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三菱地所株式会社
会社概要

オンラインを活用し約2,300世帯を対象とした参加型防災訓練 津田沼「奏の杜」エリアにおいてコロナ禍でも継続して実施

~東日本大震災から10年 被災地からの学びを活かした訓練~

三菱地所株式会社

三菱地所レジデンス株式会社(以下、「三菱地所レジデンス」)と三菱地所コミュニティ株式会社(以下、「三菱地所コミュニティ」)は、2021年3月14日(日)に、千葉県習志野市「奏の杜(かなでのもり)」エリアにおいて、オンラインを中心とした防災訓練を、エリアマネジメント組織である一般社団法人 奏の杜パートナーズと共に実施しました。
「奏の杜」エリアにおける防災訓練は2015年3月に「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」(721戸)から始まり、現在では他社分譲・管理物件も対象となって約2,300世帯に広がっています。新型コロナウイルス感染拡大により広域で人が集まるイベントが中止とされることも多い中、今回はオンラインを活用することで、大規模な地域の防災訓練をコロナ禍でも継続して実施することができました。
  • オンライン訓練の特徴
【ライブ配信】安否確認訓練にて[災害対策本部]の活動をライブ配信することで、普段住民が見ることができない運営側の動きを知ることができる。
【参加型訓練】「自宅での備え・共助」をテーマとしたワークショップで、対話やアンケート機能の活用により、参加者の現状を把握しながら必要な情報を届ける。
【自宅からの参加】居住者が自らの備えを紹介するワークショップでは、参加者も自宅の備えをその場で確認しながら参加できる。

東日本大震災から10年、三菱地所レジデンスは防災の取り組みにおいて、被災された方々から「ご近所同士で被災生活を乗り越えた」事例や、被災生活で不可欠となる情報収集に「人との繋がりが必要だった」という体験談を聞きました。そこで街全体で繋がることが重要だと考え、津田沼「奏の杜」エリアにおいて災害時に助け合うことを目指して毎年防災訓練のサポートをしています。
 

三菱地所グループは、サステナブルな社会の実現に向けて「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」を掲げており、「安全安心に配慮し災害に対応する強靭でしなやかなまちづくり」を進めています。三菱地所グループは、今後、防災への取り組みをより一層連携・協力して実施し、災害に強いまちづくりを推進してまいります。
 
  • 防災訓練内容
日     時:2021年3月14日(日)8:45~11:30
主     催:一般社団法人 奏の杜パートナーズ
対 象 者:「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」管理組合
              「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜テラス」管理組合
              「ザ・レジデンス津田沼奏の杜」管理組合
              「ザ・レジデンス津田沼奏の杜テラス」管理組合
              同エリアの戸建居住者及び他社分譲のマンション管理組合
内     容:8:45~  各マンション・戸建にて安否確認・集計訓練
                         <オンラインプログラム①>安否確認訓練や防災倉庫・地域の防災施設の中継
              10:00~<オンラインプログラム②>ワークショップ「家族で学ぶ備蓄と共助」
              11:00~<オンラインプログラム③>ワークショップ「実演 普段使で備蓄!!」

【オンラインプログラムの詳細】
今年で6回目となる「奏の杜」エリアの防災訓練では、オンラインツールZoomを活用した3つのプログラムを開催しました。

<オンラインプログラム①> 安否確認訓練や防災倉庫・地域の防災施設の中継
安否確認シートを住戸ごとの扉に貼り出し、あらかじめ定めた担当者が巡回して、安否確認情報を収集します。[災害対策本部]の活動をライブ配信することで、普段住民が見ることができない運営側の動きを知ることができました。また、マンション内の防災倉庫の備品紹介と、その中で階段避難車の実際の操作の様子を配信しました。さらに、谷津奏の杜公園にある「地域の防災倉庫」と「防災井戸」、「かまどベンチ」の紹介も行いました。

協力・司会:防災アナウンサー 奥村奈津美氏


<オンラインプログラム②> ワークショップ「家族で学ぶ備蓄と共助」
三菱地所グループが開発した防災ツール「そなえるカルタ」と「そなえるドリル」を活用し、東日本大震災や水害の体験談から学んだ「自宅の備え」や、エリアで助け合う「共助の大切さ」を考えました。チャットやアンケート機能を活用した参加型のワークショップを実施することで、現時点での「自宅の備え」を聞くと共に、他参加者の意見から新たな備えへの気づきを得ることに繋がりました。

<オンラインプログラム③> ワークショップ「実演 普段使で備蓄!!」
マンション居住者の自宅から「自宅での備え」を紹介しました。居住者目線での備えを知ることができ、参加者は自宅の備えを実際に確認しながら参加することで、新たな備蓄の準備など具体的な行動につながるきっかけを提供しました。

  • ​参加者のコメント

 

・5人家族なので、準備していたトイレが圧倒的に足りないことがわかりました。
・トイレ、大事ですね。数を見直します。
・両親の薬も把握しておく必要があると思いました。
・大変勉強になりました。早速備蓄品を見直し、足りないものを補充したいと思います。
・ソーラー充電器いいですね!早速ゲットしたいです。
・居住者の備蓄の紹介を聞いて、少し多めに缶詰類を増やしたいです。
・早速今日のお昼はご飯をコンロで炊いてみたいと思います。
・今までほとんど考えていなかったため、大変勉強になりました。できるところから行動に移します。
・他マンションで災害時に助け合った事例を参考に、同じフロアの顔合わせなどやっていただきたいと思います。
・今後は知り合いを増やしていきたいです。
・コロナが収束しても、オンライン防災訓練を続けていただきたいです。
・参加型のオンライン訓練で良かったです。
・夫婦で話合う良い機会になりました。
  • 同エリアにおける防災訓練のひろがり
2015年3月に「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜」(721戸)で始まった防災訓練は、同エリアの三菱地所レジデンス分譲マンションにひろがり、エリアマネジメント組織「一般社団法人 奏の杜パートナーズ」の協力を経て、周辺の戸建や他社分譲マンションも対象となり現在は約2,300世帯に広がっています。

  • これまでの同エリアにおける防災訓練
津田沼奏の杜では街で助け合うことを目指し、周辺のマンション等にも声をかけていくことで、本訓練参加マンションの広がりや参加者の増加に繋がっています。
本訓練は、2015年3月に開始し、今回で6回目の開催です。街全体で助け合うことを目指し、周辺のマンションや当地区のエリアマネジメント組織「一般社団法人 奏の杜パートナーズ」と合同で実施し「奏の杜」エリア全体に広がりました。

※物件番号:①…ザ・パークハウス 津田沼奏の杜(721戸) ②…ザ・パークハウス 津田沼奏の杜テラス(62戸)
      ③…ザ・レジデンス津田沼奏の杜(869戸) ④…ザ・レジデンス津田沼奏の杜テラス(291戸)

 

開催年月 参加対象 訓練内容
2015年3月
(721戸)
721世帯で安否確認訓練やマンホールトイレ組み立て・防災ワークショップを実施。
2016年4月
(721戸)
行政(習志野市危機管理課)、消防署が初参加。
習志野市危機管理監講演・バルコニー避難蹴破り訓練を実施。
2017年3月 ①②③
(計1,652戸)
3マンション合同で訓練実施。周辺の商業店舗・地元スポーツチーム・千葉工業大学などと連携し、階段避難車訓練や免震装置の見学・説明会等を実施。
2018年3月 ①②③④ +同エリア戸建
(計2,043戸)
戸建住民含め奏の杜エリア全体で防災訓練を実施。
2019年3月 ①②③④ +同エリア戸建 +他社分譲マンション
(計2,284戸)
奏の杜エリア全体で街の施設や防災備品を使った訓練を実施。
2020年3月 ①②③④ +同エリア戸建 +他社分譲マンション
(計2,284戸)
新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止。
※全戸を対象に防災アンケートを実施。
2021年3月(今回) ①②③④ +同エリア戸建 +他社分譲マンション
(計2,284戸)
コロナ禍のためオンラインを活用した訓練を奏の杜エリア全体で実施。

 

  • 東日本大震災の学びを活かした防災訓練メニュー
三菱地所グループの防災の取り組みの中で、東日本大震災で被災された方々から、水や食糧と並びトイレに非常に困ったというお話を伺いました。そこで、防災訓練では「そなえるカルタ」という防災ツールで『トイレの備えの大切さ』を伝え、平常時にトイレ組立て訓練等をすることを提案しています。

  • 東日本大震災から学んだ「街との繋がり」
三菱地所グループでは、東日本大震災で被災された方々にお話を伺い、「どうせ腐るからと冷蔵庫の中の食材を出し合ってご近所同士でバーベキューをした」という“ご近所同士で被災生活を乗り越えた”事例や、被災生活で必要不可欠となる情報の入手について「被災から2ヵ月たって初めて人づてに、避難所に行けば食材の配給を受けられることを知った」という“情報収集には人との繋がりが重要”ということを聞きました。
そこで街全体で繋がることが重要だと考え、防災訓練やイベントを通じて「顔見知り」を増やし、災害時に助け合える街づくりに取り組んでいます。

  • 【参考】三菱地所グループの防災の取り組み
 97年の想い:1923年の関東大震災からはじまる三菱地所グループ防災の歴史


三菱地所グループでは、1923年に発生した関東大震災以降、約90年以上にわたり大規模な防災訓練を実施しており、グループ全体で防災・減災に取り組んでいます。
写真は、関東大震災で丸の内に開設した臨時診療所。その壁には“ドナタデモ”と書かれています。この精神を受け継ぎ、マンション居住者に加え、世の中に役立つ防災活動を広く行っていきたいと考えました。

「そなえるカルタ」と「そなえるドリル」:東日本大震災の声を届ける
東日本大震災・熊本地震等の生の声を届けるために、実際に困ったことを「トイレ」・「食糧」・「情報」といった切り口で伝える防災ツール「そなえるカルタ」。
子どもと大人が家族を想定して考える防災ツール「そなえるドリル」。
自分や家族のことを実際に書き、大人と相談して答えを出す要素を取り入れ具体的な行動につなげます。
この「そなえるカルタ」と「そなえるドリル」は、ザ・パークハウスの防災プログラムホームページ上で“ドナタデモ”ダウンロードが可能です。

ザ・パークハウスの防災プログラムホームページ http://www.mecsumai.com/bousai/ 


 三菱地所グループの防災倶楽部
三菱地所グループでは、防災訓練を積極的に実施・サポートしており、防災意識の向上や訓練の進化・深化を目的に三菱地所レジデンス社員有志によるボランティア組織「三菱地所グループの防災倶楽部」を2014年10月に立ち上げ、現在は三菱地所レジデンスと三菱地所コミュニティ約130名の社員で取り組んでいます。防災倶楽部はマンション管理組合に対し新たな訓練メニューなどを提案しており、これまでに三菱地所コミュニティが管理するマンション94物件・25,409世帯を対象とした防災訓練をサポートしています。今後も災害に対し、迅速に対応できる体制構築を広く浸透させていくべく、防災力強化のための活動を行ってまいります。

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三菱地所株式会社

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URL
https://www.mec.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目1番1号 大手町パークビル
電話番号
-
代表者名
中島 篤
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1937年05月
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