受注率向上のカギは、「ユーザーレビュー」――SaaS企業の営業担当の約9割が、レビューを見たお客様の「高い商談率」や「スムーズな商談運び」を実感
〜理由として、半数以上から「自社サービスの理解があるから」との声〜
ビジネス向けソフトウェアとクラウドサービスのレビュー・比較サイトの「ITreview(https://www.itreview.jp/)」を運営するアイティクラウド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:黒野 源太)は、SaaSを提供している企業の営業担当者105名に対し、ユーザーレビューと営業に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年11月22日〜同年11月24日
有効回答:SaaSを提供している企業の営業担当者105名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ITreview」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.itreview.jp/
- SaaSを提供する企業の64.7%が営業の効率化を実施
・非常にそう思う:18.0%
・ややそう思う:46.7%
・あまりそう思わない:27.6%
・全くそう思わない:6.7%
・わからない/答えられない:1.0%
- 積極的に行っている営業の効率化として、約7割が「SFA/CRMの活用によるステータスの見える化」を実施
・SFA/CRMの活用によるステータスの見える化:67.6%
・顧客データの分析・活用:50.0%
・分業体制での仕組み化(THE MODELの導入など):38.2%
・RPA・BI活用など付随業務の自動化:30.9%
・スクリプト・コンテンツの充実:25.0%
・人材開発・コーチングなど外部ノウハウの導入:20.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:8.8%
- 他にも「コールセンター活用による見込み客発掘」や「電子印活用」などを実施する企業も
<自由回答・一部抜粋>
・55歳:電子印活用。
・55歳:活動計画を共有し、各担当が効率よく動けるようにする。
・53歳:主にOJTの効果が高い。
・60歳:提案書共有。
・65歳:コールセンター活用による見込み客発掘、メルマガ等のデジマ活用。
- 約半数がユーザーの「レビュー」を営業・マーケティング活動に活用
・はい:46.7%
・いいえ:35.2%
・わからない/答えれらない:18.1%
- 85.8%の企業が、自社のユーザーレビューを見たお客様ほど、商談率が高かったり、商談がスムーズに進みやすいと実感
・非常にそう思う:24.6%
・ややそう思う:61.2%
・あまりそう思わない:12.2%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない/答えられない:2.0%
- 受注率が高くなる理由として、半数以上が「お客様が既にサービスの強みを理解している」や「サービスの信頼度が高まる」と回答
・お客様が既にサービスの強みを理解しているから:52.4%
・サービスの信頼度が高まるから:52.4%
・お客様が既に競合サービスとの違いを理解しているから:42.9%
・そもそもレビューの内容に共感する企業が問い合わせをするから:26.2%
・自社でリテラシーの高いリードの区別ができるから:11.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:4.8%
- 他にも「他社事例はお客様が一番欲しがる情報」や「購入意思が高い段階では他者のレビューを気にすると思われる」」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・54歳:他社事例はお客様が一番欲しがる情報なので。
・54歳:対話による理解度の進展は、いろいろな可能性を拡大するから。
・52歳:購入意思が高い段階となった時に、他者のレビューを気にすると思われる為。
・25歳:納得感がある。
・52歳:口コミを見て、高評価だったら購入するお客様が多いので、口コミの高低のレビューを参考にされているお客様が多い。
・65歳:お客様の関心がある項目を事前に把握できる。
- まとめ
SaaS企業の営業担当の約半数が、ユーザーの「レビュー」を営業・マーケティング活動に活用していることが判明しました。活用理由を伺うと、自社のユーザーレビューを見たお客様ほど、「既にサービスの強みを理解している」や「サービスの信頼度が高まる」などで、商談率が高かったり、商談がスムーズに進みやすいと実感していると回答がありました。
インターネットでの情報収集が一般化した今、さまざまな商品やサービスにおいても口コミを調べる人が多くなり、ユーザーレビューの有無が売上を左右するようになりました。DXが重要視される昨今、SaaSを提供する企業が増えており、今回の調査ではSaaS企業においてもユーザーレビューを営業やマーケティング活動に活かす営業担当が多いことが分かりました。自ら売り込み営業をかけずとも、ユーザーレビューを見ていただくだけで問合せを受けるケースも多く、より効率的な営業方法としても注目されています。ユーザーレビューを集めたとしても、活用するためにはより多くのお客様に見てもらう必要があります。SaaS企業の営業活動において、今後はユーザーレビューをどのように集めるか、活用するか、発信するかがカギとなるのではないでしょうか。
ITreview
ITreviewとは、法人向けIT製品・クラウドサービスのリアルユーザーが集まるレビューサイトです。製品検討者においてはユーザーにより投稿されたレビューや製品情報の閲覧ができ、ビジネスの現場で受け入れられている顧客満足度の高い製品を確認できます。また、製品ユーザーにおいては、自身が活用する製品評価をレビューとして投稿でき、自身のIT活用にまつわるナレッジをシェアできます。情報共有、セールス、マーケティング、会計、ITインフラ、セキュリティ、開発などといった620のカテゴリー、約5,500製品とそれらに関するレビューを約10万件掲載しています。
ITreview
https://www.itreview.jp/
アイティクラウド株式会社
IT製品のレビュープラットフォーム事業展開を目的とし、2018年4月に設立しました。「IT選びに、革新と確信を」をミッションにかかげ、企業がテクノロジーを活用する上で必要となる“信頼できる声”や“確かな情報”の集まる場である「ITreview」を同年10月に開設。リアルユーザーの製品レビューを収集・掲載することで、IT選定の透明性を高め、迅速で自信に溢れた意思決定のできる世界の実現を目指しています。
アイティクラウド株式会社
https://itcrowd.co.jp/
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