デジタルアイデンティティ、生成 AI を活用したクリエイティブプラットフォーム成功事例（不動産サービス分野）

株式会社 Orchestra Holdings（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：中村 慶郎）の子会社である株式会社デジタルアイデンティティ(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：鈴木 謙司）は、生成AIを利用したクリエイティブ制作プラットフォームを開発し、昨年よりテスト運用を開始。実際のプロジェクトにおいて、広告成果の拡大および業務効率化の観点で成果を確認できたため、正式に社内ローンチし、全社的に活用を開始しております。

とくに広告クリエイティブチームの業務効率化・人材の早期戦力化が可能になり、より一層、高速かつ多様なクリエイティブ提案をすべてのクライアント企業に対して提供できるよう支援体制が強化されました。

本リリースでは、不動産サービス分野において、このツールを導入したことによる広告パフォーマンスの改善事例を中心にご紹介いたします。

参考：弊社AIクリエイティブプラットフォームの主な機能

①リスティング広告文の生成

②バナー広告・LPのキャッチコピーの生成

③バナー広告・LPの素材画像の検索・提案

④バナー広告・LPの素材画像の生成

不動産サービスの広告運用において、弊社AIクリエイティブプラットフォームを活用したバナー広告が優れた成果を達成 – 既存バナーを超えるクリック率・コンバージョン率を記録

弊社が開発したAIクリエイティブプラットフォームを活用した不動産サービス向けのバナー広告が、既存の広告クリエイティブを大きく上回る成果を達成しました。この結果、AIツールの優れた効果が証明され、広告運用における新たな可能性を切り開きました。

トピック1: 弊社開発AIクリエイティブプラットフォームが既存バナーを大幅に上回る結果を達成

弊社が開発したAIクリエイティブプラットフォームを用いて制作したバナー広告は、わずか1ヶ月半の運用のチャレンジで既存のバナー広告を大きく上回る結果を記録しました。平均クリック率が0.56%から0.91%に、コンバージョン率は3.11%から4.57%に向上し、それぞれ約61%および47%の改善を実現しました。この結果は、弊社のAIプラットフォームがもたらす広告効果の高さを証明し、今後の広告運用における大きな競争優位性を示しています。

トピック2: 人物素材を用いたバナー広告におけるAI生成素材の優位性

さらに、バナー広告に利用する素材の生成においても、弊社プラットフォームの効果が確認できました。

人物の登場する素材において、既存の写真やイラスト素材を用いたバナー広告に対し、AIプラットフォームを活用して生成した人物素材を使ったバナー広告は、クリック率で2.37倍の差を記録。これにより、広告クリエイティブの制作において、従来の手法に対して優位性を発揮できることが確認されました。

具体的なシチュエーションを指定して、画像生成ができることにより、既存素材よりもサービスやユーザー課題にマッチしていることが理由と考えています。

AIに生成されたことでの目新しさによる一過性の効果ではないのか、検証を続ける必要はありますが、今後の広告デザインにおけるAIの可能性が大きく広がりました。

トピック3: サービス理解度でAI生成バナーの効果に差異

一方で、AIツールを利用したバナー広告が必ずしもすべてのターゲット層に対して最適であるわけではないことも明らかになりました。

サービス内容に一定の理解を持つユーザーに対しては、AIバナーが効果的に訴求し、優れた成果を上げることができることが確認されましたが、対象サービスに対する理解が浅いユーザーに対しては、AI生成のバナーが期待通りの効果を上げることができないケースも見受けられました。

今後、当社はAIツールを駆使し、ターゲット層に応じた最適なバナー広告の提供を目指してさらなる研究と改善に取り組んでまいります。また、AI技術を活用した広告運用の可能性を広げ、より効果的なマーケティング施策を提供していく所存です。

参考：人材サービス分野のAIクリエイティブプラットフォーム事例

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000025965.html

＜企業情報＞
 ■株式会社デジタルアイデンティティ
 所在地：東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南5F
 代表者：代表取締役社長　鈴木 謙司
 事業内容：DX支援、WEBサイト構築、MA、CRM、WEB広告、SEOなどデジタルマーケティング事業全般

 URL： https://digitalidentity.co.jp/