“閉ざされた歌の場”を特別公開——「ホスト歌会」が「『好色一代男』日本舞踊 山村流 舞ざらえ 第2回」を記念して11月14日(金)に特別開催
俵万智氏ら歌人が伴走する“歌舞伎町の短歌会”を日本舞踊のおさらい会の前に特別公開。ホストたちが一首入魂で挑む「順位戦」をお見逃しなく。

新宿を中心に事業を展開するSmappa!Group(スマッパ!グループ)は、2025年11月14日(金)に通常はクローズドで行われている「ホスト歌会」を「『好色一代男』日本舞踊 山村流 舞ざらえ 第2回」を記念し、一般公開いたします。会場は、新宿・歌舞伎町のホストクラブAWAKE。「『好色一代男』日本舞踊 山村流 舞ざらえ 第2回」を記念した連動企画として公演チケットをお持ちの方はどなたでもご覧いただけます。
■一首入魂の順位戦


普段は先生方とホストのみで行なわれるクローズドの会ですが、今回は「『好色一代男』日本舞踊 山村流 舞ざらえ 第2回」との連動企画として11月14日(金)の公演チケット購入者限定で見学できる「公開ホスト歌会」を開催します。
今回は、特別ルールでの「順位戦」を開催。
通常は「新人コーナー」「準特待生コーナー」「特待生コーナー」に分かれていますが、この日は新人も準特待生、特待生も関係なく一首のみで勝負。
新人が特待生を上回る評価を得ることもありうる、まさに“一首入魂”の真剣勝負です。
複数詠むよりも一首を選び抜く方が難しい――。
たった一首にすべてを込める、ホストたちの言葉の熱をぜひ間近で感じてください。
【ホスト歌会とは】
2018年~出勤前のホストが月に一度集って開催しており、2020年のコロナ禍においては夜の街への外出自粛という歌舞伎町最大の危機の下、営業できない期間を自分磨きの時として、Zoomで歌会や勉強会を続けました。
歌会に参加しているのは、歌舞伎町のホストクラブ「Smappa!Group」の会長・手塚マキと所属するホストたちです。ベストセラー『サラダ記念日』の著者・俵万智氏と、歌壇で活躍する若手歌人の野口あや子氏、小佐野彈氏、短歌研究編集長の國兼秀二氏が6年間、彼らに伴走し、選歌・指南をしてきました。ホスト歌会は、NHKも注目しており、BS「平成万葉集」も取り上げられました。
短歌とは、感情を乗せる言葉の器だ。客との掛け合い、LINEでの営業など、短い言葉を駆使して日常をおくるホストたち。彼らと、千三百年の歴史をもつ日本最古の表現形式=短歌。実は、これほど相性の良いものはないかもしれない。
Smappa!Group,2020年7月2日,「歌舞伎町ホストが短歌を詠む。Smappa!Groupと俵万智・野口あや子・小佐野彈が2年間にわたる歌会をまとめた「ホスト万葉集」発売。」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000042926.html)
【歌舞伎町の男衆の日本舞踊グループ「好色一代男」とは】

「刹那的に遊ぶ場所だけではなく、文化を創出し根付かせる場所を歌舞伎町に創り、育てたい」
「キャストの感性の幅を広げたい」
そんなSmappa!Group会長・手塚マキの想いに、上方舞山村流師範・山村若静紀氏に共感・共鳴いただき2024年より山村若静紀氏のもとで本格的にお稽古をはじめました。
ホストたちは夜の仕事をこなしながら日中に稽古に励み、日本舞踊の基本である「姿勢」「目線」「所作」を通じて身体表現の美しさや“間”を学ぶことで、より粋な男になることを目標にしながら、さらには伝統芸能/日本文化を嗜みとしてお客さまと一緒に楽しめるような存在になることを目指しています。
開催概要
イベント名: 公開ホスト歌会×好色一代男 日本舞踊 山村流 舞ざらえ 第2回
日時:2025年11月14日(金)16:00〜18:00
会場:AWAKE(〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目2-7 ダイカンプラザ星座館地下1階)
主催:Smappa!Group
連動企画:「『好色一代男』 日本舞踊 山村流 舞ざらえ」第2回公演(同日開催)
参加方法:「『好色一代男』 山村流 舞ざらえ」第2回公演チケット購入者のみ見学可
Smappa!Group

新宿・歌舞伎町を中心にホストクラブ、バー、飲食店、ヘアサロン、通所型介護施設、アートスペースなど街やコミュニティにまつわる事業を20年に渡り展開。文化的な活動も積極的に行い、2018年よりをホストが短歌を詠む「ホスト歌会」を毎月開催。歌人の俵万智・小佐野彈・野口あや子(敬称略)を選者に迎え「ホスト万葉集」(講談社/短歌研究社)として書籍化もされた。 2023年には王城ビルとChim↑Pom From Smappa! Groupと共に共同主催の展示プロジェクト『ナラッキー』をプロデュースし、観光客や若者にも真の歌舞伎町の文化に触れる機会を提供する。繁華街だけではなく、歌舞伎町のアートとカルチャーを生きたまま世界に届けるプラットフォームとしても働きかけている。
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