明智光秀ゆかりの地の高校生が企画「アフター大河バトンプロジェクト」 日本最大級の学びの祭典「全国高校生マイプロジェクトアワード」に京都府代表として出場決定!

75プロジェクトから選出! 開催:2023年3月24日~26日

京都府福知山市

明智光秀ゆかりの地にある福知山高校の生徒が主体となって、全国各地の高校生が大河ドラマをきっかけにつながり、相乗効果で地域活性化を目指す「アフター大河バトンプロジェクト」が、日本最大級の学びの祭典「全国高校生マイプロジェクトアワード2022」の京都府Summitの選考を勝ち抜き、2023年3月24日(金)から26日(日)に行われる、全国Summitに京都府代表としてオンライン出場することが決定しました。
 

  • 全国高校生マイプロジェクトアワードとは
 全国高校生マイプロジェクトアワード(主催:全国高校生マイプロジェクト実行委員会 後援:文部科学省)は、探究学習マイプロジェクトに取組んだ全国の高校生が一堂に会し、活動の発表、参加者との対話を通して次の一歩を考える、日本最大級の「学びの祭典」で、今年で10回目の開催となります。
 高校生が主体性を持ち、社会に参画するきっかけづくりとして、高校生自身が地域やコミュニティの課題解決のために取り組む場として開催されています。また一番優秀とされるプロジェクトには、「文部科学大臣賞」が授与されます。
 福知山高等学校が取組み、福知山市が支援した「アフター大河バトンプロジェクト」が京都府内から応募があった75プロジェクトから京都府代表として選抜され、3月24日から26日に開催される全国Summitに出場します。

全国高校生マイプロジェクトアワード 全国Summit
2023年3月24日(金)~26日(日) オンライン開催
https://myprojects.jp/news/17009/

■(参考)京都府Summit
2023年1月21日(土)に龍谷大学及びオンラインで開催され、京都府内の75プロジェクトから、「アフター大河バトンプロジェクト」(福知山高等学校・福知山市)と「丹後水中考古学プロジェクト」が選ばれました。
 
  • アフター大河バトンプロジェクトとは
 本プロジェクトは、福知山高校の生徒が、地域ゆかりの武将・明智光秀が主人公の大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年~21年放送)で活気づいたまちの盛り上がりを持続させるために発案したもので、高校生を対象にした問題解決・提案型の全国大会「デザセン2021」で上位10傑にも入りました。また福知山市が主催する、主体的に行動できる「光秀マインド=まちづくりへの挑戦心」を持った人材を育成するための事業「若者まちづくり未来ラボ事業」のプロジェクトです。

作成したチラシ作成したチラシ

 大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀ゆかりの地にある福知山高校の生徒が主体となって、全国各地の高校生が大河ドラマをきっかけにつながり、相乗効果での地域活性化をめざし活動しています。
 その一環として、2022年度は各地にゆかりのある大河ドラマをテーマにした黒板アートグランプリ大会を豊岡市出石町にある最古の芝居小屋「永楽館」にて2022年12月17日に開催しました。
 『麒麟がくる』(2件)、『青天を衝け』、『鎌倉殿の13人』、『八重の桜』がテーマの作品が制作され、Zoom参加の深谷商業高校と鎌倉女学院中・高等学校を含む出場5校が制作時のエピソードや作品に対する思いなどを発表し、審査員から質問やコメントがありました。
 作品のメッセージ性、華やかさ、プレゼン内容などから厳正な審査の結果、鎌倉女学院中・高等学校の作品「鎌倉 由比ヶ浜、日射る」がグランプリに選ばれました。

 グランプリ審査の依頼や出場各校への参加賞・グランプリの賞品として用意した地元のお菓子の選定、協賛依頼、大会の司会進行なども主体となった福知山高校の生徒が行い、作品制作以外にも多方面に活動する機会となりました。また、グランプリ大会の様子は参加校のHPや高校生新聞オンラインなどにも掲載され、昨年より多くの人の目に触れるプロジェクトとなりました。
 プロジェクトメンバーは、「このプロジェクトをきっかけに、全国各地のアフター大河の地の若者が様々なまちおこしを企画してほしいです」と思いを述べました。

グランプリ大会発表の様子グランプリ大会発表の様子

  •  黒板アートグランプリ大会 参加校名 / 作品タイトル
○京都府立福知山高校 / 「麒麟がくる」

美術部と美術部卒業生とがそれぞれアイデアを持ち寄ってデザインを作成させました。イラストは、光秀を古代人と現代人が挟むように麒麟にまたがり、過去から未来へのつながりを表現しています。朝焼けの市街地を駆ける姿を描き、将来への希望、福知山の魅力を凝縮して表現しました。麒麟の迫力を表そうと陰影にこだわりました。廃校の黒板を利用して制作しました。一般公開もして多くの方に見ていただき嬉しかったです。


〇兵庫県立柏原高校 / 「麒麟がきた」

モチーフは地元の「黒井城跡」山頂の夕暮れです。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」放映時に同ドラマが丹波市にもたらしている影響を探る授業の中で登りました。戦国時代の山頂からの眺めに想いを馳せ、夕陽のまぶしい斜光が差し込む山頂で、男女2人の生徒が太陽に向かってたたずむ情景をパノラマサイズで撮影し、黒板アートに仕上げました。普段使わない画材を使ったので新鮮でした。


○埼玉県立深谷商業高校 / 「白雲を突き抜ける渋沢栄一翁」

白雲を突き抜ける渋沢栄一翁の姿をテーマとし、上に向かって昇りつめていく躍動感が感じられるような作品を目指しました。1~3年生12人で制作したこの作品は、それぞれの得意分野によって分担し、細かい所までこだわって作りました。黒板アートは間違えた所を気軽に消せたりと、メリットもありますが、重ね塗りをすると色が落ちてしまうなどのデメリットもありました。そんな黒板アートならではの性質に苦戦しながらも、工夫を重ねることで理想の作品を作り上げることができました。

 
○鎌倉女学院中・高等学校 / 「鎌倉 由比ヶ浜、日射る」

朝日が昇る鎌倉の由比ヶ浜、流鏑馬をモチーフに太陽を貫き「鎌倉から未来を切り開く」というテーマで描きました。流鏑馬は鎌倉時代に源頼朝が催行し鶴岡八幡宮で今もなお続く武技です。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のオープニングの雰囲気を参考に美術部の中学生、高校生15人程で取り組みました。黒板アートは初めての挑戦でしたが、試行錯誤しながら黒板の地を生かした表現を見つけていくことができたと思います。鎌倉時代の戦乱の世の武士の力強さ、緊張感が伝わったら嬉しいです。


○兵庫県立出石高校 / 「夫婦散歩」

今回私たちは「八重の桜」という大河ドラマの作品を選びました。作品で描かれている時代は明治元年。鳥羽・伏見の戦いや戊辰戦争があった頃です。争いが多く、心に余裕を持つのが難しかったのでは無いかと思い、「夫婦散歩」というタイトル兵庫県立出石高校「夫婦散歩」をつけました。また、出石の名物とも言える出石城跡をモチーフに夫婦で並び、ゆったりとした時間を過ごせたら良いなと考え、出石城跡の風景を選びました。ドラマのタイトルに「桜」とあるので、桜の景色もあればより幻想的になるのではと思い、八重と、一人目の夫である川崎尚之助の周りに桜の木や花弁を散らしました。激動の時代に八重は生まれ、壮絶な人生を歩みましたが、今回描いた黒板アートで、もし八重と尚之介が尚之介の故郷である出石へ二人で訪れていたならばこのような桜の景色が見られていたかもしれません。出石城の瓦や、木の葉っぱなど細かいところも注目して見て欲しいです。

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会社概要

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府福知山市字内記13-1
電話番号
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代表者名
大橋 一夫
上場
未上場
資本金
-
設立
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