デスクトップ型高温3Dプリンター「CreatBot PEEK-250」新発売! PEEKやPEI素材の高度な造形を実現
株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、CreatBot社の最先端3Dプリンター「PEEK-250」が2024年9月25日にリリースされたことを発表します。このプリンターは、最大200°Cのチャンバー温度と480°Cのノズル温度を誇り、PEEKやPEIといった高性能材料の造形を手軽にデスクトップで実現します。安全で使いやすい設計と業界初の高温チャンバー技術により、プロフェッショナルの方々に最適な選択肢を提供します。
革新をもたらす高温3Dプリンター「PEEK-250」
■Point 1 圧倒的な温度性能で多彩な材料に対応
PEEK-250は、200°Cまでの昇温が可能な高温チャンバーを搭載し、高温環境下での造形が必要なPEEKやPEIなどの高性能材料に必要な機能を備えています。特に、PEI材料の造形においては材料の接着をよくし成形内部応力を低減させるため、高い温度環境下での造形が必要になります。PEEK-250では、推奨される180℃のチャンバー温度下での造形が可能になり、より安定した造形を行えます。
■Point 2 安全性と使いやすさを両立
アクティブ空気冷却機能により、180°Cに到達するチャンバー内でも、外部の温度は40°C以下に保たれます。これにより、長時間の連続使用でもより安全に操作できるようになりました。加えて、チャンバー温度をわずか20分で180°Cまで上げることができ、スピーディーな作業が可能です。
■Point 3 一体型 焼鈍機能
造形終了後は、モデルをプリンター内でそのまま焼鈍処理を行うことができます。これにより、モデルを移動させることなく、温度差によるストレスを最小限に抑え、高品質な仕上がりを確保します。焼鈍設定もプリンターの画面から簡単に操作でき、ユーザーは時間をかけずに最適な条件を選ぶことができます。
■Point 4 高精度なプラットフォームで完璧な造形を実現
PEEK-250のプラットフォームは、最大200°Cに対応した航空機用グレードの高精度プラットフォームを採用しており、安定した造形を実現します。高温下でも平坦性が保たれ、手動でのレベリングが不要です。これにより、失敗なく精密な造形が可能になります。
▶通常平坦度0.05mm
▶高温平坦度0.1mm(キャビティ温度180℃)
製品スペック
造形サイズ |
250×250×300 mm |
本体サイズ |
630×555×815 mm |
ノズル径 |
0.4mm(0.3~1.0mm) |
ノズル最高温度 |
480℃ |
チャンバー温度 |
200℃ |
プラットフォーム最高温度 |
200℃ |
フィラメント互換性
●エンプラ: PLA、ABS、ASA、PC、ナイロン、PETG、PVDF、カーボンファイバー
●高温材料: PET-CF、PET-GF、UltraPA、UltraPA-GF、UltraPA-CF、PPSU
●超高性能材料: PEI(ULTEM™フルライン)、PEEK、PEEK-CF(カーボンファイバー)、PEEK-GF(ガラスファイバー)、PEKK など
システムクリエイトについて
システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広く提供しています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼もお受けしています。
■会社名:株式会社システムクリエイト
■代表者:代表取締役 川上 正義
■設 立:1992年6月19日
■本社所在地:大阪府東大阪市荒本新町1-20
■TEL:06-6618-8555
■FAX:06-6618-8566
■事業内容:3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート
・ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)
・3Dプリンター / 3Dスキャナー
・工作機械
(マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)
・3D技術代行サービス
すべての画像