北海道胆振東部地震から約1年 江崎グリコが札幌にて防災・子育て支援における液体ミルクの新たな可能性を考える勉強会と液体ミルクの体験会を実施

江崎グリコ株式会社

江崎グリコ株式会社は、北海道胆振東部地震から約1年後となる2019年9月3日(火)に、北海道・札幌にて、液体ミルクについての現状と今後の展望に関するメディア向け勉強会及び一般の方々を対象とした体験会を実施しました。

 2018年9月6日に発生し、人々の生命や生活に甚大な被害をもたらした北海道胆振東部地震では、乳児への救援物資として海外製の液体ミルクが被災地へ送られました。しかし、安全性への不安や使用方法がまだ周知されていなかったことから、液体ミルクがいきわたらず、使用されないという事態が起こりました。そのような実情を踏まえ、今年3月江崎グリコは日本初の乳児用液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」の製造・販売を開始。その後、防災のみならず子育ての普段使いに液体ミルクの普及と啓発に努めてまいりました。
 そして今回、震災から約1年というタイミングで、改めて液体ミルクに関する現状と今後の展望に関してのメディア向け勉強会と一般の方々を対象とした液体ミルクの体験会を札幌にて開催しました。

 勉強会では、道の駅ウトナイ湖駅長・西村宏基氏より、道の駅が果たす防災と子育て支援の役割と道の駅での液体ミルクの使われ方についてお話いただいたほか、農林水産省大臣官房 政策課食料安全保障室 食料安全保障専門官・渕上恵子氏より、災害時に備えて食品の家庭備蓄というテーマで液体ミルクの重要性をお話いただきました。さらに「アイクレオ赤ちゃんミルク」の開発担当の江崎グリコ・永富宏が、発売から半年を迎え、液体ミルクが起こした様々な社会変容やローリングストックの重要性を解説したほか、今後の江崎グリコの、北海道の道の駅へのサポート取り組みとして液体ミルクの販売・備蓄、正しい知識や使い方の啓蒙を促進していくことについても発表しました。

 勉強会の後には、妊娠中や子育て中のお母さんなど11名を対象に液体ミルクの体験会を実施しました。参加者は液体ミルクの特徴や使い方に関するレクチャーを聞いたあと、実際に液体ミルクを使用しました。参加者からは「今まで備蓄用として持ってはいたが、使い方がわからなかったので、このような機会があってよかった」という感想を聞くことができました。

 江崎グリコは今後も防災や子育ての普段使いに役立つ液体ミルクの日本国内における普及と啓発に関する活動を継続的に行ってまいります。

■防災と子育てに貢献する液体ミルクについての勉強会を実施

 勉強会ではまず、道の駅ウトナイ湖の駅長・西村宏基氏より、1年前の北海道胆振東部地震を経て、道の駅が今後貢献する防災と子育て支援についてお話いただきました。近年、防災の拠点として見直されている道の駅の機能のほか、道の駅における液体ミルクについては「自販機で液体ミルクを取り扱う道の駅もあり、注目は集まっている」とお話ししました。
 農林水産省大臣官房 政策課食料安全保障室 食料安全保障専門官・渕上恵子氏からは、日本における、家庭備蓄の重要性についてお話いただきました。渕上氏は家庭備蓄でも特に生命に直結する食品の重要性について解説し、その中における液体ミルクについては「備えの選択肢として非常に有用」とお話しました。
 最後に日本国内初の液体ミルクである「アイクレオ赤ちゃんミルク」の開発担当者の江崎グリコ・永富が、発売されてから約半年を経て、液体ミルクを取り巻く現状を解説しました。販売後の反響について「災害時の利用、日常使いともに好評をいただいている」と話すとともに、災害時におけるローリングストックの重要性や、道の駅が防災拠点や子育て支援の拠点としての役割が拡大できるよう江崎グリコもサポートをしていくことを話しました。

■11名が液体ミルクを体験!
 勉強会の後には、北海道在住で妊娠中や子育て中のお母さんなど11名を対象に液体ミルクの体験会を実施しました。まず参加者たちは液体ミルクの特徴である、常温保存が可能なことや、哺乳瓶に注いですぐに使用できることについて学んだあと、使用方法についてのレクチャーを受け、その後、実際に液体ミルクを体験していただきました。参加者の中には液体ミルクを初めて使用する方もいましたが、難なく利用できており、その簡便さを実感した様子でした。
 参加者からは「簡単に利用できるし、おいしそうに飲んでいる」や、「いざという時のために備蓄しておきたい」といった肯定的な意見をいただきました。

「アイクレオ赤ちゃんミルク」

 

商品名 アイクレオ赤ちゃんミルク
販売チャネル

自社通販サイト(グリコダイレクトショップ)

全国のドラッグストア・ベビー専門店等

店頭販売価格 200円(税別)
賞味期限 6か月
保存方法 常温を超えていない温度で保存
内容量 125ml
主な使用シーン

災害時・深夜の授乳時・外出時・調乳に不慣れな方に

赤ちゃんを預ける時など

許可表示

母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です。
「アイクレオ赤ちゃんミルク」は母乳が不足したり

与えられない場合に母乳の代わりをする目的で作られたものです。

 

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会社概要

江崎グリコ株式会社

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URL
https://www.glico.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市西淀川区歌島4-6-5
電話番号
-
代表者名
江崎悦朗
上場
東証プライム
資本金
77億7300万円
設立
1922年02月