世界糖尿病デー ~スクエルが糖尿病診療の地域分析ツールをリリース~
SCUEL(スクエル) BI 糖尿病地域分析(イメージ)
■11月14日は世界糖尿病デー 日本人の6人に一人が糖尿病の疑い
現在、日本国内で糖尿病と強く疑われる人と、可能性を否定できない人の合計は、国民健康・栄養調査によると、約2,000万人以上と言われています。6人に1人が糖尿病、もしくはその予備軍であることがわかります。(注1)
特に糖尿病性腎症の重症化予防が重要課題となっており、取り組みを行っている医療機関に対しては「糖尿病透析予防指導管理料」「高度腎機能障害指導加算」等の診療報酬上の評価もされています。
■糖尿病・心不全・腎不全に携わる企業向けにSCUEL BIをリリース
こうした背景を踏まえ、当社はSCUELデータベースを活用した糖尿病地域分析ツールをリリースしました。標榜科、専門医数、施設基準、その他の対応可能な医療機能などの情報をもとに、糖尿病治療に強みを持っている医療機関を把握することが可能です。
また、近年は糖尿病治療薬の心不全、腎不全への適応追加が増えていることを受け、両疾患についても同一画面上で分析できるよう設計。
製薬企業、医療機器メーカーをはじめ、これらの疾患に携わる企業に提供し、医療現場への効果的な情報提供活動を支援します。
■各指標ごとに、重視される項目をもとに独自ロジックを構築
標準機能として、糖尿病対応専門病院、かかりつけ医療機関、心不全対応、腎不全対応の4つの分析指標を搭載。それぞれの軸で重要となる複数の医療機能データをもとに、各医療機関の対応力を数値化しています。
重み付けされる医療提供体制の例(一部)
<糖尿病対応専門施設>
・糖尿病専門医の人数
・糖尿病看護認定看護師の人数
・糖尿病療養指導士の人数
・糖尿病合併症管理料
・糖尿病透析予防指導管理料
・インスリン療法対応
ほか
<かかりつけ医>
・地域包括診療料
・地域包括診療加算
・糖尿病による合併症に対する継続的な管理・指導
・内分泌・代謝・栄養領域の一次診療
・在宅血液透析指導管理料
・情報通信機器を用いた診療に係る基準
ほか
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<SCUEL BI 糖尿病地域分析に使用しているデータの例>
・標榜科(糖尿病内科、循環器内科、腎臓内科、…)
・外来患者数
・専門医(糖尿病専門医、循環器専門医、腎臓専門医、…)
・医療従事者(糖尿病看護認定看護師、糖尿病療養指導士、透析看護認定看護師、…)
・施設基準(地域包括診療料、地域包括診療加算、糖尿病透析予防指導管理料、…)
・対応することができる疾患・治療の内容(インスリン療法、糖尿病患者教育、…)
・紹介受診重点医療機関
・外来機能報告 ※12月以降追加予定
ほか
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※注1(参考)令和元年国民健康・栄養調査(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/r1-houkoku_00002.html)
■SCUEL BIの紹介
https://scueldata.me/visualization/
■ミーカンパニーについて
ミーカンパニー株式会社は、2010年設立以来、医療機関・薬局・介護・医師データベース「SCUEL®(スクエル)データベース」を構築してきました。「データでこれからの日本の医療・介護を支えること」を事業理念とし、高鮮度で精緻なデータベースの提供を通じて、地域包括ケアシステムの実現や、患者と医療、家族と介護をつなぐことを推進します。
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