「審査落ち」のタイムロスを防ぐ。統一後の広告掲載基準に照らし、入稿前に違反リスクを検知する一次判定の仕組みをAXerで追加提供開始

最上級表現の根拠、総額表示、主体者表記、誤認を招く文言を基準の章番号つきで振り分け。最終判断は人が行う

株式会社アイトリガー

株式会社アイトリガーは、マーケティングAXのソリューション「AXer」に、LINEヤフー広告の統一後の広告掲載基準に照らして、広告文とリンク先の規定違反リスクを入稿前に一次判定するリソースを追加し、2026年9月より提供を開始します。2026年4月に広告掲載基準が統一され、LINE広告は10月下旬頃に配信を停止する予定です。移行するクリエイティブは統合後の基準で審査されるため、移行と審査のやり直しが同じ時期に重なります。社内の広告運用業務で構築・運用したうえで、移行を控える企業へ提供します。マーケティングAXの実践例です。


LINE広告の配信停止と新基準への移行

2026年4月1日、Yahoo!広告とLINE広告の広告プラットフォームが統合され、あわせて広告掲載基準も統一されました。媒体の案内によれば、統一後の基準は概ねこれまでのYahoo!広告の掲載基準に基づいた方針で、LINE広告の審査ガイドラインは閉じられ、すべての広告審査は統合された基準で行われます。

統一で判定が変わった項目もあります。たとえば通知バッジを模した表現は、これまで一方の媒体では可だったものも含めて、表示位置に関係なく掲載できなくなりました。動画広告では、明記が必須の項目をサムネイル画像だけでなく動画本体にも入れる必要があります。そしてLINE広告は、2026年10月下旬頃をもって広告配信を停止する予定との発表がされています。

LINE広告で配信していた企業は、LINEヤフー広告のディスプレイ広告へ移行することになります。移行したクリエイティブは、統合後の基準で改めて審査を受けます。加えて、掲載基準はその後も更新が続いています。2026年に入ってからの更新は12件、どの基準がいつ変わったかを担当者の記憶で追いながら、本数の多いクリエイティブを1本ずつ目視する運用は、この時期には間に合いません。

そこで、基準の文言に照らして機械で先に振り分ける仕組みを構築し、社内の広告運用業務で運用したうえで提供を開始します。


目視チェック前の「一次判定機能」

マーケティングAXでは、審査結果を待って直すのではなく、基準の文言そのものをルールに写し取り、入稿前に照合する形で設計します。本リソースは広告文とリンク先の文面を読み、次の3つを出力します。

① 実証データの明記チェック

「最大」「No.1」「日本初」「唯一」のような最上級・絶対的表現を抽出し、第三者によるデータの出典・調査機関名・調査年がクリエイティブ内に書かれているかを確認します。リンク先に書いてあるだけでは足りず、調査年は1年以内である必要があります。該当する基準の章番号を指摘に添えるので、なぜ直すのかを担当者がそのまま説明できます。

② 規定フォーマットの適合チェック

価格が税込の総額表示になっているか、会社名やブランド名などの主体者表記が広告文にあるか、リンク先に主体者の名称・地番までの住所・問い合わせ可能な連絡先が揃っているかを確認します。いずれも内容の良し悪しではなく形式の問題で、審査で落ちたときに最も悔しい種類のものです。

③ 誤認リスクを招く表現の洗い出し

「速報」「緊急」「新着」のように過度な緊急性や通知を想起させる文言は掲載不可の型として抽出します。「公式」は遷移先が自社サイトなら問題ないため、確認対象として分けて出します。

期間限定・初回価格・無料の条件が広告文で読み取れるか、他社比較に実証の記載があるか、効果を断定する表現がないかも、人の判断が要るものとして並べます。一次判定なので、文脈上は問題にならない語も拾います。過去の入稿分は当時の基準で審査を通っていたものであり、統合後の基準に照らし直したときに確認点が出るという点が、今回の移行で起きることそのものです。

画像の判定は本リソースの対象外です。通知バッジの形やロゴの視認性、人体の局部の強調は、人が目視で確認します。また、参照した基準の版を判定結果に明記し、基準が更新されたときにどの版で見たかを追えるようにしています。

当社では、バナーの品質を複数の視点で採点する仕組みを別に提供しています。あちらは表現の良し悪しを中立に測るもので、媒体の規定への適合は点数に含めていません。本リソースはその規定の側を担当し、両方を併用します。

また本リソースは、単体のSaaSツールとしての提供は行わず、AXerが提供するリソース(人・ツール・ノウハウ)の一部として実装します。主体者として認める語、業種ごとの個別基準の適用、要確認の扱いは各社で変わるため、その設計から着手します。


入稿前のリスク可視化でタイムロスを削減

今回実装したのは、審査を通すための言い換え集ではありません。媒体が公開している基準を、人が読んで覚えるものから、機械が毎回照合するものへ置き換える組み替えです。基準が変わるたびに担当者の記憶を更新するのではなく、ルールの版を更新すれば全員の判定が揃います。

審査結果が返ってきてから直すフローから、入稿する前に直す箇所が分かるフローへ。今後は画像・動画の判定、リンク先の自動取得、基準の更新差分の自動追跡へ広げていきます。

本リソースは完成パッケージではなく、各社の出稿媒体と業種に合わせて組み替えます。LINE広告からの移行分の棚卸しからご相談いただけます。


■ AXer サービスページ
https://aitrigger.co.jp/service/axer/

■株式会社アイトリガー(AITRIGGER Inc.)
本社:東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
事業内容:デジタルマーケティング支援(運用型広告・インハウス支援)、マーケティングリソース提供(MRM)、マーケティングAX事業
URL: https://aitrigger.co.jp/

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会社概要

株式会社アイトリガー

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URL
https://aitrigger.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-11-3 Dタワー西新宿16階
電話番号
03-5913-9110
代表者名
小山幸彦
上場
未上場
資本金
9100万円
設立
1997年10月