Z世代高校生。紙の手帳を使う理由1位「学校でのスマホ禁止」40.5%、2位「自分の好きなように書ける」35.8%。10月18日「統計の日」/伊藤手帳高校生の手帳に関する調査結果を発表
手帳製造・OEMを手がけて68年の伊藤手株式会社(本社名古屋市:代表取締役社長 伊藤 亮仁 以下当社)は10月18日「統計の日」に向けてZ世代(高校生)の手帳事情に関する調査を発表します。
本調査はZ世代16歳~18歳男女2,820人に対して「生徒手帳以外に手帳やデジタルのスケジュールアプリを使っているか」「紙の手帳とスケジュールアプリについてどちらをよく利用しているか」スクリーニング調査を行いました。その結果全体の56.8%が生徒手帳以外に手帳やデジタルのスケジュールアプリを使用していると回答を得ました。(図1)また、紙の手帳かデジタルのスケジュールアプリを使用しているかという問いでは、「紙の手帳のみを使用」が9.9%、「紙の手帳とアプリを使用しているがどちらかというと紙の手帳を使用」が13.1%、「紙の手帳とアプリを使用しているがどちらかというとアプリを使用」が20.6%、「スケジュールアプリのみを使用」が56.0%でした。
紙の手帳を使用している高校生はアプリとの共用も含めて全体の43.6%となりました。(図2)
▼スクリーニング調査結果
■調査結果サマリー
・紙の手帳を使う理由は「学校でスマホが禁止されている」が40.5%。
・紙の手帳をどんな事に使っているかは1位「提出物の締め切りを管理」、2位「テストまでにやることのチェック」、3位「友達との予定を管理」
・現在使っている紙の手帳は「月間の予定が沢山書き込めるもの」が54.3%、「メモスペースが充実しているもの」が45.2%。
・紙の手帳を買う際に重要視している事は「手帳の中身が使いやすそう」が59.0%、「サイズ」が50.1%。
・今使っている紙の手帳に対する満足度は84.7%(大変満足している・どちらかというと満足している合計)
・手帳を買う際の決裁者(お金を払う人)は「自分で買う」56.3%、「父親・または母親」が30.7%
■調査背景
令和4年3月に内閣府が発表した令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると高校生が平日にインターネットに費やす平均的な利用時間は「3時間以上」が77.5%でした。その中でも「5時間以上」インターネットを利用しているという回答が46.0%を占めています。下校後、就寝までの多くをインターネットに時間を費やしているという事情が読み取れます。
また、インターネットの利用目的は「動画を見る」「ゲームをする」「検索する」が上位を占めています。
デジタル生活が当たり前の高校が生徒手帳以外に紙の手帳を使っているのかまたどのような目的で手帳を使っているのか確かめるために当社は調査を行いました。
■調査概要
・調査期間 スクリーニング調査:2022年9月7日~11日 本調査:2022年9月13日~19日
・調査機関 株式会社ジャストシステム ファストアスク
・調査対象 高校生男女 スクリーニング調査:3,497 本調査:597
・有効回答数 スクリーニング調査:2,820名 本調査:597
・調査方法 インターネットのセルフ型ネットサーチ『ファストアスク』によるアンケート調査
生徒手帳では提出物やテストまでにやる事の管理がしづらいという仮説も立てられます。また友人との予定を管理している人も高い割合を占める事がわかりました。プライベート面では「好きなアイドル(推し)」の事を書いているが「1日にあった出来事を書いている」を上回り、推し活に手帳を利用している傾向も伺えました。(図4)
「とても満足している」「どちらかというと満足している」と回答した方の理由(自由回答)では記入欄の充実度や自分好みの仕様に記入できるといった回答が寄せられました。
・手帳を持ち運ぶのではなく日記として使っているが、1日のスケジュールやメモ欄が充実していて、とても使いやすいから。
・一週間の予定がかけるだけでなく、一日の細かい予定まで書き込めるから。
・カバンに入れても、かさ張らない薄いタイプで手帳の中身もシンプルで自分に合っているから。表紙もシンプルで飽きない、自分好みにデコることもできるから。
・値段がリーズナブルだったし、表紙がシンプルなので、友達とお揃いで買い、ステッカーなど、自分で好きなようにアレンジすることが出来たから。TODOリスト、その日の時間が書いてあり、何時から何時など、細かくわかりやすいから。
一方、「どちらかというと不満」「不満」と回答した方の理由(自由回答)ではデザインで選んだが使い勝手に対して不満を抱いている回答が寄せられました。
・デザインが可愛くて選んだのだが、実際使ってみるともう少し書き込めるスペースがあった方が便利だと思ったから。
・デザインはシンプルで気に入っているが、時間ごとに書き込めるスペースがあるけど夜が9時までしか書き込めないから。
・1ヶ月ごとのカレンダーが小さくて予定を書き込めないからとても満足とは言えないから。
・デザインや値段、サイズ感などはいいが、書き込める欄がもう少し大きい方が嬉しいから。
■総括
2021年総務省が行った「ウィズコロナにおけるデジタル活用の実態と利用者意識の変化に関する調査研究」によるとデジタル利用の端末はスマートフォンが89.4%で全体の9割近くという結果が出ています。また同調査では普段利用しているインターネットサービスについて質問していますが「予定管理・カレンダー」と回答した人が全体の34.1%となり、デジタルを使った予定管理が進んでいる事が伺えます。本調査のスクリーニング結果(図3)においてもスケジュール管理はアプリのみという回答が56.0%となりました。
一方本調査では、Z世代の高校生が紙の手帳を使う理由として「環境要因」学校でスマートフォンの使用を禁止されているため(40.5%)。「自由度」紙の手帳は自分の好きなように書ける(35.8%)。「嗜好性」紙の手帳が好き(33.2%)が上位を占めています。
また、現在使用している紙の手帳に対する満足度に対する問いについて「とても満足している」「どちらかというと満足をしている」という回答が全体の84.6%を占める結果となりました。
「とても満足している」「どちらかというと満足している」と回答した方の理由(自由回答)では記入欄の充実度や自分好みの仕様に記入できるといった回答が寄せられました。
本調査の結果では紙の手帳を使う高校生の満足度が高い結果となりました。この結果を踏まえデジタル化が進む中でも紙の手帳を使う楽しさを啓蒙していく流れが必要だと捉えています。
当社は昭和12年の創業以来、企業向けの手帳を自社で年間約1,200万冊を製造しています。10年前に個人向け自社オリジナルブランド ユメキロックを創設し、「セパレートダイアリー」を延べ120,000冊販売してきました。
また、当社では、2021年11月に「地域社会への貢献として、地域の次世代を担う人材との交流や育成機会の提供を行い、地域社会への貢献を目指す」とSDGs宣言を行いました。具体的には手帳をより身近なものと感じてもらうため「手帳について学ぶ・考える」プログラムを考案し、中学校、高校、大学へ提案していく活動をしています。
2022年の取り組みは以下となります。
・聖徳学園中学校
中学生が考える「自分たちのSDGs手帳」制作プロジェクト
・愛知県立一宮商業高校
「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考える授業
・愛知大学キャリア支援センター
大学4年間の自分を描く日記制作プロジェクト
商号: 伊藤手帳株式会社
代表者: 代表取締役 伊藤 亮仁
所在地: 〒461-0034 本社:愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363
事業内容: 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造
資本金: 10,000,000円
URL:伊藤手帳オフィシャルサイト https://www.ito-techo.co.jp/
自社ブランドユメキロック直営店 https://www.yumekirock.com/
本調査はZ世代16歳~18歳男女2,820人に対して「生徒手帳以外に手帳やデジタルのスケジュールアプリを使っているか」「紙の手帳とスケジュールアプリについてどちらをよく利用しているか」スクリーニング調査を行いました。その結果全体の56.8%が生徒手帳以外に手帳やデジタルのスケジュールアプリを使用していると回答を得ました。(図1)また、紙の手帳かデジタルのスケジュールアプリを使用しているかという問いでは、「紙の手帳のみを使用」が9.9%、「紙の手帳とアプリを使用しているがどちらかというと紙の手帳を使用」が13.1%、「紙の手帳とアプリを使用しているがどちらかというとアプリを使用」が20.6%、「スケジュールアプリのみを使用」が56.0%でした。
紙の手帳を使用している高校生はアプリとの共用も含めて全体の43.6%となりました。(図2)
▼スクリーニング調査結果
図1
図2
■調査結果サマリー
・紙の手帳を使う理由は「学校でスマホが禁止されている」が40.5%。
・紙の手帳をどんな事に使っているかは1位「提出物の締め切りを管理」、2位「テストまでにやることのチェック」、3位「友達との予定を管理」
・現在使っている紙の手帳は「月間の予定が沢山書き込めるもの」が54.3%、「メモスペースが充実しているもの」が45.2%。
・紙の手帳を買う際に重要視している事は「手帳の中身が使いやすそう」が59.0%、「サイズ」が50.1%。
・今使っている紙の手帳に対する満足度は84.7%(大変満足している・どちらかというと満足している合計)
・手帳を買う際の決裁者(お金を払う人)は「自分で買う」56.3%、「父親・または母親」が30.7%
■調査背景
令和4年3月に内閣府が発表した令和3年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると高校生が平日にインターネットに費やす平均的な利用時間は「3時間以上」が77.5%でした。その中でも「5時間以上」インターネットを利用しているという回答が46.0%を占めています。下校後、就寝までの多くをインターネットに時間を費やしているという事情が読み取れます。
また、インターネットの利用目的は「動画を見る」「ゲームをする」「検索する」が上位を占めています。
デジタル生活が当たり前の高校が生徒手帳以外に紙の手帳を使っているのかまたどのような目的で手帳を使っているのか確かめるために当社は調査を行いました。
■調査概要
・調査期間 スクリーニング調査:2022年9月7日~11日 本調査:2022年9月13日~19日
・調査機関 株式会社ジャストシステム ファストアスク
・調査対象 高校生男女 スクリーニング調査:3,497 本調査:597
・有効回答数 スクリーニング調査:2,820名 本調査:597
・調査方法 インターネットのセルフ型ネットサーチ『ファストアスク』によるアンケート調査
図3
図4
生徒手帳では提出物やテストまでにやる事の管理がしづらいという仮説も立てられます。また友人との予定を管理している人も高い割合を占める事がわかりました。プライベート面では「好きなアイドル(推し)」の事を書いているが「1日にあった出来事を書いている」を上回り、推し活に手帳を利用している傾向も伺えました。(図4)
図5
図6
図7
「とても満足している」「どちらかというと満足している」と回答した方の理由(自由回答)では記入欄の充実度や自分好みの仕様に記入できるといった回答が寄せられました。
・手帳を持ち運ぶのではなく日記として使っているが、1日のスケジュールやメモ欄が充実していて、とても使いやすいから。
・一週間の予定がかけるだけでなく、一日の細かい予定まで書き込めるから。
・カバンに入れても、かさ張らない薄いタイプで手帳の中身もシンプルで自分に合っているから。表紙もシンプルで飽きない、自分好みにデコることもできるから。
・値段がリーズナブルだったし、表紙がシンプルなので、友達とお揃いで買い、ステッカーなど、自分で好きなようにアレンジすることが出来たから。TODOリスト、その日の時間が書いてあり、何時から何時など、細かくわかりやすいから。
一方、「どちらかというと不満」「不満」と回答した方の理由(自由回答)ではデザインで選んだが使い勝手に対して不満を抱いている回答が寄せられました。
・デザインが可愛くて選んだのだが、実際使ってみるともう少し書き込めるスペースがあった方が便利だと思ったから。
・デザインはシンプルで気に入っているが、時間ごとに書き込めるスペースがあるけど夜が9時までしか書き込めないから。
・1ヶ月ごとのカレンダーが小さくて予定を書き込めないからとても満足とは言えないから。
・デザインや値段、サイズ感などはいいが、書き込める欄がもう少し大きい方が嬉しいから。
図8
■総括
2021年総務省が行った「ウィズコロナにおけるデジタル活用の実態と利用者意識の変化に関する調査研究」によるとデジタル利用の端末はスマートフォンが89.4%で全体の9割近くという結果が出ています。また同調査では普段利用しているインターネットサービスについて質問していますが「予定管理・カレンダー」と回答した人が全体の34.1%となり、デジタルを使った予定管理が進んでいる事が伺えます。本調査のスクリーニング結果(図3)においてもスケジュール管理はアプリのみという回答が56.0%となりました。
一方本調査では、Z世代の高校生が紙の手帳を使う理由として「環境要因」学校でスマートフォンの使用を禁止されているため(40.5%)。「自由度」紙の手帳は自分の好きなように書ける(35.8%)。「嗜好性」紙の手帳が好き(33.2%)が上位を占めています。
また、現在使用している紙の手帳に対する満足度に対する問いについて「とても満足している」「どちらかというと満足をしている」という回答が全体の84.6%を占める結果となりました。
「とても満足している」「どちらかというと満足している」と回答した方の理由(自由回答)では記入欄の充実度や自分好みの仕様に記入できるといった回答が寄せられました。
本調査の結果では紙の手帳を使う高校生の満足度が高い結果となりました。この結果を踏まえデジタル化が進む中でも紙の手帳を使う楽しさを啓蒙していく流れが必要だと捉えています。
- 伊藤手帳株式会社 会社概要
当社は昭和12年の創業以来、企業向けの手帳を自社で年間約1,200万冊を製造しています。10年前に個人向け自社オリジナルブランド ユメキロックを創設し、「セパレートダイアリー」を延べ120,000冊販売してきました。
また、当社では、2021年11月に「地域社会への貢献として、地域の次世代を担う人材との交流や育成機会の提供を行い、地域社会への貢献を目指す」とSDGs宣言を行いました。具体的には手帳をより身近なものと感じてもらうため「手帳について学ぶ・考える」プログラムを考案し、中学校、高校、大学へ提案していく活動をしています。
2022年の取り組みは以下となります。
・聖徳学園中学校
中学生が考える「自分たちのSDGs手帳」制作プロジェクト
・愛知県立一宮商業高校
「高校生を中心とした若年層がワクワクする手帳」を考える授業
・愛知大学キャリア支援センター
大学4年間の自分を描く日記制作プロジェクト
商号: 伊藤手帳株式会社
代表者: 代表取締役 伊藤 亮仁
所在地: 〒461-0034 本社:愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363
事業内容: 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造
資本金: 10,000,000円
URL:伊藤手帳オフィシャルサイト https://www.ito-techo.co.jp/
自社ブランドユメキロック直営店 https://www.yumekirock.com/
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