学生起業の経済的負担を軽減する新制度 miyako起業部@KRPにおいて「奨励部員表彰制度」を設立
初の奨励部員は京都工芸繊維大学大学生の上ひかりさん
■miyako起業部@KRPの活動を通して見えた学生起業の課題
miyako起業部@KRPは KRPが2019年に設立したスタートアップ支援コミュニティです。本気で起業をしたい社会人、学生約20人が切磋琢磨しています。その中で、学業と起業の両立が困難になった学生がmiyako起業部@KRPから離れてしまうことに課題を感じていました。 まだ投資家や金融機関から支援を得られない起業の初期段階においても、ビジネスプランを磨くため、マーケットリサーチやネットワーキングなどの費用が発生します。学生はアルバイト等で必要資金を調達する こととなり、起業の道程が遠のく一因になっていました。そこで、KRPはmiyako起業部@KRPにおいて、「人脈もない」「経験もない」「お金もない 」起業を志す学生をさらに応援する 「 奨励部員表彰制度」を新たに設立。奨励部員には30万円を支給します。起業の初期段階における経済的負担を軽減し、新たなビジネスを生み出す若き人材を応援します。
■初の奨励部員は上ひかりさん
上ひかりさんは和歌山県出身で、現在、京都工芸繊維大学にてプロダクトデザインを学ぶ大学生です。メンタルヘルスに悩む人たちと医療機関とをマッチングする相談所サービス「Cocoro direct」を考案。マーケティングリサーチを続け、事業内容を磨いています。国内のビジネスコンテストでの受賞実績もあり、スタートアップ関係者からも注目されています。miyako起業部@KRP顧問、熊野 正樹教授(神戸大学)は上さんを「自身の経験をもとにした、社会課題を解決しようとするビジネスプラン。起業部設立から日々頑張って形になりつつあります。」と評価 し、今後の活躍を期待しています 。
■京都リサーチパークとは:
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989 年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて
500組織・6,400人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。~ Paving for New Tomorrow ~」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生ま れることに貢献します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像