精密板金の技術を生かしたキャンプギア、金属端材を猫よけに⁉︎ 広島のモノづくり企業 11 社が新製品を発表
GOB×広島県「ひろしまビジネス実験部」がプロトタイプを発表、YouTubeで同時配信
新規事業でESG経営を支援する GOB Incubation Partners株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:山口高弘、以下「GOB」)は、2022年2月25日に、広島県と運営する新規事業開発プログラム「ひろしまビジネス実験部」のDEMODAYをオンラインで開催いたします。DEMODAYでは、高い技術力を持つ広島県内のモノづくり企業11社が、5ヶ月間開発してきた新規事業、新製品のプロトタイプを先行公開します。
ウェブサイト:https://gob-ip.net/hiroshima2021/
ウェブサイト:https://gob-ip.net/hiroshima2021/
■「ひろしまビジネス実験部DEMODAY」とは
ひろしまビジネス実験部は、GOBが広島県と運営する新規事業開発プログラムです。
今回のDEMODAYでは、本プログラムに参加した11社が、新規事業や新製品のプロトタイプを先行公開します。広島県発の、成長の可能性を秘めた新事業にいち早く触れられる機会です。登壇企業の製品に関心がある方のために、個別の面談の時間も設けています。
■広島企業の技術力×新規事業立ち上げの型で「売れる製品」を生み出す
広島県は、製造品の出荷額が中国・四国で1位と、製造業が盛んな地域です。このプログラムは、そうした技術力とビジョンを合わせ持つ県内企業を対象に新領域の事業創造を後押しすることを目的としています。5年目となる今回は、県内のモノづくり企業11社が参加。2021年10月から約5ヶ月間にわたり、新規事業を創造するための活動をしてきました。
本プログラムの特徴は、新製品、サービスとして実際に販売した際に市場で受け入れられる、すなわち売れるモノづくりを企画、試行できることにあります。そのために、自治体や大企業を始め、年間200件以上の新規事業をサポートするGOBが、新規事業開発の型を身に付けるためのプログラムを提供。顧客へのインタビューや試作品による検証を通じて顧客の課題を深く理解していきます。
さらに、事業開発の経験が豊富な社内外のメンター陣がマンツーマンでサポートしています。
■ひろしまビジネス実験部DEMODAY開催概要
・日時:2022年2月25日(金)9:30-17:00
・場所:イノベーション・ハブ・ひろしまCamps/オンライン
・参加:無料
・主催:広島県
・運営:GOB Incubation Partners 株式会社
・詳細:https://gob-ip.net/hiroshima2021/assets/pdf/hiroshima_demoday.pdf
*オンライン参加の場合、登壇企業のピッチや会場の様子を以下のYouTubeでライブ配信します。
配信URL:https://youtu.be/o1sjjXwcFbg
*Youtubeによる視聴は、お申し込みは不要です。ただし、登壇企業との個別面談をご希望の場合には必ず以下のお申し込みフォームより事前のお申し込みをお願いいたします。
■登壇企業との個別面談へのお申込み
「製品の詳細やスペックを知りたい」「今後の展開や取引に関して相談したい」といった方のために、登壇企業との個別面談(1枠15分を予定)を実施いたします。面談をご希望の方は、以下のリンクからお申し込みをお願いいたします。現地参加の場合には対面で、オンライン参加の場合にはZoomを利用したビデオ通話で実施します。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeKn1e3ruaN6TlFmig_2UrUTEAWJCblsDdyu2eyDwGvP8htNQ/viewform?usp=sf_link
*新型コロウイルス感染症の状況によっては、オンラインのみでの開催となる場合もございます。開催形式やその他変更が生じた際には、上記フォームにご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡を差し上げます。
■当日のタイムテーブル
9:30:本プログラムの紹介
9:45:登壇企業ピッチ
14:00:プロトタイプ展示会
16:00:登壇企業との個別面談
17:00:終了
■登壇企業(発表順)
・東洋省力株式会社:日高正典(代表取締役)/津江本学/中村遼子/原健一郎
精密板金加工の技術を活用、機能美を追求した玄人向けキャンプギア
シートメタル(精密板金加工)などを手掛ける東洋省力が、道具にこだわりたい玄人キャンパー向けに機能美を追求して開発したメカニカルキャンプギア(キャンプ用テーブル)。オプションパーツで焚火台やBBQグリルとしても使用可能。
・有限会社広島金具製作所:水ノ上貴史(代表取締役)
金属の端材をアップサイクル、猫よけバリア
雨とい吊金具を製造する広島金具製作所が、その製造過程で生まれる金属の端材を猫よけバリアとしてアップサイクルした。金属製のポップなデザインで、かつ容易にリサイクルできるよう設計した。
・株式会社アイ・エム・シーユナイテッド:田中友望/香川夏輝/今津尚吾(いずれもB to C 事業部)
こどもの作品をデータ化、オリジナルグッズ製造サービス
こどもの手描きの絵や立体的な作品をもとに、オリジナルのグッズを製造できるサービス。工業用模型を製造するアイ・エム・シーユナイテッドがその技術を活かして、こどもの作品をデータとして取り込み、製造する。
・株式会社サイトウミクロ:斉藤康浩(代表取締役社長)
こども向けのモノづくり体験ワークショップ
サイトウミクロは板金のプレス加工などに強みを持つ会社。工作機械やプレス機を使用した製品加工を体験できるこども向けのワークショップを通じて、こどもの創造力を育むと共に、将来のものづくりの担い手を増やす。
・株式会社セブンリバー:沖元信祐(技術開発部)
業務用洗剤の製造メーカーが開発したウィッグ専用消臭剤
業務用洗剤の製造メーカーであるセブンリバーが開発した、ウィッグ用の消臭剤。ウィッグの着用面のニオイとベタつきを解消できる。天然成分でできており、水洗いとは異なり乾燥も不要のため、ウィッグへのダメージが少なく利用しやすい。がん治療患者などの負担を軽くしたいという思いから誕生した。
・株式会社セブンリバー:野坂慎二(技術開発部)
保育園向けのスタイ・タオル・布団レンタルサービス
同じくセブンリバーが開発した、保育園向けのスタイ(よだれかけ)・タオル・布団のレンタルサービス。起案者が子育てをする中で感じた、保護者と保育園双方の負担を解消するために、保育園で毎日使われるスタイやタオル、布団をレンタル品として提供。使用済み品を回収し、自社製専用洗剤で洗い上げ、保育園へ届ける。
・有限会社パッドプランニング:赤木尚人(取締役)
印刷業者が手掛ける、家族向けの体験型プリントサービス
印刷業を営むパッドプランニングが提供する体験型プリントサービス。家族や大切な人と一緒に、プリント技術を使った、スマホケースやジグソーパズル、キャンバスプリントなど思い出に残る製造体験を届ける。
・株式会社新生:湯川真/山本千晶
介護現場の紙の記録をオンライン化、ヘルパーの活動記録をデータ化し業務を補助する
帳票のデータ印刷や加工などを扱う新生が、介護事業者向けに開発した利用記録のオンライン化サービス。介護事業で、訪問介護の内容を紙面で記録したり請求内容をシステムに入力する事務作業がヘルパーの負担になっていることに着目。自社の技術を活かして、紙面の記録をデータとして整理する補助サービスを開発した。
・呉鯨工株式会社:橋本浩一(代表取締役)
生タコを鮮度を保ったまま冷凍、調理しやすく食べやすい串刺し生タコ
主にタコの水産加工や製造販売を手掛ける呉鯨工が、厳選したタコを生の状態で提供する。生タコは鮮度の問題であまり小売店で売られていないが、同社は専門業者の技術を活かして鮮度を保ったまま冷凍。ゆでタコよりも味わいがよく、調理の幅も広がる。串に刺さっているので食べやすい点も特徴。
・株式会社グッドソイルグループ:高橋大海(事業責任者)
東京大学との共同研究で生み出した土壌で落花生を栽培、成分にこだわったピーナッツオイル
グットソイルグループでは、東京大学農学部と3年間の共同研究を経て生み出した土壌で落花生を栽培。それを加工したピーナッツオイルを製造した。近年、健康に良いとして注目を集めている多価不飽和脂肪酸が、標準的な落花生よりも豊富なのが特徴。
・TEGO:中原佑介(代表)
放置竹林問題の解決に向けて週末農業を体験できる施設
放置竹林の問題は、土砂災害や倒壊を引き起こす可能性があるなど、全国的に課題となっている。TEGOでは、この放置竹林を活用。空き家を利活用したゲストハウスに宿泊し、農家の技術指導を受けながら、週末農業を体験できる。竹チップ堆肥や竹チップ発酵槽を利用した発酵食品づくりも可能。
・一般社団法人オーウェル:野村陽一(代表理事)
コミュニティナースによる、イベント開催時の感染予防対策
コロナ禍において、開催困難となっているイベントが多数ある。これに対し、地域で活躍するコミュニティナースが感染症に対する情報を適切に捉え、感染症予防に特化した事前準備や会場設営、当日の感染対策オペレーションなどを行うサービス。
■GOB Incubation Partners株式会社について
GOBは、 新規事業でESG経営を支援する会社です。E(環境)やS(社会)の課題に取り組むと同時に、 これらの持続可能性を考慮した事業を成立させるためには、 G(ガバナンス)の視点が大事になります。GOBでは起業家や事業責任者とともに日々事業を作るなかで、事業開発の型を開発。それをもとに、起業家の価値観・世界観に寄り添い、かつビジネスとしての利益を両立させたESG型の事業創造に取り組んでいます。
体系化した事業開発の型は、起業家だけではなく既存企業での新規事業の開発支援、行政に対する支援などにも導入し、構想からビジネスモデル構築、検証、経営支援まで幅広いサポートを提供しています。輩出事業の創業時にはスタートアップ投資も行い、経営者の伴走パートナーとして持続的なESG経営を支えます。
【会社概要】
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-33-6藤和千駄ヶ谷コープ301号
代表者:代表取締役 山口高弘
設立:2014年8月19日
事業内容:企業向け事業支援(リサーチ、コンサル、ワークショップ、アクセラレーション)、起業支援サービス事業(教育・事業創造)、スタートアップ投資事業
資本金:1,000万円
ウェブサイト:https://gob-ip.net/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像