USEN-NEXT HOLDINGSとZENKIGEN、「就活維新 -RecruiTech® for U.-」にて、動画AI解析を用いた面接担当者のスキル可視化に着手

AIによって面接担当者のスキル・個性を定量化し、面接担当者育成と応募者体験の向上を目指す

株式会社ZENKIGEN

HR Techスタートアップ 株式会社ZENKIGEN(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:野澤 比日樹、以下、ZENKIGEN)は、株式会社USEN-NEXT HOLDINGS(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:宇野 康秀、以下USEN-NEXT GROUP)の新卒採用において、動画AI解析を用いて面接担当者のスキルを可視化し育成する取り組みを開始したことをお知らせいたします。


 USEN-NEXT GROUPでは、「就活維新 -RecruiTech® for U.-」というコンセプトを打ち出し、氏名・生年月日・メールアドレスの3つの情報だけでエントリーできる「Simple Entry」や、選考を受ける回数や選考内容・面接担当者まで自由に選択することができる「Free Style セレクション」、履歴書やエントリーシートを一切不要とし、代わりに自己PR動画を投稿していただく「スマートPR※」などを導入。これまでの就職活動の「あたりまえ」にとらわれない革新的なリクルーティングスタイルを目指しています。
 
 上記のスマートPRでは、これまでZENKIGENが提供する採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」を活用した動画AI解析を実施し、その解析結果を全応募者へフィードバックする「AIフィードバック」を行ってまいりました。
 このたび新たに開始する面接担当者スキルの可視化は、「就活維新 -RecruiTech® for U.-」の一環として、面接担当者の育成に動画AI解析を活用します。
 
 応募者の皆様が “より自由に、それぞれに合ったスタイルで就職活動を進めることができ、最高の面接体験をすることができる” そんな新しい常識を、DXを活用した採用手法を積極的に取り入れながら実現していきます。
 
 ※自己PR動画(スマートPR)はエントリーシート代わりとなるものですので、それ自体で合否を判定しません。ご提出いただいた方全員を次の選考へご案内します。
 
 ■動画AI解析を用いた面接担当者スキルの可視化について
 面接の動画データから、応募者と面接担当者の「表情の動き」や「発話比率」などを面接品質の指標としてAIが解析し、定量化します。面接中及び面接終了後に解析データに基づいたフィードバックを面接担当者へ行い、コミュニケーションの改善を促します。さらに、面接担当者の笑顔度や相槌回数などを振る舞いの指標として分析し、面接担当者ごとの個性に応じて複数のタイプ別に分類します。これにより、各タイプごとの傾向や改善点などが把握可能となり、応募者のより良い面接体験を実現するために効果的な面接担当者育成・研修を行うことが可能となります。
 
 ■主な導入効果
 1)エントリーから面接終了までの一連の選考体験の向上
 客観的な指標に基づいて面接担当者ごとのスキルや個性を定量化することにより、面接担当者と応募者を適切にマッチングし、最適なフィードバックを応募者に提供できます。応募者にとっても相性の良い面接担当者と面接を実施することができるため、より公平性の高い選考体験の提供につながります。
 
 2)応募者が自身の魅力を最大限発揮できたと感じられる面接の実現
 面接終了後のみならず、面接の最中からAI解析データに基づいたフィードバックを面接担当者に行うことにより、面接担当者が自発的にコミュニケーションの改善アクションを実践することを促します。応募者は自身で選択した面接担当者と適切なコミュニケーションを取りながら面接を実施できるため、自身の魅力を最大限に発揮することが可能となります。
 
 3)「熟達面接担当者」のスキルを可視化し、より良い面接の型を創出
 客観的なデータに基づいて応募者体験の良い「熟達面接担当者」のスキルを可視化することにより、目指すべきモデルケースを導き出すことができます。多数の面接担当者からスキルが不足する面接担当者を効率的に特定し、モデルケースをもとにした効果的な育成研修を行うことで、より良い面接の型を創出します。
 
 ■株式会社USEN-NEXT HOLDINGS 執行役員 コーポレート統括部長 住谷 猛様 コメント
 面接官スキルの可視化は人材採用における永年の課題でした。人事部にとって面接はブラックボックスであり、面接官スキルは属人的なナレッジの中に閉じて存在しています。今回の取り組みにより、面接官スキルの可視化が有効的に実現することは、優れた面接官の育成に大きく貢献するでしょう。また応募者と面接官の最適なマッチングは、より公平かつ有用な面接体験を創出することにつながります。HRテックにより、働く人と企業のより良い出会いがより多く生まれることを大いに期待しています。
 
 ■株式会社ZENKIGEN 代表取締役CEO 野澤 比日樹 コメント
 当社は採用DXサービス「harutaka」の提供を通じて、企業の採用関係者と応募者の双方にとってより人間的でより生産的な採用・就職活動の実現を目指してまいりました。
 この度の取り組みでは、これまで蓄積された動画データと当社のAI技術を用いて、面接担当者一人ひとりのスキルや個性、強みを客観的に定量化し、応募者との最適なマッチングを行うことにより、面接担当者のバイアスや相性に左右されない、より公平性の高い面接体験の提供を目指します。USEN-NEXT GROUP様が掲げる「就活維新 -RecruiTech® for U.-」という革新的な採用手法に加え、テクノロジーを活用して採用プロセス全体を高度化し、“人”の可能性を最大化する採用・就職活動のご支援を推進してまいります。
 
 ■本取り組みで用いるAI技術
 ZENKIGENでは、自社が保有する300万件以上の動画データをもとに、深層学習などの技術と採用領域の専門的知見を活用し、面接の解析に特化した独自のAIモデルを構築しています。このAIモデルを活用することにより、応募者と面接担当者のコミュニケーションを、発話内容などの「言語情報」と表情や身体の動きなどの「非言語情報」を定量化し、時系列で解析することが可能となります。
 面接のコミュニケーション解析に加えて、適性検査や面接担当者の評価結果などの動画以外の採用データも含め総合的に分析することで、面接担当者ごとの特性や採用貢献度を定量化します。これにより採用プロセスにおける課題点を抽出し、効果的な改善施策を実施することができます。
 
 ■株式会社ZENKIGENについて
 「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」というビジョンのもと、2017年10月に創業。HR Techスタートアップとして、採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」、1on1改善サポートAI「revii(リービー)」を提供。2018年より、東京大学 道徳感情数理工学社会連携講座との共同研究に取り組み、コミュニケーションから多様な個性をもつ同僚との共感度を科学計測し、その人の隠れた能力や得意とする分野を伸ばせるようにする技術の研究を推進。2021年12月時点で累計22.5億円の資金調達を行い、人工知能により人の感情や感性を扱うコンピューター技術であるアフェクティブ・コンピューティングの研究開発に注力し事業化を手掛ける。
 
 
 ■会社概要
 会社名:株式会社ZENKIGEN(ゼンキゲン)https://zenkigen.co.jp/
 代表者:野澤比日樹
 所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル6F
 設立:2017年10月
 事業内容:
 ・採用DXサービス「harutaka(ハルタカ)」の企画・開発
 ・1on1改善サポートAI「revii(リービー)」の企画・開発
 ・パートナーとの共同研究機関「ZENKIGEN Lab(ゼンキゲンラボ)」の運営
 ・オンライン人事コミュニティ「ZINZIEN(ジンジエン)」の運営

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URL
https://zenkigen.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目3−1 城山トラストタワー 21F
電話番号
03-4362-7964
代表者名
野澤比日樹
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年10月