルスエレクトロニカ 2022」:https://zozonext.com/news/20220922_alsreport
「SXSW 2022」:https://zozonext.com/news/20220324_sxswreport
西陣織の持つ圧倒的な美しさに、会場に訪れたアパレルブランド様やテキスタイル関連企業、デザイナーからの関心も寄せられました。
各作品の動画はこちら
「Wave of Warmth」:https://www.youtube.com/watch?v=HL1of6S6YoA(2022年3月公開)
「Drifting Colors」:https://www.youtube.com/watch?v=mX6UnyONVgk(2021年6月公開)
「Woven Glow」:https://www.youtube.com/watch?v=Ln5xjnNR3lk(2021年7月公開)
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