「ニューノーマル時代のレジリエンス」における“安心な空気環境”を強化。世界初、UL Solutionsの「住宅向けUL GREENGUARD認証」を7年連続取得

~室内における化学物質濃度の低減を国際基準レベルで実現~

パナソニック ホームズ株式会社は、このたび、世界で初めて、住宅で室内空気質に関する国際的な認証である「住宅向けUL GREENGUARD認証」を、2016年から7年連続で取得。※1住宅向けの同認証の取得をはじめ、7年連続の取得は、当社が世界で初めてとなります。

▶当リリースの本文はこちら:https://prtimes.jp/a/?f=d22927-20220829-500888c6de2157c8c85952015dd0fbdd.pdf
 ▶「住宅向けグリーンガード認証」取得の詳細はこちら(YouTube):https://youtu.be/AKO1IKeoNq0

 
 当社は2021年4月より 『ニューノーマル時代のレジリエンス』として、災害への対応力に加え、“安心な空気環境”を強化しています。ZEHができる※2全館空調システム「エアロハス」による室内空気の換気・浄化と併せて、同認証の取得により国際基準レベルの化学物質濃度の低減も実現し、戸建住宅において健康・快適な暮らしの提供を追求しています。
 
 アメリカの第三者安全科学機関であるUL Solutionsの「UL GREENGUARD認証」は、主に建材や家具から放散される住環境に存在する揮発性有機化合物(以下、VOC)について、300超の物質に対して基準値を設定し、VOCの総量であるTVOC量に上限を設けることで、未規制のVOCにも対応した認証制度です。
 これと同じ認証基準でUL Solutionsが住宅向けに規定したものが、室内空気を直接測定して認証する「住宅向けUL GREENGUARD認証」となります。
 
  同認証では、高温の場合、より放散量が多くなるVOCの特性を鑑み、2019年以降、VOCの濃度測定実施時期を通年から4~12月に変更し、同認証における検証方法が厳格化されました。
 
 コロナ禍における在宅時間の増加に伴い、換気・空調をはじめ、空気の質についての関心・こだわりが増加してきています。当社の戸建住宅は、上記のような検証方法の厳格化においても、建物本体を構成する材料、接着剤等から揮発する化学物質を抑制し、室内空気のVOCの濃度を国際的な基準以下に低減する改善・工夫を重ねることで、7年連続で同認証を取得することができ、近年高まる空気の質へのニーズに高次元で応えます。
 
 このほか、換気・空調システムでは、空気中の粒径0.3μm※3の微小粒子を99.97%捕集する※4「HEPAフィルター」を採用したオリジナルの全館換気システム「HEPA+」や、全館空調システム「エアロハス」も用意。さらに、室内壁の下地材に「稚内珪藻土」を配合し、優れた調湿性能でカビ・ダニの繁殖の原因とされる湿気を抑制します。今回の「住宅向けUL GREENGUARD認証」で認められた空気質と併せて、『ニューノーマル時代のレジリエンス』における“安心な空気環境”を実現します。
 
 ◆概要
 名称:「住宅向けUL GREENGUARD認証」
 対象:パナソニック ホームズの全戸建住宅(低層階・多層階)<木造を除く>
      (1)大型パネル構造(F構法)
      (2)制震鉄骨軸組構造(HS構法)
      (3)重量鉄骨ラーメン構造(NS構法)
 取得年月:2016年3月・2017年3月・2018年3月・2019年6月・2020年6月・2021年6月・2022年6月(7年連続)

 
 ◎「住宅向けUL GREENGUARD認証」取得の詳細はこちら(YouTube)
 https://youtu.be/AKO1IKeoNq0
 ◎「家族の健康を守る空気」の詳細はこちら
 https://homes.panasonic.com/sumai/lifestyle/kuuki/
 ◎全館空調システム「エアロハス」の詳細はこちら
 https://homes.panasonic.com/sumai/lifestyle/airlohas/
 ◎『ニューノーマル時代のレジリエンス住宅』の詳細はこちら
 https://homes.panasonic.com/sumai/lineup/casart_resilience/
 ◎『カサートX 平屋LCCMモデル』の詳細はこちら
 https://homes.panasonic.com/sumai/lineup/hiraya_lccm/
 
 ※1 : 2021年6月時点。当社の戸建住宅(標準仕様)を完工した状態で1ヶ月以内に、UL Solutionsが「住宅向けUL GREENGUARD認証」の規格に基づき室内空気濃度測定した結果等により認証を受けたもの。仕様により本認証対象外になる場合があります(個別物件を認証するものではありません)。
 ※2 : ZEHは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称。一般的な全館空調システムは、消費エネルギー量の面で、ZEH、LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス・一般財団法人住宅・建築SDGs推進センターの登録商標。)対応において、創エネルギー設備(太陽光発電システム)の大容量化が必要になるケースが多くあり、屋根面積の確保や導入コストにおいて不利とされています。「エアロハス」は、一般的な全館空調システムと比較して、宅内給気過程の地熱利用や高断熱性能の建物に加え、高効率専用エアコンの採用等により、消費エネルギーを大幅に削減することで、太陽光発電システムの搭載容量を抑え、ZEH、LCCMに対応しやすくなります。
 ※3 : 1μmは1mmの1000分の1
 ※4 : HEPAフィルターの性能値。工場出荷時の初期性能になります。換気システム全体の数値を示すものではあリません。また0.3μm未満の微小粒子状物質については捕集の確認ができていません。
 
 
 <参考情報>
 【UL Solutionsの概要】
 安全科学における世界的リーダーとして、UL Solutionsは、100カ国以上のお客様に向けて、安全性、セキュリティ、サステナビリティに関する課題を機会に変える支援を提供します。
 UL Solutionsは、試験、検査、認証サービスや、関連するソフトウェア製品およびアドバイザリーサービスを提供し、お客様の製品イノベーションやビジネスの成長をサポートします。UL認証マークは、お客様の製品の信頼性の証として認知されており、安全性に関するUL Solutionsのミッションを推進するという揺るぎないコミットメントを反映しています。お客様のイノベーション、新製品およびサービスのリリース、グローバル市場への展開や複雑なサプライチェーンへの対応を支援することで、将来に向けてサステナブル、かつ、責任ある方法で成長を実現するためのサポートを提供します。UL Solutionsの科学的知見をお役立てください。
 
 【株式会社UL Japanの概要】
 株式会社UL Japanは、世界的な第三者安全科学機関であるUL Solutionsの日本法人として、2003年に設立されました。現在、UL Solutionsのグローバル・ネットワークを活用し、北米のULマークのみならず、日本の電気用品安全法に基づく安全・EMC認証のSマークをはじめ、欧州、中国市場向けの製品に必要とされる認証マークの適合性評価サービスを提供しています。詳細はウェブサイト(https://japan.ul.com/)をご覧ください。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://homes.panasonic.com/
業種
建設業
本社所在地
大阪府豊中市新千里西町1-1-4
電話番号
06-6834-5111
代表者名
藤井 孝
上場
未上場
資本金
283億7500万円
設立
1963年07月