「現場向けAI・DX」領域のStailer新技術に関する特許を3件出願
特許出願技術を利用したサービスにより発注最適化・価格最適化が容易に
株式会社10X(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 矢本 真丈、以下10X)は、小売ECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」において、現場向けAI・DX領域として業務改善を目指すサービス「Stailer AI発注」、粗利創出を目指すサービス「Stailer AIプライシング」に関連する特許を3件出願しました。この特許出願技術を利用したサービスにより、Stailer導入企業において発注最適化・価格最適化が容易となります。

■①誰でも使いやすいAI発注を実現するための技術(特願2025-083298)
【課題】小売店舗は商品数が数千~数万点あり、商品によって売れ方も異なるため、従来はユーザが商品特性を鑑みて発注を商品ごとに設定する必要がありました。
【概要】AIが商品特性に基づいて、需要予測アルゴリズム等の複数のアルゴリズムから最適な発注方式を自動的に設定します。
【効果】発注が最適化され誰でも使いやすいAI発注が可能となることで業務改善に貢献します。

■②価格シミュレーションによるAIプライシング技術(特願2025-115627)
【課題】小売店舗において価格変更を行う際、粗利目標に対して数千~数万点の商品の価格を一つ一つどのように変更するべきかを検討する必要がありました。
【概要】粗利目標を設定すると商品グループごとに価格変更シミュレーションを行うことで、粗利目標に応じた価格変更を一括で出力できます。
【効果】粗利目標に対する価格変更が容易となり、粗利創出に貢献できます。

■③価格変更結果を可視化するAIプライシング技術(特願2025-115626)
【課題】小売店舗において複数の商品の価格変更を行った後、その結果として粗利がどのように変化したかを分析するには多大な労力が必要でした。
【概要】複数の商品の価格変更前の販売実績と価格変更後の販売実績に基づき粗利の変化を分析し、粗利への影響の可視化が可能となります。
【効果】価格変更結果を直感的に把握できるため、粗利向上に向けたアクションがとりやすくなり、粗利創出へ貢献できます。

10Xは、今後もStailerを通じて「粗利創出」「業務改善」「データ運用」といった経営課題に対応した技術を搭載したプロダクトを提供して参ります。
【Stailerについて】
Stailerは、スーパーマーケットやドラッグストアといった小売・流通事業者向けに、小売現場のDX全般を支えるプラットフォームです。ネットスーパーの事業運営に必要な各種アプリやシステムをフルセットで提供する「Stailer ネットスーパー」、売上・天候・販促情報など複数のデータをもとに、AIが自動で最適な発注内容を提案する「Staierl AI発注」など、小売事業の生産性課題を解決するサービスを提供しています。
以上
【10X概要】
会社名:株式会社10X(テンエックス)
本社:〒103-0004 東京都中央区東日本橋1丁目4-6 東日本橋一丁目ビル 5F
設立: 2017年6月26日
代表取締役社長:矢本 真丈
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
