【5月21日】児童虐待撤廃に向けた日本のアクションを議論するシンポジウムを開催!子どもの暴力撲滅の第一人者・国連高官も登壇

特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(東京都杉並区、事務局長:武田勝彦)が加盟するEVAC日本フォーラムは、子どもへの暴力をなくす取り組みの一環として、シンポジウム「子どもに対する暴力撤廃に向けて『いまこそ行動をおこそう!』」を開催します。日本でも子どもへの虐待が増加するなど問題が深刻化する中、国内外の専門家とこども家庭庁を招き、この問題について議論します。
シンポジウム 子どもに対する暴力撤廃に向けて「いまこそ行動をおこそう!」
[日 時] 2025年5月21日(水)14:00~17:00
[会 場] 国連大学 レセプションホール
[参加対象] 若者、サバイバー、市民社会、国際機関、省庁、アカデミア、企業等、子どもに対する暴力撤廃に取り組む関係者の皆さまや関心を持たれる方
[申 込] https://forms.office.com/r/nWLsUWKJx5
※要事前申込。申込のない場合は入場不可
※締切5月16日(金)
[定 員] 100名
[参加費] 無料
[主 催] EVAC日本フォーラム
[問合せ] 特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン inquiry@childfund.or.jp
4分に1人の子どもが暴力で命を落とす現状に終止符を。総勢約1,400名が参加しギネスにも記録された「子どもに対する暴力撤廃のためのグローバル閣僚会議」で高まった暴力撤廃への熱気。
世界では、今も4分間に1人の子どもが暴力の影響で命を落としています。そして毎年、世界の子どもの半数以上(約10億人)が、身体的、性的、または精神的な暴力を受けていると推定されています。
この状況に終止符を打ち、すべての子どもが希望を持って生きられる社会となるよう、2024年11月にコロンビアの首都ボゴタで「子どもに対する暴力撤廃のためのグローバル閣僚会議」が初めて開催されました。会議には、80名の大臣を含む130カ国以上の政府代表、世界各国の子どもや若者、サバイバー、市民社会、アカデミアや専門家、国際機関等、約1,400名が参加し、参加者数でこの分野のギネス記録を達成しました。会場は熱気に包まれ、子どもの暴力をなくすための行動を加速させる決意として「ボゴタ行動要請」が発表されました。
子どもの保護をリードする国連高官ムジート氏がシンポジウム登壇のために来日。子どもへの暴力を無くすために、いまこそ市民と行政が手を取り合って、アクションを。
「子どもに対する暴力撤廃のためのグローバル閣僚会議」の熱気を日本に。今回、子どもへの虐待をなくすアクションを議論するシンポジウムを開催します。子どもへの虐待をなくすために国連機関の中で中心の役割を担う「子どもに対する暴力担当国連事務総長特別代表」のナジャット・マーラ・ムジート氏を迎え、国内の専門家とともに議論します。
■第一部 基調講演 ※逐次通訳あり
ナジャット・マーラ・ムジート氏 子どもに対する暴力担当国連事務総長特別代表
■第二部 パネルディスカッション
中原 茂仁氏 こども家庭庁長官官房 参事官(総合政策担当)
落合 博昭氏 こども家庭庁成育局安全対策課 課長補佐
山田 不二子氏 一般社団法人日本子ども虐待防止学会/一般社団法人日本子ども虐待医学会
武田 勝彦氏 特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン
斎藤 恵子氏 ECPAT/ストップ子ども買春の会
甲斐田 万智子氏 特定非営利活動法人国際子ども権利センター
柴田 哲子氏 特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
モデレーター 大野 容子氏 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
■第三部 懇親会
子どもに対する暴力担当国連事務総長特別代表 ナジャット・マーラ・ムジート氏とは?

2019年7月1日より現職。小児科医のムジート氏は、過去 40年間にわたり子どもの権利の促進と保護に人生を捧げてきた。カサブランカの母子総合医療所において小児科部長および所長、モロッコ人権評議会のメンバーを務めたほか、モロッコの路上で生活し働く子どもたちの保護と社会復帰に取り組む非政府組織「Bayti」の創設者でもある。2008年から2014年には、「子どもの売買、児童売春、児童ポルノ」に関する国連特別報告者を務めた。子どもの保護に関する総合的な戦略や政策、および社会・開発政策の策定、モニタリングの分野における専門家として国際的に活動し、子どもの権利、保護の専門家としてモロッコ国内外の大学で講師を務めた。子どもの権利のために活動する地域および国際的な非政府組織やネットワークのメンバーとして、ソーシャルワーカー、警察機関、教師、裁判官、医療スタッフの研修にも携わってきた。子どもとその権利を守るため献身的に取り組んできた功績により、数多くの賞を受賞している。
EVAC日本フォーラムとは?
2016 年 7 月、SDGsターゲット16.2の達成を目指し、国連事務総長により「子どもに対する暴力撤廃のためのグローバル・パートナーシップ(GPeVAC)」が設立された。GPeVAC の取り組みに共鳴した、CSO Forum(Civil Society Forum of the Global Partnership to End Violence against Children)に参加するNGO の日本支部などが集まり、2017 年 1 月に NGO のネットワークグループ、「子どもに対する暴力撤廃日本フォーラム(GPeVAC 日本フォーラム)」を結成。その後、GPeVAC自体の改変により、2024年に「EVAC日本フォーラム」として再出発。以下の団体により構成されている。
構成団体(団体名アルファベット順):
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特定非営利活動法人 ACE
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特定非営利活動法人 チャイルド・ファンド・ジャパン
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特定非営利活動法人 国際子ども権利センター
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ECPAT/ストップ子ども買春の会
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特定非営利活動法人 ヒューマンライツ・ナウ
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ヒューマン・ライツ・ウォッチ
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特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC)
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一般社団法人日本子ども虐待防止学会
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一般社団法人日本子ども虐待医学会
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公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン
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公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
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公益財団法人 日本ユニセフ協会
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特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン ほか

~チャイルド・ファンド・ジャパンとは~
1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動を行う国際協力NGO。フィリピン、ネパール、スリランカを中心に、スポンサーシップ・プログラム(現地の子どもとの手紙のやりとりなどで成長を見守りながら支援するプログラム)などを通して、子どもたちを支援し続けている。また、11ヵ国のチャイルド・ファンドのメンバー団体で連携し、世界70ヵ国、2300万人の人々へ支援を届けている。
SDGsの目標1、3、4、5、16の達成につながる活動を行い、特に、目標16.2「子どもへの暴力をなくす」の達成に向けて、啓発・アドボカシー活動を通して「子どもの保護」の活動に力を入れている。
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