「Mastercam 2025」が登場 – 生産性を劇的に改善する5つの新機能を紹介!
株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、世界No.1のインストール実績を誇る3D CAD/CAMシステム「Mastercam」の新バージョンが、2024年9月10日にリリースされたことを発表します。最新バージョンである「Mastercam 2025」は、さらなる操作性と効率性を追求し、加工現場のニーズに応える多彩な機能が追加されました。
生産性を劇的に改善する5つの新機能を紹介!
①3軸バリ取り機能(有償オプション)
Mastercam 2025では、待望の3軸バリ取り機能が追加されました。これまでMulti-Axisのみで利用可能だったこの機能が、ついにオプションモジュールとして登場し、ツールパス作成の効率が飛躍的に向上しました。キャンディミルやボールエンドミルといった工具に対応し、複雑な形状の加工もスムーズに行えます。
②偏差解析機能の強化
Mastercam 2025では、サーフェス、曲線、点などの間での偏差解析が可能となりました。これにより、加工物の精度をより細かく分析することができ、複雑な形状の精度管理がさらに容易に。加工ミスの防止や高品質な製品作りに役立ちます。
③工具負荷を減らす多数の機能が追加
新バージョンでは、工具負荷を軽減する機能が多数追加され、操作性が向上しました。リードイン/アウトの設定を簡略化し、加工径や工具径の入力作業を省略。送り速度や回転数の設定も個別に調整可能となり、加工の精度を高めると同時に、工具への負担を減らします。さらに、切削/主軸方向の可視化や円周上の送り速度の自動計算機能も追加され、ヒューマンエラーを防ぎやすくなりました。
④荒取りと仕上げの一体化による工具破損の最小化
従来は、荒取りと仕上げをそれぞれ別のオペレーションで作成する必要がありましたが、Mastercam 2025では、これらを一体化することで視認性が向上し、パス作成の手間を大幅に削減することができるようになりました。さらに、「工具損傷最小化」オプションを有効にすることで、荒取り工程で加工していない箇所に仕上げパスが出力されないように設定が可能です。これにより、工具に無駄な負荷をかけることを防ぎ、摩耗や損傷を最小限に抑えることができます。
⑤ソリッド穴選択の機能強化
穴選択時にウィンドウ選択機能が強化され、境界ボックス内に含まれるセグメントの追加や削除がよりスムーズに行えるようになりました。穴選択時に最初に選択した穴(シード)を基準にして、複数の一致する穴を一度に選択・操作することが可能となり、穴の選択が容易になり、操作の手間が削減されました。
最新機能はまだまだ多数ございます。「Mastercam 2025」が提供する最先端の機能で、製造現場の生産性を最大限に引き上げましょう!
システムクリエイトについて
システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広く提供しています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼もお受けしています。
■会社名:株式会社システムクリエイト
■代表者:代表取締役 川上 正義
■設 立:1992年6月19日
■本社所在地:大阪府東大阪市荒本新町1-20
■TEL:06-6618-8555
■FAX:06-6618-8566
■事業内容:3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート
・ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)
・3Dプリンター / 3Dスキャナー
・工作機械
(マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)
・3D技術代行サービス
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