【展示会・イベント出展者のユニフォーム事情と課題に関する実態調査】ユニフォームの洗濯、まだ現場任せ? 約7割が“個人対応”の実態
展示会の舞台裏で発生している、会社支給ユニフォームの“属人化・準備トラブル・負担感”が調査で明らかに
株式会社ホワイトプラス(本社 東京都品川区、代表取締役社長 井下孝之、以下「当社」)が提供する宅配クリーニング「Lenet(以下、リネット)」は、会社の業務としてイベントや展示会に参加し、「会社から支給されたユニフォームやスタッフウェア」を着用したことがある全国の20代〜60代の方402人を対象に、展示会・イベント出展者のユニフォーム事情と課題に関する実態調査をインターネットで2025年6月17日に実施しましたので、その結果をお知らせいたします。

調査サマリー
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ユニフォームの洗濯対応は「自宅で自分で洗濯」が最多で52.5%、会社主導のクリーニング対応は11.7%にとどまった
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使用後に不満を感じた人は全体の56.7%にのぼり、「洗濯の手間」(24.1%)や「自宅への持ち帰り」(19.4%)が上位に
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ユニフォームの準備トラブル経験者は48.0%と半数近くに達し、「忘れた」「洗濯が間に合わなかった」が計37.3%を占めた
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クリーニング対応へのニーズでは「会場からの直接回収」(26.1%)や「日時・場所の柔軟指定」(21.9%/16.2%)が上位に挙がった
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:会社の業務としてイベントや展示会に参加し、「会社から支給されたユニフォームやスタッフウェア」を着用したことがある全国の20代〜60代の方
有効回答数: 402人
調査実施日:2025年06月17日
調査背景
企業が展示会やイベントに出展する際、統一感やブランドイメージの観点から、ユニフォームやスタッフウェアを着用する機会は広く一般的になっています。
一方で、それらの洗濯やクリーニング、準備、保管といった業務がどのように行われているのかについては、これまであまり注目されてきませんでした。
とくにイベントは短期集中で行われるため、ユニフォームの管理体制が不十分だと、現場の混乱や負担の増加につながる可能性もあります。
加えて、洗濯コストの扱いや、準備の手間に関する対応方針は、企業によってまちまちであることも想定されます。
そこで今回、イベントや展示会において実際にユニフォームやスタッフウェアを着用したことがある方々を対象に、その洗濯・クリーニング対応や準備に関する実態や課題意識について調査を実施しました。
日々の業務の中で起こっているかもしれない“見落とされがちな運用面“を把握し、より良い体制づくりの一助とすることを目的としています。
調査結果
約5割が「自宅で自己洗濯」 展示会・イベント後のユニフォーム管理は現場任せが主流に

まず、イベントや展示会に参加した際のユニフォームやスタッフウェアの洗濯方法について尋ねたところ、最も多かったのは「自宅で自分で洗濯している」で、全体の52.5%を占めました。
続いて「会社が回収し、社内で洗濯している」(13.2%)や「自費でクリーニングに出している」(9.0%)、「会社に経費精算している」(6.5%)と続きますが、会社主導でクリーニング対応しているケースはいずれかの形式を合算しても11.7%にとどまりました。
さらに、「特に決まっていない」(5.2%)、「汚れたまま保管している」(1.2%)といった回答も見られ、明確な運用ルールや管理体制が整っていない現場も少なくないことがうかがえます。
全体として、約9割が自己対応もしくは支援体制が曖昧な状況にあり、属人的な運用が根強い実態が明らかとなりました。
こうした背景を踏まえると、現場任せのユニフォーム管理を見直し、より一貫性のある支援体制を整えることが、衛生面の確保や業務効率の向上においても有効と考えられます。
とくに、洗濯・クリーニングの工程を外部リソースに委ねる発想は、スタッフの負担軽減にもつながり、企業としての運用体制の質を高める選択肢の一つになり得るでしょう。
「洗濯の手間」に4人に1人が不満 ユニフォーム使用後の“後処理”が現場の静かな負担に

前問では、ユニフォームの洗濯対応が現場スタッフの自己対応に偏っている実態が明らかになりましたが、次に、使用後に感じた不満点について尋ねたところ、最も多かったのは「自分で洗濯する手間が不満だった」(24.1%)でした。
続いて「汚れたまま自宅に持ち帰らなければならない」(19.4%)、「クリーニング費用を自己負担すること」(14.2%)と続き、イベント後の“後処理“に関する負担感が目立つ結果となりました。
また、「クリーニングの精算が煩雑」「保管や運搬が大変」といった回答もあり、個人に依存した管理体制によるストレスや非効率性も浮かび上がっています。
一方で「特に不満はなかった」とする回答も43.3%見られましたが、これは必ずしも課題がないというより、運用状況や参加頻度により“偶然不満が表面化していない“ケースもあると考えられます。
こうした結果は、ユニフォームの取り扱いが属人的に任されている現場ほど、見えにくい負担が蓄積している可能性を示しており、企業としてより一貫性のある支援体制の整備が求められる状況といえるでしょう。
展示会・イベントのユニフォーム準備、2人に1人が“トラブル経験あり”
現場任せの体制が当日トラブルを引き起こす背景に

続いて、イベントや展示会当日におけるユニフォーム準備の状況について尋ねたところ、「忘れて着用できなかった」(15.7%)、「洗濯やクリーニングが間に合わなかった」(14.2%)、「両方を経験したことがある」(7.4%)といった“着用不能“のトラブル経験者が計37.4%にのぼりました。
さらに、「着用には支障がなかったが準備不足で慌てた」(10.7%)という“ヒヤリ“経験も含めると、全体の48.0%が何らかの準備トラブルを経験している実態が明らかとなりました。
一方で「そのような経験は一度もない」と回答した人も52.0%と半数に達していますが、これは現場の属人的な対応によって“偶然“回避されているだけのケースも多いと考えられます。
ユニフォームの管理・運用が個人任せになっている現状では、突発的な忘れ物や洗濯遅れといったトラブルが再発しやすい土壌が残されたままです。
このような背景を踏まえると、企業側が“備えの仕組み“としてユニフォーム管理を支援する体制を構築することが、トラブル防止や現場支援の観点からもますます重要になってきていると言えるでしょう。
約6割が「柔軟なクリーニング対応」を希望。イベント後の業務を支える仕組みづくりにニーズ

最後に、ユニフォームやスタッフウェアのクリーニングにおいて「必要だと思うこと」について尋ねたところ、「イベント終了後、会場から直接回収してもらえる」(26.1%)が最も多く、次いで「回収・配送の日時を柔軟に指定できる」(21.9%)、「回収・配送の場所を自由に指定できる」(16.2%)と続きました。
これらの結果から、現場のスケジュールや運用体制に寄り添う“柔軟な仕組み“へのニーズが特に高いことがうかがえます。
加えて、「少量でも対応してもらえる」(13.4%)、「大量でも対応してもらえる」(8.0%)といった対応規模の幅や、「法人として請求書払いができる」(12.9%)、「個人のクレジットカードで利用できる」(8.2%)といった決済手段の多様性も重視されていることがわかりました。
一方で「特に必要だと思うことはない」と回答した人も37.8%と一定数存在しており、現在の属人運用を受け入れている層や、課題が表面化していない現場があることにも留意が必要です。
とはいえ、こうした結果は、今後の運用トラブルや業務負担を防ぐうえで、企業側が“備えの体制“を整えていくことの重要性を物語っていると言えるでしょう。
まとめ
現場任せのユニフォーム管理が、見えない負担やトラブルを生んでいる
展示会やイベントの現場では、ユニフォームやスタッフウェアの着用が“あたりまえ“になっている一方で、その管理や洗濯、準備に関する業務は、依然として現場スタッフに委ねられているのが実態のようです。
調査では、イベント終了後の洗濯について「自宅で自己洗濯」と答えた人が過半数を占め、クリーニング手配や費用精算を含めても約9割が個人対応や曖昧な運用の中でやりくりしていることが明らかになりました。
また、実際に「洗濯が間に合わなかった」「忘れて持って行けなかった」といった準備段階でのトラブルや、「クリーニング費用の自己負担が不満」「持ち帰るのが面倒」といった声も多く、日々の業務の裏側で静かにストレスや非効率が積み重なっていることが浮き彫りとなりました。
こうした中で、現場からは「会場からの直接回収」や「日時・場所の柔軟指定」といった、より実情に即した仕組みの必要性も多数挙がっています。
裏を返せば、いまだ属人化された運用が主流であるがゆえに、トラブルが起きるのも、誰かの負担で何とか回っているのも“当たり前になってしまっている“のかもしれません。
見過ごされがちな展示会やイベントでのユニフォーム管理。そこには、業務の効率化や衛生管理の面でも、大きな改善の余地があることが、今回の調査から明らかとなりました。
企業・法人様もリネットにおまかせ!宅配でラクちんクリーニング

展示会やイベントで着用するユニフォームやスタッフウェア。
清潔を保つことは欠かせませんが、「クリーニングの持ち運びが面倒」「業務後に店舗に行く時間がない」「コスト負担が大きい」などの悩みを抱える企業も多いのではないでしょうか?
【リネットなら解決!】
特徴1:集荷場所や日時が自由
預け・受取り場所を、日本全国からお選びいただけます。日時指定もできます。
(例:イベント会場でユニフォームを引き取り、クリーニング後にオフィスにお届けも可能)
特徴2:スマホやPCから24時間申し込み
スマホやPCから申し込みが24時間できるため、従業員も管理者もラク。伝票記入や配送手配も必要ありません。
特徴3:店舗に持ち運ぶ手間を削減できる
従業員が店舗や会場に持ち運ぶ手間を削減し、業務の効率化や、不満の解消につながります。
毎日の仕事をより快適に、より働きやすい環境にするために、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?
Lenet(リネット)の法人向け宅配クリーニングの詳細については下記のサイトよりご覧ください
■株式会社ホワイトプラスについて
ホワイトプラスは「新しい日常をつくる」というビジョンのもと、「テクノロジー × リアル」を軸に、まだ手がつけられていない日常生活の課題をテクノロジーで解決し、世の中に新しい価値を提供することで、世の中の人々のライフスタイルや日常をより豊かにすることを目指しています。
所在地 : 東京都品川区西五反田 7-20-9 KDX 西五反田ビル 8F
代表者 : 代表取締役社長 井下孝之
設立 : 2009年7月
URL : https://www.wh-plus.co.jp/
●宅配クリーニング「リネット」 https://www.lenet.jp/
-リネット(衣類)
-ふとんリネット(布団)
-くつリネット(靴)
-リネット PREMIUM CLOAK(クリーニング付保管サービス)
-企業・法人様向けクリーニング https://www.lenet.jp/biz/
※Lenet およびリネットの名称、ロゴは、日本国およびその他の国における株式会社ホワイトプラスの登録商標または商標です。
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